月別アーカイブ: 2019年2月

プレゼント情報☆

来週月曜、2月11日に銀座蔦屋書店にてトークを開催します。この有料トークの高額木戸銭(2000円)のお値段に「どうしよう?」と二の足を踏んでいるそこの諸君に朗報で〜す。なんと!当日イベントに参加してくれた皆様全員に《戦力外シール&特製コースター》を特別プレゼント!

数日前、担当者から知らされた『申込み人数0』の報告は、私の不人気を裏付ける衝撃的な悲報でした…。この悲惨な数字を挽回しようと考案したのが(以下の写真) 手作りグッズ2点です。これで申込み人数が伸びない(というかゼロ) 要因の1つ、観覧料金が高めという印象を操作できるかな?私はこの手作りシール&コースターに集客効果を期待し望みを託す!
既製品には無い不安定さが魅力のオリジナルグッズが手に入るのは、11日(月)「予感の帝国」刊行記念トーク会&サイン会 (於:銀座蔦屋書店) 会場だけです。皆様のご来場を心よりお待ちしております!

〈戦力外シール〉
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 消しゴムに深く刻まれた「戦力外」
この不名誉な烙印シールを好きなところに貼っちゃおう!

〈かざまランド・コースター〉
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選べない絵柄はカワウソ・家鴨・山・トーチカの4種類!
私はこれをイベント定員分の50枚描いた (余剰まちがいなし)

【再度告知!】
『予感の帝国』刊行記念トーク会 &サイン会
かざまランドへようこそ!〜サチコとアートと〇〇と。

登壇: 中尾拓哉・風間サチコ
場所:銀座蔦屋書店ブックイベントスペース

日時:2月11日 (月)  19:30〜21:00

*定員50名(要申込)*参加料 2000円*オマケつき
→詳細情報はコチラ

分析:蜘蛛の巣グラフ

掲載誌面の写真を送ってもらっただけで、現物が手元になかった『芸術新潮2月号』を先日入手しました。記事を確認すると見開きページ以外に、縄文から現代に至る奇想の系譜の数々が、子気味良いタイトルで分類されたコーナーにもディスリンピック画像があり、奇想の傾向が点数化されたグラフも添えられていました。
さて、私の点数はというと…「異様・やりすぎ5点(満点)、役立たず・怖い4点、アニミズム・キッチュ3点、イノセント2点、かわいい1点」という評価で、異様とやりすぎ感が満点と突出し、かわいいは1点しかもらえなかった。
この分析結果を眺めて発見したことは、点数の低かった〈イノセント・かわいい〉が抜きん出ている作品をこの特集から探し出し、そこから私の不足する要素を学べば、このいびつな蜘蛛の巣グラフがバランスのとれた八角形の図形になる、ということです。では、私の作品に足らない無邪気さと可愛さを過剰に備えた作品とはどんなものか?以下がその参考とすべき先人の優秀作品です。

〈ウヒョ〜!かわいさ満点!〉
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イノセント・キッチュ・かわいらしさ5点満点の羨ましい作品。
これは人体に巣食う病気の虫で、左下の獣のような虫〈脾積〉は「甘いものが好きで歌を歌う」と書いてあり、その点は私に似ている。(それが何の病気の原因になるのか?)

〈イノセント満点!隻手の音声〉
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両手を叩くと音がするが、片手だけの場合どんな音がするか、それを報告しなさい。という白隠創案の禅問答を描いた隻手の図。「技巧を捨てて世俗化に抗う」白隠スタイルは理想だけど、やりすぎ満点の私には無理だな….中の字が異様に巨大で細長い書画《動中の工夫 静中に勝ること百千億倍》なら私にも実行できそう!(デスクワークに飽きて外をウロウロ歩いちゃうから)

〈やりすぎ満点!縄文ブーメラン〉
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左様!山下先生の分析どおり、私の作風は異様且つやりすぎの傾向にある。そしてその原点は縄文のアニミズム宇宙に存在する。付け加えれば、縄文はブーメランの軌道ではなく永劫回帰の円環上にあるというのが私の持論だ。

現状維持

眼鏡のレンズをティッシュでゴシゴシ拭いたら、一点の曇りがどんどん広がり、疾走するバイソンの形になった(それは汚れではなくレンズのコーティングが剥離した傷だった)。これはいけないと、バイソンが視界を遮り危険度の増した眼鏡をかけたまま、急ぎ足で二子玉川の眼鏡店へ向かう。
検眼係から「お仕事は書き物ですか?」と訊かれ「(どちらかというと)書き物です」と答えると「では、このままの度数の方が良いですよ」と助言され、旧眼鏡同等の〈遠くがよく霞む眼鏡〉を新調することとなった。(その度数はたったの0.5)

その前の日。近所の染髪専門店で「髪を茶色にしてください」とお願いすると「美容室でないので無理です」というので、今まで同様の暗色にしてもらった。茶色だと円形ハゲから生えてきた新生白髪だけが明るく染まり、所謂メッシュのように浮いてしまうと親切に教えてくれたあの人は、美容室でないので美容師ではない。(何という職業か?)

そのまた前日。実家の父「これは新しく買った携帯なのか?」私「そうだよ。前のと全く同じ機種だよ」父「古い型だから安かっただろ?」私「auショップだから値引きは無いよ」という会話をした。だがしかし、この一連のやりとりはスマホ買換え直後 (昨年12月上旬) に交わされた会話と一言一句すべて同じで、新旧の判別不能な新スマホのせいで、あたかも録音を再生したかのような奇妙な繰返し現象が起きた。(不思議だね!)

(マイナーチェンジ)
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〈時代は新幹線から恐竜へ…〉旧スマホと寸分たがわぬ新スマホとの差別化を図るため、とりあえず新作カバーを装着させた。この黄金色のキラキラ恐竜スマホが落ちてたら私に届けてね!