日別アーカイブ: 2022年2月25日

人面石第1号の託宣

おじいさんが人面石第1号から「私の仲間がまだ川にいるから探しなさい」と夢で告げられ、その言葉を信じて秩父の川に行くと、夢の啓示どおり顔に見える石がたくさん河原にあったのだという。
集められた無数の石たちは、おじいさんが亡くなった今も、石と心を通わす我々(世界の人面石ファン)に微笑みと交流を提供し続けている。人面石第1号がおじいさんに託した石世界は、人間界では脆くも崩れやすい〈平和〉を、愛石の残留思念を発しながら寡黙に体現しているのである。

「人面石第1号」
IMG_2935
黒い顔に白い二枚貝化石の目と口がミステリアスな珍石館発祥の石。
第一発見者から石を譲られた男性が自宅に持ち帰ったら、奥さんから「不気味だから見たくない」と嫌がられ仕方なく初代館長(おじいさん)に委ねたそう…。(もらった夜に不思議な夢を見たという)

(書記長の石)
IMG_2934
ブレジネフ、ゴルバチョフ、エリツィン…。おじいさんの名付けたソ連.露の最高指導者石。
ここにКГБの揺曳.プーチン石はないが、あってもおそらく人間の顔はしてないだろう。