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凡T(シャツ)販売中!

2/9より開催の森美術館:六本木クロッシング2019に、私が芸名を与えた毒山凡太郎君が参加しています!建築デザイン事務所(だったかな?)に勤務していた見るからにカタギのさわやか青年が、何故こんな浮き草稼業(美術界)に転身を?と初対面のときに受けた不可解な印象から〈毒山凡太郎〉という素晴らしい名前を思いつきました。
普通(=凡)の好青年という外見を、いい意味で裏切る「毒」を持って欲しい…。命名に託した期待通りの活躍を見せ、この度いよいよクロッシングという大舞台に登場!これを祝しTシャツ用文字を作って毒山君にプレゼントしました。この文字使用の不穏なムードのコラボTシャツは、会場出口付近のショップで販売中です。売り上げは (一切私の収益にはならないが) おそらく毒山君の作品制作の飛行機代などに使用されるはずです。

(凡と毒を象って…)
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「凡」の字は凡庸なる大衆=細胞をイメージ
「毒」の字は金正男暗殺の実行犯が、手からVXガスを発散させながら逃走する様を描写。

クブシュ

先日のトークで述べた「形体の優れた物体ほど高度な魂を所有する。デュシャンの便器も然り。」という不可解な持論で提議したかったことは、あの世の芸術家と死没100年後の鑑賞者をつなぎ、交感を可能とさせる〈永久機関〉となりうる作品の徳性、物体の発するアウラの有無の問題である。かざまランドのマスコットボーイ・四次元ボーヤも、この高度な魂とアウラの所有者であると私は確信している。それは過去の持ち主たちの認めた美の価値と愛着が石に残存し、その残留思念のような何かが、時間を超えた交感を促し続けているからで、この念のような何かが、優れた美術作品、骨董および工業製品に共通するアウラではなかろうか。
我が愛石命名の由来である、杉浦茂マンガのキャラクター「四次元ボーヤ」を中尾拓哉さんがご存知だったのはとても嬉しい交歓でした。嬉しさのあまり喋りすぎてタイムテーブル記載の〈今後の予定〉を話す時間がなくなるほどでした(中尾さんスミマセン…)。なので追記。

《今後の予定》3月末:無人島P転居記念展、現美リニューアル記念展参加。4月:ワルシャワ展参加。6月:東京ディスリンピック。  秋(?月): ウィーン展参加。10月:黒部展(コンクリート組曲)…

今現在このような予定です。奇しくも四月には四次元ボーヤの生みの親、杉浦茂先生のお誕生日(4/3)にワルシャワに亡命ではなく出張することが決定。初のヨーロッパ旅行で緊張しちゃうけど、私は〈クブシュ〉見学に目的をすり替えてポーランドを夢見る!(無論仕事を忘れてはいない)

(クブシュとは?)
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1944年ワルシャワ蜂起のシンボル的存在である即製装甲車〈クブシュ〉
民間トラックを改造したこの変な車は一台しか製造されず、その貴重な実車が(なんと!)ポーランド軍事博物館に展示されているという。(バリケードに使われて大破した鹵獲ヘッツァーも展示!)

来場者皆様ありがとう

一昨日の銀座トークに来場の少数先鋭参加者の皆様、寒い中お集まりいただき誠に有難うございました!デュシャンが百年後の鑑賞者のために用意した未完の謎、仮想地底王国・かざまランドの実態など、現世社会では全く役に立たないお話に2000円を支払ってくださったお客様に感謝です。
置物だらけの室内風景、石の写真を見せられ、そのうえ「版画のできる女スパイになりたい」などの迷妄発言を聞かされた皆様の反応が心配でしたが、アンケートには概ね好評の感想が書かれており安心しました。
しかしそのアンケートの集計で、あまり知りたくない事実を私は知りました。「イベントを知ったきっかけは?」という質問の回答大半がツイッターと中尾さんの紹介で、当ブログで知った人は皆無、即ちゼロ人だということ。なので私がここで謝辞を述べても〈誰にも届いていない〉。
来場者皆様の読まない窓外の黒化粧に書かれた謝意は、四次元空間を漂いながらいつかはきっと貴方のところに届くはず!と私は信じる。

(かざまランド作業室近影をご紹介)
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秘密の王国が借家の一階部分であった事実に皆様はガッカリしたことだろう

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まだ1ページも読んでいないリラダン全集などが並ぶ書棚

明日トーク会決行!

参加申込者ゼロという窮状から「無観客試合か中止か?」と開催が危惧された明日11日のトーク会は、少数の方々のお申込みによりゼロから脱し、どうにか開催されることが決定!申込者様、どなたか存じ上げませぬが有難うございました。
明日はデュシャンが作品として「物」を選ぶ行為と、私が石を拾って眺めたりする暇人趣味とを関連づけたりと、中尾さんと色々なお話をするつもりです。私の語る内容は自己完結ではあるが難しくない(はず)。《予約なしでも入場可能》ですので、接待ゴルフが急遽中止になったとか、連休最後の予定に空きができた皆様は、是非ともお気軽に(有料だけど)お越しください!よろしくお願いいたします。

〈トーク観覧者限定オマケ〉
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夜なべの内職作業にて袋に封入された粗品たち

【最終告知】
『予感の帝国』刊行記念トーク会 &サイン会
かざまランドへようこそ!〜サチコとアートと〇〇と。
中尾拓哉・風間サチコ

2月11日 (月)  19:30〜21:00
銀座蔦屋書店ブックイベントスペースにて
*参加料 2000円*オマケつき!

《予約なしでもOK!》
→詳細情報はコチラ

分析:蜘蛛の巣グラフ

掲載誌面の写真を送ってもらっただけで、現物が手元になかった『芸術新潮2月号』を先日入手しました。記事を確認すると見開きページ以外に、縄文から現代に至る奇想の系譜の数々が、子気味良いタイトルで分類されたコーナーにもディスリンピック画像があり、奇想の傾向が点数化されたグラフも添えられていました。
さて、私の点数はというと…「異様・やりすぎ5点(満点)、役立たず・怖い4点、アニミズム・キッチュ3点、イノセント2点、かわいい1点」という評価で、異様とやりすぎ感が満点と突出し、かわいいは1点しかもらえなかった。
この分析結果を眺めて発見したことは、点数の低かった〈イノセント・かわいい〉が抜きん出ている作品をこの特集から探し出し、そこから私の不足する要素を学べば、このいびつな蜘蛛の巣グラフがバランスのとれた八角形の図形になる、ということです。では、私の作品に足らない無邪気さと可愛さを過剰に備えた作品とはどんなものか?以下がその参考とすべき先人の優秀作品です。

〈ウヒョ〜!かわいさ満点!〉
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イノセント・キッチュ・かわいらしさ5点満点の羨ましい作品。
これは人体に巣食う病気の虫で、左下の獣のような虫〈脾積〉は「甘いものが好きで歌を歌う」と書いてあり、その点は私に似ている。(それが何の病気の原因になるのか?)

〈イノセント満点!隻手の音声〉
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両手を叩くと音がするが、片手だけの場合どんな音がするか、それを報告しなさい。という白隠創案の禅問答を描いた隻手の図。「技巧を捨てて世俗化に抗う」白隠スタイルは理想だけど、やりすぎ満点の私には無理だな….中の字が異様に巨大で細長い書画《動中の工夫 静中に勝ること百千億倍》なら私にも実行できそう!(デスクワークに飽きて外をウロウロ歩いちゃうから)

〈やりすぎ満点!縄文ブーメラン〉
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左様!山下先生の分析どおり、私の作風は異様且つやりすぎの傾向にある。そしてその原点は縄文のアニミズム宇宙に存在する。付け加えれば、縄文はブーメランの軌道ではなく永劫回帰の円環上にあるというのが私の持論だ。

トークは2月11日

昨年末から年をまたぎ、正月を過ぎてもまだ読んでいた、中尾拓哉さんの長編論考『マルセル・デュシャンとチェス』を読み終えました。この本では、デュシャンがなぜ《(通称)大ガラス》の制作を中断してチェスに没頭し、そして秘密裡に遺作《1.落ちる水 2.照明用ガス、が与えられたにせよ》を制作し突如発表したのか?という謎について、デュシャンのチェス哲学に沿って推理していきます。私の頭脳ではチェスのルールが理解できず、さらに話が幾何学にまで及ぶと、なんともお手上げ状態ですが、持ち前の想像力と曲解術を駆使して、 チェス盤にデュシャン脳が交差するダイアグラムの迷路をどうにか(たまに飛ばしながら) 脱出できました。それはちょっとした達成感…。
「重要作品は5点あれば良い」とデュシャン自身が語ったように、タブローとの決別、レディメイドの誕生、未完の大ガラス、沈黙〜からの〈遺作〉と要所を見極めた無駄のない活躍。なんと完成度の高い芸術家人生!と驚嘆しつつも、この完璧な美の賢者にも何処かスキがあるはず、と探りながら読むのも楽しい『デュシャンとチェス』です。

〈そして〉この著者である中尾拓哉さんと2月11日、銀座蔦屋書店にてトークイベントを開催しま〜す。デュシャンよりもピカビアを愛する私ですが、デュシャンについて触れ、そしてかざまランドについてもお話しする予定。是非ともご観覧くださいませ!

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「チェスとデュシャンは無関係だという根拠なき風説がこの国を覆っていた。」
…そのようなデマ拡散の事実を知らずに私は安穏と暮らしていた(今は違う)。

★告知★
『予感の帝国』刊行記念トーク会 &サイン会
かざまランドへようこそ!〜サチコとアートと〇〇と。

場所:銀座蔦屋書店ブックイベントスペース
日時:2月11日 (月)  19:30〜21:00
*要申込*参加料 2000円
→詳細情報はコチラ

芸術新潮は今日発売です

本日25日発売の『芸術新潮』2月号〈奇想の日本美術史〉特集にて、我がディスリンピック競技場の中央部分が掲載されました!
「平成の曾我蕭白になりたい」という私の夢は平成終了までの3ヶ月以内に実現されることはなく(否、永遠に無理だろう)、それでも平成ギリギリ〈奇想の系譜〉に名を連ねることが叶い、このように印刷物に名前が残れば、後世の読者が私のことを奇想の画家と認知してくれる望みはある(かも)。

『ディスリンピック2680』全画面に描かれた人間(と人間みたいな奴)は総勢約2.400人で、今回誌面に採用された中央部分には1.200人。これは足立元さんがカウントしてくれた人数で、作者である私はこの大人数にほとほとウンザリし数える気力がなかった。特に中央の人文字(マスゲーム)は、下絵段階でパースに苦戦し、彫りと刷りでは周囲の描写との調和に苦労した。丸木美術館で徹夜して、それでもオープニングに間に合わなかった箇所がまさにこの人文字地獄!

全体主義、統制社会、逆ユートピアの呪いとお祭りを表現するのに不可欠だった動員人数は2.400。芸術新潮でご覧いただけるのは、そのうちの1.200。掲載されてない左右の場面は画集『予感の帝国』観音ページを参照、もしくはこれから国内2カ所で巡回予定の本作『ディスリンピック2680』の展示を待たれたし!

世界をディ刷る風間サチコ vs デロリ・テロ!!!
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煉獄山(ディスリンポス)の乙女を総動員しても甲斐庄楠音の地獄美女に太刀打ちできそうも無い。

販売促進2019

初作品集『予感の帝国』は恵比寿ナディッフでのフェアに続き、明後日21日より、銀座蔦屋にて販売促進活動を開始します。特設ミニコーナーでは『予感の帝国』のほか、私の推薦図書(計6冊)を陳列販売予定で〜す。これらの本に添える解説文を年末から書き続け、一昨日やっと書き上げて提出。この文章はおそらく本の横あたりに掲示されるはずです。

「解説文が難しい」「読めば読むほどわからない」と評判の私の作品集は、企画当初は解説文無しの予定だったが、作品鑑賞のヒントがあった方が親切だ。という編集氏らのご意見によって〈解説付き〉に変更。わかりやすさを重視し、本人執筆を回避できそうな空気だったのに、いつの間にか私自身が書くことに…。かくして私が書いた大量の解説文は、説明するほど理解から遠ざかる不条理な存在となった。《散文詩あるいはダダやシュルレアリズムがやった、あの「言葉遊び」や「自動記述」に近いムードに感じ取ってくだされば、なおありがたいと思う。(絵画者★あとがきより)》とご自分の文章に対し謙遜をされた中村宏先生の弁を借りて、私の文章も「自動記述」と同様に理解する必要がなく、なんとなく読んでいただければありがたい。(この窓外の黒化粧も)

皆様におすすめする本
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(偶然) 表紙が青っぽい推薦図書(の新装版)は銀座蔦屋で (1/21~2/28) 購入可能

お正月フェア

(古き良き慣習を捨てた私はやくざ不合格) 今年もまた喪中でないのに年賀状を出さず大変失礼いたしました。なのに「届いてるよ」と首をかしげる諸氏はよ〜く差出人をみてごらん〈ナディッフ〉からではありませんか?私制作プレゼント用年賀状はナディッフ全社用に採用され、総数1000通が誰かに送付されたという。きっと誰かに届いた私の年賀状が私にも届きました。

そして、件の恵比寿ナディッフお正月フェアは明日1/5より開催。私以外に男先生5名が参加、6種類のハガキは選択不可!たとえ君が「〇〇先生のが欲しい」と所望してもクジ引きの壁が待っている。これは新年いち早く訪れたエスパー適正テストだと観念し、希望の品を心に強く念じてクジを引きたまえ。もしも目出度い要素ゼロの立山男ハガキが当選し(ハズレ)たとしても泣いてはいけない。禍い転じて福と為すだ。諸君の2019年の幸運を祈念する!

(4月になれば自ずと判明する疑問)
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〈告知〉
●NADiff a/p/a/r/tのお正月
期 間:2019年1月5日[土]-1月14日[月・祝]
新春 FAIR 「アーティストからの年賀状」
参加アーティスト:風間サチコ、末永史尚、田中彰、冨井大裕、中野浩二、横山裕一

期間中NADiff a/p/a/r/t でお買い物して下さいましたお客様に、アーティスト特製の年賀状を差し上げます!!※限定140枚・先着順・無くなり次第終了

名山ハガキ

もう撤去されたと思っていたナディッフ恵比寿店特設の風間グッズコーナーは、若干規模を縮めて存続してました。(日本淡水魚シリーズ〈ドジョ兵スタンプ〉も販売中)
そして同店では、年明け早々(1/5~)にお正月特別企画『描きおろし年賀状プレゼント』を実施!年始にお買物をして下さったお客様[先着?名様]限定で、複製年賀状がもらえるという。企画参加に同意した作家複数名には「ハガキに何か描きなさい」という指示が出されているはずで、私はすでに版画を提出済みです。描いたのではなく刷ったので描きおろしではない〝刷りおろし年賀状〟に!絵柄は今流行りの立山にしてみたヨ。お買物客限定(種類を選べるのかは不明)ですがお楽しみに〜。私も何か買って複製年賀状をもらおうかな?

(立山の男)
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この男は既存キャラ(ポツ・ダムー)に似ているが別人だ

(有名な山図鑑『日本名山圖會』より)
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谷文晁の立山と私の(てきとうに描いた)立山は全く似ていない
(どちらが正しいかは言うまでもない)