カテゴリー別アーカイブ: 出来事

エモってる古賀メロ

日曜日の午後、NHKの懐古番組にて素晴らしいショーを観ました。古賀政男没後40年を記念してアーカイブから選ばれた作品、1976年放送の『ビッグショー・古賀政男 歌の人生劇場』です。TVをつけたら偶然この番組が始まったので、古賀メロとの何らかの不思議な縁を感じつつ視聴いたしました。素敵なセットに昭和の名歌手が現れては消える…。古賀先生にリスペクトを捧げる番組構成が最高にファンタスティック!今日はその名場面を一部ご紹介しましょう。

「青い背広で」を朗らかに歌う藤山一郎 (背広は緑色)
IMG_8933
霧島昇、近江俊朗、島倉千代子、五木ひろし、大川栄策、ちあきなおみ、村田英雄…
昭和歌謡のキラ星が次々登場!まぶしい!

「怒涛の男」
IMG_8941
舞台中央に座らされた古賀先生は、背後の男達から歌の接待を受けているところで、尋問されている場面ではない。

エモーショナル「人生劇場」
IMG_8949
「男ごころは男でなけりゃ 解るものかと あきらめた」
村田英雄と古賀政男。二つの男心が一つに重なった奇跡の瞬間!

「ビッグ シヨー 終」
IMG_8955-1
成功者である先生は、いつでも人生の辛苦を背負ったような厳しい顔をしている。そこに成功の鍵があるといえよう。

w杯おわった、さぁ働かう!

2006年W杯独大会グループ予選で、チュニジアのブアジジ選手の演じたシミュレーションが忘れられない。敵選手に足をかけられたように大転倒し、普通ならここで「足が痛いよ〜」と叫ぶところブアジジ選手はなぜか「クチビルをヤラれた!」と審判に猛アピールを始めた。自分の厚い唇を指差しながらファウルを懇願する姿は滑稽かつ斬新!おそらく足ばかりだと真実味にかけるので(無傷だったが)クチビル負傷演技に賭けてみたのだと思う。
先日終了した露大会でも、国際的一流選手たちによる、狡っ辛い大袈裟アピールが期待以上に楽しむことができた。ビデオ判定で嘘がバレた時のネイマールのごまかし笑い。遅延行為に怒ったデンマーク選手からド突かれたときのエムバペのずっこい半笑い….。このように狡猾な表情を数多く生み出した大会も、狡っ辛い強さを証明したフランス軍の優勝で幕を閉じた。もう4年先まで見れないのでツマラナイが…祭りは終ったのだ、さあ働こう!

(制作中)
IMG_8962
8月から担当する朝日新聞『歌壇俳壇』欄の挿絵のために制作したリノカットは (今は黒くて見えにくいが) 歌や句の世界観に配慮した作品に。

秋には森に

ぐんまちゃんのイラストがかわいい「5/15 高崎〜前橋行軍」と書かれた紙は、ちょうど2ヶ月前に中途半端に実行された遠足のしおりです。当日は5月なのに夏のように暑い日だったので、長距離歩くのを断念し、群馬の森に行くのをヤメました。高崎市内にある群馬の森はブルターニュの森よりずっと小さい森林公園です。もとは帝国陸軍岩鼻火薬製作所の敷地で、森に点在する弾薬庫のような建物、工場が爆発した際に延焼を防ぐ土塁が見学できます。ここのお散歩は中止して、前橋で文学散歩でもゆっくりしようと主要施設を訪ねたら(なんと!)朔太郎記念館も前橋文学館も電気系統の故障で臨時休館!ああ、追えば逃げる詩人の幻影よ…なぜかしら?
不完全燃焼だった遠足の思い出よ(待つがよい)わたしは再び群馬の地を踏み、幽霊に出会うかもしれない森で弾薬庫を探し、古墳を見てから手打ちうどんを食べ、あまり面白くなさそうな記念館に行くであろう。それは(暑いから)今ではなく秋に!

(計画は分刻み)
IMG_8923
今度は完遂できるかな?

(ひもかわ最高)
IMG_8648
ぐんまちゃんオススメの麺類

小惑星☆斥候

ハワイ語で「戦闘斥候」を意味する名をつけられた小天体オウムアムア。太陽系をブーメラン型の軌道で横切るこの棒状の小惑星は、私が三日と空けずオヤツに食べるミノちゃん印の黒糖麩菓子の形状にそっくりです。そしてこれは、中が空洞になっている珍しい麩菓子個体を発見した時の記念写真で、私がかじった断面を、Zライトにかざした瞬間に現れたコズミックな光景です。空洞の向こうに小さな穴が空いていることで、そこから黒糖の蜜が侵入し「表も裏も黒糖がかかっている」という奇跡が起きました。

(惑星型麩菓子)
IMG_8747
地球の空洞からみる陽光も、このように美しいに違いない。

(事前通告:不吉な兆候)一昨日またしてもアイホン画面が突如真っ暗に!6時間いろいろ試みて暗黒宇宙から生還したものの、だんだん字が小さくなる変な症状もあり不安定。なので連絡が途絶える可能性を斥候兵伝達のように事前にお知らせしまーす。

円い窓

「円」の図像から生まれるイメージは、世界の完成あるいは宇宙、永劫回帰の普遍性である。もしくは禅的に、円相から悟りの抽象を見出すかもしれないし、円窓は私達に内在するミクロコスモスの入口にも、己をうつす鏡にもなりえよう。
私の頭部に出現しては消失する円形脱毛は、ディスリンピア帝国競技場の完成とともに快癒し、私の意識の外に消えたはずであったが、先日整髪中にニュー(ハゲ)競技場を発見する。ポジションで例えるならセンターバック(分け目に近いので露出しないように要注意だ)。そして最大級の面積を誇るハゲピッチは、私の心身状態をうつす鏡のように円く無毛だ。

IMG_8788
(勝利という大義のために)大袈裟に転んだり気怠く球を回したりの醜態を晒すことを厭わない。勝負の世界を苦汁で描いたようなF・クレメンテ画『優しい嘘』

味噌汁は激励する

「ホラを吹きならせ!バラボンを打ちならせ!」セネガルの若き猛虎たちの国歌斉唱が青い芝にこだまする。本日の好ゲームのように爽やかな快晴に、今週中に梅雨明けとの予報を聞くも、梅雨に入ってから私のハラは不調が続き、こちとらのハラの不調は梅雨前線とともに去るという予測はできない。

「トランペットを吹きならせ!」ディスリンピック開幕を記念する「序曲」の発表は、丸木美術館・ディスリンピア2680会場にて、予告通り明日26日午後に実行される予定!詳細な時間は不明で、凡そ2時過ぎではないかと予測されます(大雑把な情報ですみません…)興味のある方はぜひ〜

(豆腐サポの声援は種と国境を越える
IMG_8741
味噌汁の豆腐に浮かぶ激励の笑顔「がんばれカザマランド!」

ディフェンス

(本日は敗北)レプリカントのようなアイスランド選手の統制のとれた守備。そしてこれは、そのディフェンスにも劣らない鉄壁の防御を見せる自動販売機の姿だ。木材と有刺鉄線で作られた頭頂部バリケードの仕様は、戦場のそれと変わらない。この狭いスペースを防御する理由はさっぱり不明だが、有刺鉄線が放つ不穏なキナ臭さは、暗にこの地区の治安悪化を示唆しているのである。

(野戦築城)
IMG_8773

☆ディスリンピック会期終了まであと15日
(私は読めない)英語の記事「TOKYO ART BEAT」で紹介して頂きました〜↓
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/2018/06/excavating-concealed-truth.html

パダン・パダン・パダン

(わたしは真悟のようにコンピューターにも人格があるのだろうか?)二週間前の朝、今まで一度も受け取ったことのない内容の通知がグーグルフォトから届きました。それは『この日の思い出を見てみよう』という謎の呼びかけとともに三年前のその日、2015年6月7日に撮った写真を見てみろ、と突きつけてくるものでした。これがそのスマホ画面で、並列した自動販売機と解体途中の橋脚が写っています。この手の被写体は一番よく撮る類いのものなので(特定の人間が写っているわけでもなく)グーグルさんから「思い出の写真」と一方的に提示されても困惑しますが、せっかくなので写真を頼りに記憶を辿ると…自販機と橋脚の場所は、恵比寿と渋谷の中間で、徒歩で恵比寿ナディッフから渋谷ナディッフに(スタンプラリーの)移動中ということが思い出された。なぜ三年前のこの日を選んで提示してきたのか?この連絡はこれっきりです。
パダン.パダン.パダン.わたしにつきまとう追憶の足音。…というほどの重みもない普通の出来事よ!

皆様の〈YSC〉所属の自販機
IMG_8702
これが三年前の思い出。この一週間後から青森ACACの滞在制作が始まり、2ヶ月後帰宅したら家中カビに侵されていたことの方が強烈な思い出…

(この日の思い出の品)
IMG_8765
ハダリー選手が手にしているのがスタンプラリーの景品(ボールペンだった)

パリの壁画、そして秋田

美術手帖からの依頼で『パリの壁画、そして秋田』と題した藤田嗣治に関する論評を執筆中で〜す。が…しかし私はパリに行ったことがなく、秋田には少し立ち寄ったような(気がする)その上壁画を描いたことがない(それなのに引き受けた)私がこれらを論ずるには多少無理があり、案の定苦戦している。また悪いことにサッカーW杯が始まりテレビ中継をつい観てしまう。試合は本当に面白い!昨日のフランス対オーストラリア戦では、フランス人選手が審判に足を踏まれたのを敵選手の妨害と勘違いし、寝転がって得意の「大袈裟に痛がる行為」を始めたが「あ、審判か」とわかったとたん、ケロっとして何事もなかったようにしていた。国際的一流選手たちの狡っ辛い行動が楽しみ!(アイスランド軍は〇〇ソンという名前ばっかり。とても守備が強い)
私は進まぬ筆を奮い立たせるため遠いモンパルナスを想いシャンソンを歌う。シャルル・トルネ「詩人の魂」プーランク「愛の小径」オーリック「ムーランルージュの唄」…パリの空の下セーヌは流れ、時も流れる。そして締め切りも迫る!

(プーランクとミヨーが好き)
IMG_8751
ジャン・コクトーとフランス6人組(1名ドタキャンで5人組)によるバレエ「エッフェル塔の花嫁花婿」の登場人物は電報/ライオン/蓄音機/将軍/水着美女/カメラなど。フランス語でさっぱりわからないけど愉快なお話に違いない。

豚肉そっくりさん

先日、道路の白線上に小さい桃色の石を発見した。その時は可愛いと思ったのでポケットに入れて持ち帰り、さっそく水洗いした状態がこの写真。その姿は紛うことなくカレー用にカットされた豚の肉片である。窓辺に置かれ水分が蒸発すると表面が白っぽくなり、今度は茹でた豚肉にソックリに!桃色で可愛いと好感の持てたこの石も、豚肉に見えてくると石への好意も半減してしまった。私は関心の失せたこの石ころを同じ白線上に返却しようと考えているが、玄関の窓辺に放置したまま豚肉石の存在をすでに忘れてしまい、出かける際にポケットに収めることを忘れる。

IMG_8665