コンクリート組曲図録販売中!

ただいま無人島プロダクションにて開催中の〈セメントセメタリー〉展会場にて、黒部市美術館『コンクリート組曲』カタログの販売を開始しました!コンクリ展を記録したこの美しい図録は、今まで美術館以外での入手が困難でしたが、お客様のご要望にお応えしてセメント展会期中のみ無人島で販売いたします。部数に限りがありますので興味のある方はどうぞお早めに〜 (もちろん黒部市美術館では通年販売してまーす!)

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黒部市美術館刊行
図録〈SACHIKO KAZAMA CONCRETE SUITE〉
(税込1000円)

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クロベゴルト全作が大きい図版で見れます!(その他の写真も豊富)

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ウイルスのような太陽とそのコロナ、無観客…
もはや不吉な予感しかないディスリンピックもでっかく掲載。

風間サチコ 展「セメントセメタリー」
会期:3月8日(日)まで開催!
会場:無人島プロダクション
Open:火~土|12:00-19:00
日|12:00-17:00
Close:月・祝

山羊のように

「MoMAにコレクションされて、これから君は何を目標にしていくのかい?」と友人から質問されたけど、今まで目標など持ったことがなく具体的に何をどうしたいという事も殊更ないので、「今までどおり(精一杯)やることをやるだけだネ」と答えて「そりゃそうだよね」と友人の同意を得た。
(目標はないけど)将来どうしたいか?程度のことなら「無為に過ごしたい」という思いがある。それはグータラで有名な辻潤や尾形亀之助などの諸先輩のように、社会貢献に背を向けた暮らしがしたい願望で、締切や期日と無縁な『魔の山』のサナトリウム住人のように「ここでの時間の最小単位は1ヶ月ですぞ」と言ってみたい。どっかの海や川で石を拾って、たまにそれをヤフオクで売り(現金収入)、普段は沖縄のヤギみたいに草をモグモグ食みながら終日過ごしたい。

(あなたにオススメのオークション)
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ワタリガニ、ギターアンプ、エロビデオなど要らないものばかり勧めてくるヤフオクが、最近やたらと不動産の入札を勧めてくる。先日メールで送信されてきた〈あなたにイチオシの物件〉は沖縄県伊江島の飛行場(滑走路)だった。(あなたは滑走路が欲しいか?わたしは要らない)

永久会員

誕生日、郵便受けの中に封書が一通入っていたのでバースデーカードかと思ったら、MoMAのロゴで封がされたNY近代美術館からのお便りだった。中身は永久会員証とMoMAショップ20%offサービス券。それから「あなたを美術館の永久会員としてお迎えします」と書かれたお手紙が添えられており、MoMAがこの世に存在する限り私は会員として扱われるらしいです。なんと光栄なことでしょう(オーケーストアの会員証しか持ってなかったのに、2枚目の会員証がMoMA!) 。
私がなぜ会員になったのかというと、(ドサ回り用でない)『ディスリンピック2680』が美術館に収蔵されたからで、コレクション作家になると自動的に会員資格が与えられるとのこと。NYにいつ行けるか不明ですが、この証明書を受付で見せるだけでタダで入場できる特典付きです。(サービス券は表参道店でも使えるのかな?冗談グッズを20%offで買いたい。)

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オシャレですね

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ニューヨークに行きたいか?(どうだろう)

新しい自戒

本日、大して目出度くない48回目の誕生日を迎え、これを機にかざまランドにおける戒律を一つ増やすことにした。それは〈卵パックを購入しない〉という新ルールで、2年程前から続けている牛乳パック不買と同様に、この立法には畜産現場への嫌悪が根底にある。
まだ羽毛が濡れている生まれたての大量のオスヒヨコが、卵の殻と一緒に汚いカゴに廃棄されてる気持ちの悪い写真を先日うっかり見てしまい、スーパーで陳列されてる卵パックを見るたび、この採卵場残虐写真が自動的に脳裏に浮かぶようになってしまった。もう買うのは無理だと思う。フランスでは今まで不用なオスヒヨコはシュレッダーで切断処理してたが、残酷だという理由で殺処分方法がガス室送りに限定されたらしい。日本ではゴミ箱に投棄し窒息・圧死させる雑な殺害方法がとられているというが、どっちにしろ人間のすることは恐ろしい!
と、このように卵は買わないと決めたものの、私はホットケーキもオムレツも卵焼きも好きだから本当に困った。なので、この戒律はランド内のみ執行。ランド外でなら天津飯食べてもオーケーという法に改正(牛乳もこれに準ずる)。頑ななマイルールを外で披露し、面倒くさい変人と思われるのは本意ではないのでこの程度で丁度よかろう。(皆様の前では柔軟性のある人間を装う)

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ピヨピヨピヨ!かわいいピヨコとウナギたち!
愛らしい歓喜の歌声は断末魔の悲鳴と変わるのに!

(私から私へ。お誕生日おめでとう!)
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48歳。自分へのプレゼントは『大木伸夫全曲集(CD)』
今年こそ名曲〈涙の酒〉を上手に歌えるように(夜の暗さをはしご酒)

マネーロンダリング

都心の商業ビル地下街でガマグチを開き、小銭に混ざってる5百円硬貨大の干しアンズを取出して「どうぞ召上ってください」と周囲の人々に勧めると、一様に怪訝な顔で「いりません」と言って立ち去って行くのだった。仕方なく自分だけでペタンコに干からびたそれを食べると、甘酸っぱさが口いっぱいに広がりとても美味しいので「皆さん神経質になりすぎなんだ」と最近の衛生意識の向上を不満に思った。というのはむろん夢のお話しで、私だって財布から出てきた食べ物は絶対に食べない。お金もウイルスに汚染されてるかも知れず、タクシー会社ではお札の洗浄が検討されているぐらいなのだ。(洗濯機で洗った衣類のポケットから発見されたお札のように、一枚一枚ガラスに貼って乾かしたりするのだろうか?)

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(追記) 小6のとき遠足で行った鎌倉・銭洗弁天にて、金運向上を狙い小銭を洗ったが、その洗い場で小銭を流してしまい損失という本末転倒な出来事が!(安易な願掛けにご注意)

災難的霊視すごろく

去る2月9日に終了した台湾台北当代芸術館開催『災難的霊視』展覧会に参加していたのですが、今回も現地に伺えず大変に失礼いたしました。その(参加作家当人の私が行けなかった)展覧会のパンフレットを、先日の無人島0P会でお客様から頂いたのでご紹介しま〜す。
これは〈災難的逆襲雙六〉という怖そうな名前のスゴロク型の展覧会場案内で、遊びながら展示内容が理解できる面白チラシになっています。

〈災難的逆襲雙六〉
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勇気ある隊員達が〈災難島〉探検に果敢に挑む!…(たぶん)そんなストーリー
私の作品は「食人怪獣」との解説がある18番目の空欄マスに該当すると思われる

(空欄に当てはまる作品写真を切って貼ろう)
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食人怪獣と説明された作品『プレデター』はどれかな?

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超鼠 (これはC↑Pのスーパーラットですね)など題名が中国語で書かれている。
狩り釣り昆虫採集などの行為とは一切無縁な私だが〈風間幸子捕食者〉と表記されると、恰も優秀なハンターのようである。

〈日本的雙六〉
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中国語で判読不能ですが、おそらく「日本にもこんな双六があるよ」とご紹介。
(しかし私の『戦後60年双六』は日本双六界を代表するような双六ではない)

永遠の一日(再び)

青森ACACの滞在制作仲間であるサンドラ・シントさんの個展が、銀座エルメスで昨日から始まりました!天上界で催された煌びやかで盛大なパーティ会場にて、思いがけず5年前のレジデンス企画『永遠の一日』の仲間たちが揃い、再び友情を温めました。サンドラとは5年ぶりでしたが、相変わらず天使のような人で、開幕スピーチで語った「私たち一人一人は星屑ですが、集まれば銀河になります。」の言葉に偽りはなく、青い画面に白いインクを散りばめた作品は、彼女の意思そのままに美しいです。
会うときは必ずプレゼントを用意してきてくれて、今回はネズミ体操選手の木製おもちゃを貰った。青森で「サチコは子供に見えるからブラジルではビールが買えないわね。」と言ってたけど、まだ子供のように見えるのかな?とにかく本当に優しいブラジルのお姉さんです。

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某有名ネズミに似た体操選手は、2本のスティックを握ると一回転する。
「早く袋から出して、遊んで!」と急かされエルメス会場で私は遊んだ。
(かわいい野菜柄テーブルクロスも頂いた)

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サンドラ・シント『コズミック・ガーデン』
エルメス銀座で開催中〜5.10 (日) まで

OP会ご来場ありがとう

無人島プロダクション〈セメントセメタリー〉展は、一昨日つつがなく開始されました。開幕早々お越し下さった皆様に心より感謝申し上げます。ここ最近、沈黙の蟄居→パーティ→また地底生活→パーティという落差の激しい日程が繰り返され、久々の地上で久しぶりの皆さんにお会いする場での私の態度は、(喜びのあまり)普段に増して挙動不振だったかもしれませんが、どうぞご容赦を!

レセセプション、二次会、三次会と楽しい宴は続き、いつの間にか日付変更…。ニュー無人島の飲み会が主に錦糸町繁華街となって以来、私はまだこの街に慣れず、ウッカリいつも利用してる半蔵門線終電をのがしてしまった!幸いJRで渋谷まで行けたので、慈悲深〜い東急電鉄運行のナイトアロー号(終電のがした酔っ払い用深夜バス)に乗って帰宅。年に1~2回はこのバスのお世話になりますが、「電車が無い!」と焦った後での酔っ払いたちの安堵感がバス車内に満ちていて、私はまんざら嫌いではないのです。

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ご来場の皆様ありがとうございました!

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Y字郎よ永遠に…(彼は無人島のどこかにいる)

(明日)セメントセメタリー展OP

模造捨てコンが無事に完成。釣りと魚調理、マリンスポーツに車運転、英語堪能など多彩な技能をもつカッキーが、初めて手にしたコテで左官の潜在能力を発揮して、建築現場ソックリの素晴らしい仕上がりに!…無人島女性陣と毒山くんの協力により、いよいよ明日〈セメントセメタリー展〉開催の運びとなりました。
墨田区江東橋のニュー無人島。その背後を流れる大横川は江戸時代に掘られた運河だそうです。築70年以上ありそうなダンボール加工工場を改造したギャラリー室内には大横川堤防の遺構が鎮座し、大量の石ころでカサ増しされたコンクリートの質から物資不足の時代のものと推測されます。このように様々な時代のレイヤーを感じる空間を活用し、セメントセメタリー展は石灰石を慰霊する礼拝堂っぽい展示になりました。今回は23年前の超初期作品もあります、(力作)捨てコン墓のインスタレーションと合わせてお楽しみください。

なおオープニングレセプション終了後には二次会も予定してます。北京市で宴会禁止令が通達されるなど不安な情勢の最中ではありますが、(宴会好きのお方は)ぜひこちらもご参加くださいませ!よろしくお願い致しま〜す。

〈護岸遺構〉
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戦争末期のトーチカ?いいえギャラリーの壁です。

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Y字郎くんの遺骸で化石(風)のものを製作中〜(うまくいくかな?)

「セメントセメタリー」
会期:2020年2月8日(土)〜3月8日(日)
会場:無人島プロダクション
Opening reception:2月8日(土)16:00-18:00

捨てコンとα波

(無人島PのPとはプロダクションをアルファベットで略して表記したものである。)して〈捨てコン〉とは捨てコンクリートの略称である。捨てコンクリートという皆さんが普段滅多に使用しないこの言葉は、建物を建設する際に行う基礎の土木作業の一つで、型枠や鉄筋を受ける目的でこしらえたコンクリート製土台のことをこう呼ぶ。
整地された土壌の上に台形に成型された荒々しいコンクリートの光景は、あたかも遺跡の発掘現場か古代豪族の墓のようである。大変に好ましい謎とロマンの香る工事現場を(なんと!!) この度セメントセメタリー展会場、無人島プロダクション内で再現しようというのだ!昨日は無人島の女たちで力を合わせて〈捨てコン墓〉を造成し、おおよそのカタチが出来上がった。秘密の素材を大型カッターナイフで45度の角度に(美しい台形と豪族の墓をイメージしながら)黙々と削る作業には瞑想効果があり、プラモデル製作時と同様に脳内の安らぎが得られる(と私個人は感じた)。アルファ波に癒されながらただいま工事中〈捨てコン墓〉は無事に完成するでしょうか?どうぞお楽しみに〜!

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このような厳粛なムードが再現できるかな?結果は無人島プロダクションで!

「セメントセメタリー」
会期:2020年2月8日(土)〜3月8日(日)
会場:無人島プロダクション
Opening reception:2月8日(土)16:00-18:00