日別アーカイブ: 2019年2月3日

現状維持

眼鏡のレンズをティッシュでゴシゴシ拭いたら、一点の曇りがどんどん広がり、疾走するバイソンの形になった(それは汚れではなくレンズのコーティングが剥離した傷だった)。これはいけないと、バイソンが視界を遮り危険度の増した眼鏡をかけたまま、急ぎ足で二子玉川の眼鏡店へ向かう。
検眼係から「お仕事は書き物ですか?」と訊かれ「(どちらかというと)書き物です」と答えると「では、このままの度数の方が良いですよ」と助言され、旧眼鏡同等の〈遠くがよく霞む眼鏡〉を新調することとなった。(その度数はたったの0.5)

その前の日。近所の染髪専門店で「髪を茶色にしてください」とお願いすると「美容室でないので無理です」というので、今まで同様の暗色にしてもらった。茶色だと円形ハゲから生えてきた新生白髪だけが明るく染まり、所謂メッシュのように浮いてしまうと親切に教えてくれたあの人は、美容室でないので美容師ではない。(何という職業か?)

そのまた前日。実家の父「これは新しく買った携帯なのか?」私「そうだよ。前のと全く同じ機種だよ」父「古い型だから安かっただろ?」私「auショップだから値引きは無いよ」という会話をした。だがしかし、この一連のやりとりはスマホ買換え直後 (昨年12月上旬) に交わされた会話と一言一句すべて同じで、新旧の判別不能な新スマホのせいで、あたかも録音を再生したかのような奇妙な繰返し現象が起きた。(不思議だね!)

(マイナーチェンジ)
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〈時代は新幹線から恐竜へ…〉旧スマホと寸分たがわぬ新スマホとの差別化を図るため、とりあえず新作カバーを装着させた。この黄金色のキラキラ恐竜スマホが落ちてたら私に届けてね!