日別アーカイブ: 2020年4月20日

キツネ目の町

この四角い塔の内部の狭い石段をどれだけ下ったのだろう?私を含む5~6名の女性グループは出口を求めてひたすら螺旋階段をぐるぐると降り続けているのだ。最後尾の私は少々痺れを切らし前を歩く2名を追い抜いた、とその時、私の代わりに最後尾になった人が何かに憑依され「これでやっと皆を突き落とすことができる」と男の声で呟いた。それを聞いた一同は真っ青になり我先にと転がるように階段を降り(案外早く)地上に脱出することができた。
塔の外はショッピングモールの駐車場で、今度は何事もなかったかのように井戸端会議が始まった。すると私を除く全員が滋賀県出身だと判明し、ずっと地元の話題でもちきりなので、どうにか私も会話に参加しようと「滋賀県の井関上原駅の女駅長が、駅利用の青年にプロポーズして成功し、結婚式を挙げたのをテレビで見ましたよ。」と話すと「その町の人たちはみんなキツネ目ではなかったですか?」と確認された。そういえば女駅長も青年とその仲間も細いつり目だった。女達によると井関上原に住む人は皆その顔だという。(世の中には不思議なことがあるものだ)

今朝この夢を見て「井関上原」が実在する町なのか検索したところ、該当する地名は無かった。やはり夢の情報はいいかげんである。

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