カテゴリー別アーカイブ: 出来事

弔意

今朝、韓国の作家グループOkin Collectiveのジンとジョンミンが亡くなったことを知りました。死を選んでしまった詳しい事情はわかりませんが、三年前の光州ビエンナーレで、緊張気味だった私達にとても親切にしてくれたこと、その優しい人柄が私にとっては彼らの全てです。
命懸けでやるというのは言葉上のことで、本当に命を賭してやるべき仕事など、この世に一つも無い、あってはならないと思っています。アートが人を死に追いやるまでの状況を作り出したのなら大変に辛く、敗走の誹りを受けてでも生きていてくれたら…と願っても、もう叶わぬ願いです。

My condolences

Smile and conversation. That modest action can relieve social tension and anxiety. They were the people who knew the importance of it, expressed it, and executed it.

Three years ago, when having been invited to the Gwangju Biennale, I was filled with anxiety being abroad. Joungmin welcomed me with a smile, saying, “I was waiting for you!” and shook my hand. That memory still warms my heart.

I’m so sad that I can’t thank them directly anymore …
Jin and Joungmin. Thank you for teaching me the importance and kindness of respecting each other.
With gratitude, respect and sorrow …

Kazama Sachiko

(光州ビエンナーレのディナーにて)
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寺院の庭で振舞われた精進韓国料理のビュッフェ。欲張ってお皿にドッサリ盛った料理について、ジョンミンは一品づつ説明してくれた。「食べるとすっごいタフになるのよ(笑)」と教えてくれた棒のような朝鮮人参の天ぷらは、なんか微妙な味だったので顔を見合わせて爆笑してしまった。

知りたくないの

2年前の今日(8/21)に当ブログで自慢した逸品『火星の人面岩ストラップ』を2年ぶりに自慢しようと思う。人面岩はかつて火星に存在した超文明の遺跡で、古代火星人が我ら驕れる人類に残していった警告である。そう90年代の超科学界では言われていた。しかし、その後ぜんぜん顔に見えない鮮明な岩写真が公開され、今までのは単なる見間違いであり、人間の目と口と同じく逆三角形に配置された物を見ると、無意識にそれを顔と認識するという錯覚が見させた人面岩ドリームだったと結論づけられた。
「人面岩が涙を流した」「人面岩が喋ってる」「人面岩には歯がある」などといった証言は何だったのか?私から夢を奪った最新科学が憎い!後世の人類に誤った情報を残すべく、私はこのマヌケな人面岩ストラップを捨てずに後生大事に保存し〈未来人を騙してやる〉と決意した。

(永久保存)
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携帯ストラップ、その存在自体が過去の遺物となりつつある。

(ミニ土星&ミニ火星)
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このピンポン球大の惑星みたいな石(モキマーブル)の外側はヘマタイトでできている。
火星地表の砂から検出されたヘマタイトは、地球と同じく火星にも水が存在した可能性を示唆するものだという。しかしたとえ火星に水があっても宇宙開発(侵略)に私は断固反対する!

視力低下

薄暗いところで作業しているので、近眼と老眼が同時に悪化し視力の低下が著しいです。遠くも近くも見えづらいというのは一体どういうことか。最近ちょくちょくおこるマヌケな見間違いによって自覚される宿命の現象とは?(写真で検証してみよう)。

7月某日: 近所の校庭裏にて
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「あんなところに白い女体像が?」と近づいてみると…ご覧の通り白いポールにチェーンが巻かれた物体だった。

8月某日: 近所の家の塀の上で
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「わ〜い白いネコチャンがいる」と寄ってみたら…ご覧のように白い花の房が塀からのぞいてるだけだった。

7月某日: 近くも見えない
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スマホで〈京都で熱中症患者多数搬送〉のニュースを読む。珍しい赤い救急車両の上に丸い坊やの顔が…(私にはそう見えた)。拡大してみると、騒ぎに集まる京都市民を映した丸いミラーだった。

獺祭魚

喋り聲がカワウソのように甲高くうるさい私だが、お盆は墓参りにも行かず高倉健以上に寡黙な態度で(人間と喋らず)ひたすら下絵作りに勤しんだ。クロベゴルト6部作の下絵は完成間近なところで、どうしても納得がいかず何度もやり直し予定を大幅に超過してしまった!
「魚の呪いが欠けている」と悩んだ果て〈ローレライ〉に川魚を足して、本日やっと6点まとめて大型コピー店に持ち込む。片付けないで下絵作業をし続けたので、机上には不採用コピーの山が築かれ、コピー峡谷に魚コピーの紙片が泳ぐ有様だ。カワウソが獲った魚を岩に並べて先祖供養をするというのは本当か?ならば私もそれに倣ってコピー魚の釣果を祖先に供え、墓参りの代わりにしよう。

(獺魚を祭る)
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書物を漁って絵を描く。獺祭魚行為の成れの果て

(本日のスタメン)
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渓流残留組:ヤマメ
ヤフオク獲得組:四次元ボーヤ(足寄川出身)
外国人補強:ハダリー(出身地不明)
(海洋放出組:サクラマス)

★『バベル展』の展評を井上幸治さんが美術手帖Web版に書いてくれました!
(コチラで)みんなで読もう→美術手帖ウェブ

雪は万年

正確には〈溶けにくいが猛暑の年は溶ける雪〉それが黒部川峡谷鉄道・鐘釣駅から見物できる名所『万年雪』だ。ホーム対岸にそびえる百貫山の積雪が川畔で堆積し夏を越す(猛暑年は溶ける)不思議な雪だという。トロッコのガラス無し車窓より見たこの巨大雪塊は、土まみれであまり綺麗ではなくあたかも塵埃に汚れた都会の雪逹磨のようである。

また同じく鐘釣駅に隣接する山荘で奇妙な看板を発見した。風雪に晒され続けあまり綺麗でない建物の窓にビビットな色彩の写真看板が飾られており、写真はこれを設置した窓の向こう側に存在する和室を撮影したものだろう。掃き清められた座敷には法被風の珍しい服を着た女性が座っている。
雪塊の表面が土で汚れていても内部は純白の雪であることと同様、たとえ外観は綺麗でなくても宿泊施設内部は清潔に保っているよ、という真実をこの看板は来訪者に訴えたいのだと思う。

(夏山クイズ)
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雪はなぜ溶けないのか

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涼しげな緑陰が一番のおもてなし(だがこの窓からは見えない)

真夏の昼の夢

ヨガもキャンプもしない私だが、作業室の板の間にヨガマットとテント用携帯マットを敷き、夏場はこのペラペラマット二枚の上で昼寝をしている。するとそこで私はこんな夢を見た。
兵庫県在住の友人宅に遊びに行ったら、猫が歩いているはずの廊下に巨大なトカゲの番いが普通にくつろいでいた。この恐ろしい原始爬虫類は私と同じくらいの身長で、メスはコモドドラゴンに似ていて、オスの方は皿を二枚合わせたように丸くペタンコな変な顔をしている。せっかくの機会なのでそっと観察してみようかと距離を保って見ていたら、オスが急に近くにやってきて私の右手をパクッ!「うわっ痛い!はなして〜」と腕を振っても、歯が無いのに噛む力がとても強く、いつまでたっても手首から下はトカゲの口の中だ…どうしようと困ってるうちに目が覚めた。
で…私の本当の右手はというと、床板と重い胴体の間に挟まれて痺れていたのだった。このように現実世界の外的要因が夢のお話を作り出すことは多分に起こりうることである。

(小さい爬虫類の友)
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ミニヤモリとY字郎くん

Y字郎:近況報告

窓黒読者から「Y字郎くんはお元気ですか?」と質問があったので、今日はY字郎の近況をご報告しましょう。
スポンジから培養土に移動したことで、目覚ましい成長が期待されたY字郎でしたが、思いのほか成長が遅く、先日やっと第3期の葉っぱが出てきました。Y字郎の名前の由来である幼い双葉たちは、出芽と発根の役割を果たしヨボヨボに衰え、第2期の丸い葉っぱ二枚は効率よく日光を浴びようと向きを変えつつ今も奮闘中。そしていよいよY字郎の正体を知る鍵を握る第3期葉っぱが登場!浅い切込みのあるオシャレな葉を持つこの植物は何でしょう?偏差値不足で都立園芸高校への受験をあきらめた私の見立てでは、これはビオラかパンジーの類のような気がする。(台所に種が落下した心当たりもあるのだ)

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「日光を浴びるほど育つはず」という私の過度な期待により屋外に出され、強烈な直射日光で黄変してしまったY字郎くん。

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室内の程よい日差しで緑色に回復したY字郎くん

お国自慢

武蔵野美油絵科の懇親会では、αMの展示作業を手伝ってくれて飲み会にも参加してくれた大学院生の橋本君からも面白いお国自慢を聞いた。以前、彼の故郷である大和市で『NHKのど自慢』の中継がされた際、ご当地の名所や特産品を紹介する冒頭のコーナーで、なぜか市内公園に設置の『健康遊具』が紹介されたのだという。名所でも名産でもない公園の遊具をアピールした理由は、それしか自慢できるものが無く、橋本君はテレビを見て「恥ずかしい」と思ったそうだ。
私も初耳であった『健康遊具』とは、一見すると普通のベンチだが、腹筋運動を補助する(足を固定する)パイプが付いてるなどの工夫を凝らした遊具群で、大和市では高い会費を払ってジム通いせずとも、公園に行けばタダで肉体改造が可能というわけだ。
公的な発表によると、市内100カ所の公園に300基以上の健康遊具が設置されているという。300基もの遊具が存在し更に100も公園があることに驚き!(自慢して良いと思う)。大和市は湘南方面へ向かうとき中央林間駅で乗換するぐらいで滅多に行かないので、今後も健康遊具で運動することは私には無いだろう。(機会があっても公園で運動するのは恥ずかしい)

(動的努力)
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スウェーデン伝来の体操をするサクマ君とその助手。
健康遊具は助手の立場を脅かす存在となるであろう。

ピンカラ石

ぴんから兄弟とも宮史郎とも無関係なピンカラ石という珍石の存在を、先月の武蔵美講演後の懇親会酒席で初めて知った。福島県飯野町で産出される一見なんの変哲も無い岩石ピンカラ石には、UFOを引き寄せる不思議な磁力があるという。この石のことを教えてくれたのは、くノ一のような黒装束の油絵科助手で、彼女の故郷である飯野町には『UFOふれあい館』なる変な施設があり、そこではピンカラ石をくり抜いたドンブリを使用した「ピンカラ石ラーメン」が食べられるという。(ラーメン自体は普通らしい)
くノ一助手からの有力情報を総合すると、飯野町は米国のロズウェル、エリア51のようなUFO情報秘匿の土地のようだ。〈UFO異星人大百科〉の監修者、荒井欣一氏の蒐集した膨大な資料が、この『UFOふれあい館』に全て譲渡されたという事実は大変興味深く、飯野町が異星人情報の重要な拠点であることを物語っていると言えよう。

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これは石狩川産の石でピンカラ石ではない。
ピンカラ石は欲しいけどUFOには来て欲しくない。

愛蔵書〈UFO異星人大百科〉
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関連書2000冊/ビデオテープ/CIA秘密書類(コピー)などが所蔵されてた『UFOライブラリー』
「この本を読んで質問したいことがあったら、荒井さんに手紙を書いてみたらどうかな」とあるが、手紙を出しても既に五反田の資料館は存在しない。(しかし資料は飯野町に在る!)

睡眠学習大成功!

兄弟仁義、浪曲子守歌、かえり船の歌詞を全部覚えた私は、次に中学生以下の英語力を克服すべくCD付き参考書を7冊購入し、まず手始めに『超速マスター中1英単語の木』を作業中に繰返し聴いている。不思議なことに傾聴するほど睡魔に襲われ、目を醒ますとCDは終わっているのだった。〈居眠り中に聴く音声には睡眠学習の効果があるに違いない〉そうした都合の良い期待は、さっそく夢となって現れた。
…夢の中で私は、病院の廊下に置かれた長椅子に座りながら例のCDを大声で暗誦する。「超速マスター・英単語の木。レベルワン・家族の木!」…女性ナレーターのハキハキした声色を真似て自信たっぷりに発音してるけど、覚えるべき箇所は英語で〈そこではない〉。

(まるで魔法のような魅力的書名)
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超速マスター中1.2.3英単語の木/中学3年分の英単語が10日間で身につく〈コツと法則〉/中学3年分の英文法が10日間で身につく〈コツと法則〉/やりなおし英会話/英会話超速メソッド
(眺めてるだけでは無理と私は知っている!!)