日別アーカイブ: 2022年2月3日

お盆のごく浅い沼

「感じの良いお盆が欲しい」その願いは昨日あっさり成就した。
お盆の条件「1.すごく古い2.木地(一枚板) 3.刳り貫き」に該当し且つ手頃な価格の品を長らくヤフオクで探し続けていたが、先日好条件のものが見つかり、誰とも競り合うことなくあっさりと落札。それも1枚でよかったのにセットで4枚なので急にお盆が増えた。(当初は長方形希望だったのに円形変形ばかり四枚も!)

だがこの幸運を「やった〜今年も買い物運が絶好調だ!」と喜んでばかりもいられない。なぜなら物欲が達成されるごとに憧れの〈鴨ライフ〉から一歩、また一歩と後退してしまうからだ。骨董への愛着と〈鴨ライフ〉の両立は難しく、私の病的な小物への執着心を玄界灘にでも投棄して身軽に変身しない限り、理想の生活は実現できないことを私は知っている。(鴨ライフとはなにか?それは後日)

(お手入れ前のお盆たち)
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直径30cmほどの木製お盆。四枚まとめて1000円
(右下)楕円形のものが気に入ったのでセット購入。裏に「鏡ヶ浦」と彫ってあるのは房総半島(館山)と何か関係があるのかな?(左上)蓮の葉を彫刻した趣のあるお盆には何をのせようか?

(そこらへんにあった物でお手入れしたお盆たち)
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ルイボスティー/コーヒー/プロッキーを使って塗りの剥げや退色を補い、ワセリンと椿油で軽く艶を出してみた。蔵出しほやほや感がだいぶ解消されたと思う。