月別アーカイブ: 2020年7月

遠賀川憧憬

日産AAの展示作業と審査会が終了し、来月8月の一般公開を待つばかりとなりました。日産用の新作が完成したらすぐ北九州用の作品の制作に取り掛かるつもりでしたが、美術館の企画がコロナで中止になり新作計画は宙に浮いた状態に(作るかどうかわからない)。
予定どおり秋に北九州市(西小倉)に行けてたら、遠賀土手ゆきゃ雁が鳴く…と高倉健のヤクザ演歌『花と龍』に歌われている遠賀川まで足を伸ばし堤防を散歩する目論見も中止。別件で取材目的の宮崎県(宮崎市)にも移動の自粛で行けず、初の九州上陸は今年は見送ることにしました。
現在九州地方には、先週末から降り続く豪雨で激甚な被害が…定点カメラ映像で見ると遠賀川も濁流になっていて心配。もういい加減止んでほしい!(美術館の仕事は無くなったけど、いつか行きたいです)

(無人島の室内堤防の上には…)
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一見すると堤防に置かれたペットボトルですが
(なんと!)これは精巧に作られたガラスの芸術品なんです(真実はあなたのその目で)。

臼井良平展「Solid, State, Survivor」

会場: 無人島プロダクション
会期:2020 7.4 – 2020 8.9
open: 水~金|13:00-19:00/土・日|12:00-18:00
close: 月・火・祝
※ 今後の状況により営業時間の変更や、やむを得ず休廊となる場合があります。最新情報は随時ウェブサイトでご案内します。ご来場前に必ずご確認ください。

危機の可視化

昨日未明(AM2時半)寝床で小説を読んでいると「グオンッ」と今まで聞いたこのない不気味な音と振動を感じ「なんだろう?」と不思議に思いましたが、かわいそうな結核末期の少女が心優しい結核青年2名と連れ立って散歩する章を読み続け、遠からず少女が埋葬されるであろう墓地を訪れた3人が、まだ墓標のない空いた区画にたたずみ、皆して黙り込む場面まで読んで寝ました。
遅い朝に起床しネットニュースを見ると〈関東地方広域で火球の目撃情報〉と報道されており、あの変な音は火球の発した音だと判明。もしあの時間にゴミ出ししてたら輝く火の玉が見れたのに〜残念!次にメールをチェックするとNYから「オンライン展覧会に掲載しました」とのお便りが。この企画は、現下コロナ禍において美術で何を提示するかという試みで、私もコメントと作品で参加してます。燃える隕石を見ることはできなかったけど、こちらのオンライン展覧会はパソコンかスマホで見ることが可能です。どうぞご覧になって下さい。

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↓以下サイトの「怒涛の閉塞艦」画像をクリックすると私コーナーが見れる(はず)。
 How Can We Think of Art at a Time Like This?

三年ぶりですね

先週木曜日から今週月曜までの5日間、横浜の秘匿会場と自宅を往復しながら続けた作業が終わり、ギリギリセーフで展示完了。その間、右目下瞼のモノモライは着実に成長し、赤い果実の表皮のごとくピッチピチに張りのある立派なモノモライになった!3日後にトーク撮影を控え、斯様に見苦しい姿が記録されるのを忍びなく思い、滅多に行かない眼医者に行くことを決意した、が(どうしたことか?)保険証が見つからない!仕方なく早足で隣町の役場に出向き、保険証の紛失届及び再発行の手続きをする。先日のスマホ水没の件といい、このような粗忽さから生じる無駄な時間をどうしたものか?
先生の説明ではモノモライの主な原因は「ストレス・睡眠不足・不潔」だそうで、残念なことに私の不摂生に全て該当する(細菌が好む土壌は全て私に!)。しかも、どうやら3年前にも同様の症状で来院したらしく、当時の来院証拠(病状写真)と本日撮影のモノモライ写真を大型モニターで比較し、今回の方が酷いので目薬2種/塗薬/飲薬とより多くの薬を処方してくれた。3年前のことはすっかり忘れてたが、ということは3年毎の横トリ開催年と、スマホ水濡れ事故とモノモライ発症の周期がピッタリ重なることになる。三年後もスマホ水難とモノモライに要注意だ!

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よもすがら贋札悪行ものもらい