カテゴリー別アーカイブ: 活動関係

眼鏡屋も時にはヤ次馬に(視界良好)

 誰がぴったり嵌めたのか(石の意思で)

 眼鏡屋も時にはヤ次馬に(視界良好)

 雨宿り専用近代建築(外灯つき)

 引き剝された家屋痕(悲鳴と涕泣)

 人の道逸脱防止(ローリングストーン)

 (残像)こんなキノコが昔はあった

 遮蔽と透視(のちに馴染む山岳風景)

 途中で何か思い出した(コンポジション)

 ながら歩行の常態化(足元埋没注意)

 な~るほど(その話もっと詳しく教えてくれ)

 問. 理入と行入どちらが先か?(まずは骨を整えよ)

 超文明仮囲い(束の間のピラミッド)

 石垣 (あなたの背後には空がある)

 漂着物一軍(双生児伝説)

 漂着物二軍(ネバーランド)

 やっと逢えたね (あ、人違いでした)

 過剰な網目に呪詛と海水(おそらく浮かない浮き)

 灰色の親知らずたち(来世はかわいい乳歯)

 松風の公園(いつも誰かを待っている)

 (虚構)アッサンブラージュの始まり

以上は私が赤瀬川さんの写真を見て勝手に書いた大喜利的現代詩全20編で、目に余る( )多用は「国語の先生に添削されそう」と評判だ。
この変な短文がどんな素敵写真に添えられてるか、興味のある皆様はスカイピラミデに行って確認しよう!

(極端に短い詩への憧れ)
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演歌歌手同様に憧れの職業は詩人。

26日から赤瀬川さん写真展

玉川学園前駅の近くにある赤瀬川原平邸(ニラハウス)の書斎に遺された、4万に及ぶ大量秘蔵写真。これら未公開写真の一部が見られる貴重な展覧会『赤瀬川原平写真展 日常に散らばった芸術の微粒子』が今週木曜日からSCAI PIRAMIDE(六本木)にて開催されます。私を含め6名の作家が、各々20点ずつ選んだ合計120点で構成された展覧会です。他の方々がどのような写真を選出したのか未だ知らないので今から楽しみ!

生前お会いしたことのない赤瀬川さんですが、私の母校である武蔵野美術学園(旧美術学校)に一時期在学されてたことや、六本木クロッシング2013にて中村宏さん赤瀬川さんと3人展のように展示させてもらったことなど僅かながら接点があり、再び六本木で展覧会をすることになったのも何かのご縁かもしれません。
(リスペクトを込めて私が勝手に)写真に添えた大喜利的現代詩も、美術学校の先輩として大目に見てくれたら…と思います。

DMです
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会期: 1月26日(木)~3月25日(土)
於: SCAI PIRAMIDE←詳細コチラ

(朗報)続々上映決定

恵比寿の写真美術館で先週末行われた映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』試写会は成功裡に終わり、舞台挨拶では監督の川内有緒氏から今後の上映館が続々と決まってることが報告された。
前作『白い鳥』にディスリンピック鑑賞シーンなどを追加し改編された本作品は、全体的にほのぼのムードの映画だが、我が全体主義国家のみが黒い影を落としている(けど大丈夫かな?)。そんなところも注目してみなさんにご鑑賞いただきたい。

3月7日からは写美でも一般公開が始まり、同時にパンフレットも発行されるという。(実は)今年の仕事始めだった初外出はパンフレット掲載用座談会で、川内さん白鳥さんライターさんと鼎談し、昼食にはインドカレー弁当をご馳走になったのだ(私だけ菜食用)。

(チラシ裏面)
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ディスリンピックのようなこわい絵画のほかに
鴨&ハクチョウ等かわいい水禽も多数登場するよ!

予告編YouTubeはコチラ↓
目の見えない白鳥さん、アートを見にいく

(朗報)N松島販路拡大

石巻リボーンアートオリジナル・ニュー松島グッズ(ト~トバッグ&Tシャツ)が、仙台 KANEIRIミュージアムショップ6にて販売開始です!お店ではミニ風間コーナーが設置され、画集『予感の帝国』など関連書籍も陳列されてる模様。仙台のみんなもニュー松島バッグを肩から下げ(他の観光客に見せびらかし) ニュー松島遊覧船に乗って松島見物しちゃおう!(冬の甲板は寒いけど)

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カネイリさん情報はこちら↓
https://kaneiri.shop/shops/museum6

仕事始め

昨年からコーヒーを1日1杯(15時まで飲用)に制限してカフェイン中毒を克服し、さらに年末、寝床に敷いてた夏用ひんやりマットを冬用ふわふわマットに交換したことで驚異的な温もりと快眠を獲得。その結果、午前中にヌクヌクお布団から寒冷外界にデビューする決意は何度も挫かれ、二度寝三度寝を繰り返しトータル10時間も寝てしまうような日もしばしばだ。
こんなグータラ生活から脱出するにはどうすればよいか?午前中に人と会う約束するのが一番だろう。その最初のチャンス(仕事始め)は、来週予定の白鳥健二氏、川内有緒氏との座談会収録(非公開)に決まった。どんな会話をしようかな…今からドキドキして朝まで起きちゃう!そして昼まで寝ちゃう!

2023年年賀状(代用)
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皆さま今年も年賀状を出さず失礼しました!! 代わりに石灯籠が不安な気持ちにさせる断崖絵葉書をご覧くださいませ。
江の島・稚児ケ淵 波しぶきを浴び水煙の間より麗峰富士を仰ぐ、波と奇岩と……真白き富士、此の三位一体の自然風物詩は此の所ならでは味わえない。(解説原文ママ)

胸につかえた小石(もしくは宝石)

23日に発売された【芸術新潮1月号 特集 愛でたい映画】に〈鑑賞後30年経っても胸につかえた小石(もしくは宝石)のような3本〉というタイトルで、推奨映画について書いた文章が掲載されました。

文章冒頭には、10月に宿泊した三宮駅前ビジホに置いてあった布教用仏典「THE TEACHING OF BUDDHA」内に見つけた変な法話を引用し、法話に関連したお薦め映画『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』、それから『カルメン故郷に帰る』について語り、結びの一文でやっとフェリーニ『道』が登場。という内容になってます。
寅さんの主題歌にある〈ドブに落ちても根のある奴は いつかはハチスの花と咲く〉の歌詞への共感から、今回のテキストのテーマがすぐに決まり、長年モヤモヤしたままだった『カルメン故郷に帰る』について今一度考察することができました。執筆にあたり改めて『カルメン』を観直したら、セリフも展開も逐一覚えててビックリ!私はこの映画を何回みたのだろう?(それについては記憶がない)。『道』はダイジェスト版をみただけで悲しい場面を全て思い出した。涙が止まらないので全編鑑賞するのは止めました。

(ここから始まる)
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布教用仏典及び聖書。このような書物が置いてあるホテルも今時珍しい。
(聖書は開かず)学生用参考書のようなTHE TEACHING OF BUDDHAを開くと〈酒席で友人が泥酔し寝てしまったので、そいつの着物の襟の中に宝石を縫いこんでそのまま黙って別れた男がいた。数年後、すっかり落ちぶれた友人と再会した男は「着物の襟を解いてみろ。その宝石はお前と着物がボロボロになっても輝きを失わなかったのだ!」と説いた。〉という変な法話が偶然目に止まった。困った時に役立つように、宝石のことを教えてあげてたらよかったのに…ポケットにメモを忍ばせておくとか。

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(P24)詳しく知りたい人は買って読もう

【1月号 発売中!!】
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素敵なE.ホッパー作品の表紙が目印!

今年と来年のお知らせ3つ

今年もあと半月ほどになりましたが、ここでお知らせを3つ。

冷蔵保存ケースのコピー
ウェブ版アート雑誌・artscape 12/15号の特集「アーティストに教わる簡単おいしいアトリエ飯」にて〈蟄居用レンズ豆スープ〉を紹介してます。他の作家さんの整頓されたお洒落アトリエと比べ、乱雑さの際立つ我がかざまランドの様子も必見です。ぜひみてね→artscape 12/15号

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来週23日(金)発売の『芸術新潮』1月号特集「愛でたい映画  アート好きのためのムービーガイド」の〈あのアーティストがえらぶ映画〉コーナーに執筆しました。選んだ3本はどれも有名な名画なので小難しいことは書いてないけど、本屋さんで見かけたら読んでみてね!

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来年1月26日よりSCAI PIRAMIDEにて開催の赤瀬川原平 写真展「日常に散らばった芸術の微粒子」で選者として参加します。赤瀬川さんの書斎にしまわれてた4万点に及ぶ膨大な写真から、現代美術家6名で合計120点の写真を選んで公開します。秘蔵写真が楽しみなこの展覧会の詳細はまた来年!
ウェブ版美術手帖にて先行情報が読めま〜す→「赤瀬川原平の未公開写真展」

現場監督(蕨市)

国立近代美術館収蔵の作品『セメント・モリ』インスタレーション部分(捨てコン風台座)を新調してくださるというので、製作に立会うため蕨市にあるスタジオにお邪魔し現場監督をした。文化財を守り続ける使命の美術館が信頼する職人集団だけあって技術が素晴らしく、あれよあれよという間に完成した!塗装下地テクニックなど見学してとても勉強になりました。この作品が展示される可能性が一歩前進。もし公開される日が来たら、版画とかっこいい台座の両方見てね!

現場監督終了後、現場近くにある巨大ヤオコーでうどんショッピングを満喫してから埼京線で北赤羽駅に移動。新河岸川/荒川/隅田川が集中する広大な河川敷の土手を歩き、荒川と隅田川の分岐点にある新旧二つの巨大水門を見物。巨大ヤオコーもお天気(雲の景色)も水門も最高な好日であった。

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捨てコン風台座製作中〜

新河岸川/新志茂橋より
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秋の日は釣瓶落とし。美しい黄昏は一瞬で終わる…
東北/北陸新幹線の車窓(赤羽付近)から見える変わった山門のお寺を見に行こうと思ったがタイムアップ。また行こう赤羽に。

冬が来る前に

美術誌ご依頼の推奨映画3本用テキストをようやく書き終えて、次はネット記事向けに料理のレシピを書く予定。このように締切のある件はちゃんと約束を守り尚且つレジャー(治水構造物見物)も楽しみたい。ここから徒歩59分のところにある川崎市の久地円筒形分水嶺は、地域の田圃引水戦争に終止符を打った平和をもたらす発明品で、変な円盤のような形をしてるという。とても気になるので「寒くなる前に…」と自分に言い訳して仕事をほっぽらかし多摩川を渡っちゃおうかな?(もちろん渡河ではなく渡橋)

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夏でも見れるオールシーズン雪だるま

(再び)カルメン故郷に帰る

赤瀬川源平さん写真展用文章を書き終え、今日からは芸術新潮から依頼の文章に取り掛かる。こちらは推奨映画3本について語る企画で、映画に詳しくない私が選んだ映画は(1) 木下恵介『カルメン故郷に帰る』(2) 山田洋次『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(3)フェリーニ『道』で、いずれも30年ほど前に何回か観たものだ。
〈観ると複雑心境に取り憑かれ、事あるごとに思い起こされる〉というのが推奨の理由で、特に『カルメン故郷に帰る』はモヤモヤ感が継続すること間違いなし!観光絵葉書のような浅間山を背景に、茶色っぽい村民とケバケバしいヒロインの対比が厳しく、何より登場する人物が無知か世間知らずで、互いを理解する努力もせず無神経な言葉(ほぼ放送禁止用語)を放ち続けるのがつらい。
ストリッパーで自称芸術家のリリィ.カルメン(おきん)と村民から芸術家と認められてる盲人の音楽教師。どっちも芸術家とは言い難いが、そもそも芸術家って何だろう?(モヤモヤ)
暗すぎる歌「わが故郷(そばの花咲く)」と能天気な歌「花のパリはシャンゼリゼ」が劇中何度も歌われ、この強烈な2曲が映画鑑賞後も脳内でリバース再生されること間違いなし!このような呪縛を恐れない者のみ観るがよい!

(日本初)総天然色の悪夢(再び)
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内容確認のためレンタ落ちDVDを観よう。
そしてモヤモヤを再燃させよう。