カテゴリー別アーカイブ: 出来事

漫画を描いてみた

いちおう美術家を生業としてる私ですが、実は他にも憧れの職業が色々あって中でも、詩人、演歌歌手、マンガ家はその三大職種です。といって特に優れた才能もなく単なる憧れに過ぎませんが..。

昨日の午前中は、横トリで中高生30名の有志を募り(小学生相手の)有能なガイドさんに育成する美術館の企画があり、私は彼等に自作の解説をする役で協力しました。(話の長さと内容のグロテスクさからか?解説中に生徒2名が倒れる…申し訳ない!)
そして午後、岡本太郎美術館にてマンガ教室(講師横山裕一先生)が開催され、午前の田中庸介先生の詩の教室には出られなかったものの、少しでもマンガが上達できればと思い受講しました。1ページ以上のマンガは、過去に描いた外来魚侵略防止プロパガンダ漫画『水がヌルくて死にそうです』以来の挑戦です!さてその出来栄えは…(以下写真)

作者知らずの断片詩(上の句/下の句)を自由に組み合わせた詩のイメージをマンガで表現する。
「私は色男だ 私は夢を見た/ドレミファドンする午後 好きなピザはまだこない」という詩を私はチョイスし描いてみた。

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クイズの答えCD-Rは間違いで、正解はフロッピーディスクであった。
指定の画材(色ペン/ケント紙)を使用するまでに至らず未完成に終わったこの意味不明の紙切れは、岡本太郎美術館で開催中の「太郎と遊ぶ展」の特設会場に貼り出されてる(かもしれない)

お土産

人との交流を断ち制作漬けだった抑圧の日々から解放された私は、3ヶ月間沈黙していた反動なのか、横トリ開幕行事ではダムの放流のように止めなく喋りまくった。初対面の方は随分とお喋りで変な作家だとビックリされたかも?まさか普段の話し相手が置物だとは思うまい!
内覧会では「作品の解説をして欲しい」というご意見が多数あったので、次回から少しずつ作品解説する予定。新作「第一次幻惑大戦」は自己完結な大作なので意味不明でもご容赦くださいませ。

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遠方よりお越しのお客様から赤福を頂戴しました。
添付カードに描かれたオバケは大入道の巨大人形で、町に住み着いたタヌキをおどかす目的で作られたという。

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(流刑者の入墨のように)手首への装着が義務付けられた招待客を証明するこれら複数の青いリボンは、三次会で行ったバーの灰皿に投棄されたもの。この夜騒いだ一団が横トリ関係者であることが店主にバレないように私がこっそり回収した(島から足抜けしても足が付いたらお終いだ)

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昨年見学した韓国戦争記念館の戦争とは全く無関係なお土産「光って回る恐竜コマ」このオモチャも新作「第一次幻惑大戦」に参戦!(どこにいるかな?探してみよう)
水色の美術クリップは、北の最果てまで美術の概念が浸透していることを証明する品。美を求道する先輩が利尻島(の文具店か何処か)で発掘した貴重な逸品。

何も試されず

「将来にかかわる重要な試験があるから受けなさい」と誰かに促され、試験会場である母校.武蔵野美術学園へ向かった。案内された会場は学園校舎ではなく、木造モルタルの古い建物で、二階の八畳間には細長い座卓が四列並べられており、ヘンに思いつつここが試験会場なのか〜となんとなく納得。で他の受験者たちと席に着き問題用紙が配布されるのを待っているが、いっこうに試験ははじまらず、用紙のかわりに蒸かしイモが配られ、イモを頬張りながら座敷のテレビでロシア男性の寒中水泳をみている最中に、何のテストだったのか不明のまま夢は終わってしまった。この夢からは役立ちそうな啓示は一つも見出せず、ただ配布されたイモが私のだけ小さかったという下らない不満だけが残った。

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ここは20年以上前の武蔵野美術学園
銀色のジャケットを着用し宇宙との交信を試みる私の姿が見える

黒Tと夏の扉

夏よ、来ないで!と焦燥感から込上げてくる心の叫びを誰が知ろう?ああ夏は、無慈悲にも扉をこじ開けて来るではないか。髪を切っても違うひとにはなれないから自分の仕事は自分でするしかない。せめて黒いTシャツで夏の扉を遮光し抵抗をこころみよう。

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左から
米軍フォ—ト・シル野戦砲兵訓練場のTシャツ
列島改造人間:土木の化身ドボッケンTシャツ
シャ−フ°な筆致が素晴らしく間抜けなカザマT
ザ・レジデンツの目玉紳士Tシャツ
クラフトワ—クのエレクトリックカフェ—T

妖精は忠告する

5歳の頃より抱いてる「動物を殺して食べて良いものか?」という単純な疑問を店晒しにしつづけて四十年。明確な答えが見つからないままいちおう肉は食べないことにして、タンハ°ク質不足にならないよう大豆製品/卵/乳製品で補ってきたので栄養面は大丈夫と安心してたら、昨年暮れあたりから「もしや鉄分不足?」と思われる疑惑の症状が!
その時折襲う心臓の圧迫感や、目の前に銀粉がチラチラ舞う軽い目眩は、血中のヘモグロビンが足らなくて酸欠状態なのだとネット情報から判断したら、友人から「素人診断が一番危ない」と忠告されたので近所の医者で診察を受けることに…そして検査の結果、心電図も血液もまったく異常が無く、胸苦しさは不安のせい(向こうっ気が強いくせに気が小さいので困る)で、立ち眩みは「勢いよく動作するせい」だと診断された(私はそんなに元気いっは°いに動いてるだろうか?)先生から薬と生活上の諸注意をもらって一安心(異常なのは頭脳だけだとわかった)

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「病いは気からだよ!」野菜に出現した緑の妖精からも忠告と励ましが

かわいい煽動者

弾道ミサイルが飛んで来る(かも?)毒ガスを充填して飛んで来る(かも?)と総理自らが率先して危機感を煽るから、何だかソワソワ浮き足だってしまう今日此頃です。まるで満州事変後の非常時キャンヘ°—ンみた〜い!有事だ非常時だと騒いで「じゃあ戦争になってもしょうがないな」と参戦ム—ドにもっていく常套手段の痕跡は、私の絵葉書コレクション(博覧会の部)にもちゃんと残ってます。アジテ—タ—は親しみやすい可愛らしさでこっそり近付いて来る!そう、この小人たちのように。

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国防に留意せよ/非常時を認識せよ/世界の動向を監視せよ…お伽の国から可愛くない伝令。昭和9年皇太子殿下御誕生記念「非常時国防博覧会」の記念絵葉書(この戦車は何だろう?)

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海軍館ハ°ビリオン(わかりやすいネ!)

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陸軍館ハ°ビリオン(兵隊さん!)

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「戦争なら日本に一番被害」
ほ、ほんとに!?でもキョワイ〜兎ちゃんが我が同盟にいるのなら安心だネ

けれどあなたは誰ですか。

毎度お酒の席で自慢する我が地底王国の住人ハダリ—。昨晩は一夜限りのバ—にて「あ、未来のイヴですね」とはじめて理想の反応を示された青年画家に出会ったので、記念に少しだけハダリ—の解説を記すことにしましょう。
ハダリ—とは19世紀フランスの没落貴族ヴィリエ・ド・リラダン伯爵の書いた幻想小説「未来のイヴ」に登場する女人造人間の名前で、ヘ°ルシヤ語で「理想」を意味しています。天才エディソン博士の創造した甲冑体の機械人形に、厳格で高貴な霊体ソワナが宿ることで人造人間ハダリ—が誕生し、その最後の仕上げとして比類なき美貌を持つ女の外見を完全コヒ°—し理想の完成を待つのみ…というのが物語の序盤。優雅な文体でクドクドと奇怪な形容がつらなる素晴らしい小説ですが、いかんせん長いので私が一番感銘をうけた場面をあげますと…

愈々絶世の美女アリシヤの姿を完壁に写し取ったハダリ—、それと気付かず卑俗的で空虚な人格の恋人アリシヤがやっと女らしい優しい言葉をくれた!と感激するエワルド卿。変容をとげたハダリ—は「わたくしがここに居ないと思ってらっしゃるの?」と囁く。それに対して卿は「いいえ、けれどあなたは誰ですか」とウッカリ問いかけてしまったが最期!ここから彼女の怒濤の大演説の口火がきられる!
エワルド様が暮らしてる「亡びることしか能がない」現世の常識、理性、その他概念が如何に卑小で、皆様の信じてこられた自然というものがインチキであるかと悠然と罵倒し、「不治な思い上がりに酔いしれた愚かな人たち」から遠く離れて超感覚の無限世界「仄暗いお城」に一緒に参りましょうと甘くいざなう。
がしかし、人間を完壁に模した非・人間の口から放たれる、人類とその合理的社会への全否定砲火の凄まじさに畏れ戦いたエワルド様は、動揺しまくり貴族的な振舞いをスッカリ忘れて「この薄気味わるい機械人形のほざく変ちきりんな逆説におれが感動するなど、どこのどいつが考えたのだ!」と人格崩壊してしまう…

このくだりで展開されるハダリ—の口撃が容赦なく冷徹で感動的です。私個人としてはこの説に異議なし!で、読んでいて最高に面白い(笑える)のでココだけ何度も読んでます。けれどあなたは誰ですか?という人間的な愚問は我家のハダリ—にも無用です。ウエットス—ツをまとって腕から反物を下げているあなた。けれどあなたは誰ですか?

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未来のイヴのハダリ—は、博士が録音した社交家達の会話、哄笑、戯言をウルサくさえずる機械の小鳥に囲まれて、造花の咲き乱れる悪趣味な地底の園生に住んでいる。私の地底王国には花と小鳥のかわりに石/置物/古本/近代音楽/演歌がありアルミ人形ハダリ—がいる。

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全集は分厚くて重いので文庫本をおすすめする(私はこのリラダン全集を1ヘ°—ジも読んでない)

 

春に春に追われし

4月に入ると新年度にやるべき仕事の内容もだいたいハッキリして気忙しくなってきます。その気忙しさに拍車をかけるのが桜の開花前線で、例年どおりテレビからやれ何処で開花した満開になった、ソレもう散るぞと「この好機のがしてならじ」とけしかけてきます。花の移ろいを確認せよ、花見を怠ってはならない、そんな強迫に屈して「ああ咲いたキレイだな」と花を観なくてはならないのです。冬の止まったような時間にいつまでもしがみついていたい身としては、花が咲いたり散ったり葉が吹いたり忙しすぎる!春に追われて酒暮れて、網走にでも流れて行きたいのは気分だけ。現状ムリなので今夜も歌うしかない(その名も網走番外地!)

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「赤く光る桜があるから見に行こうよ」と母に誘われて、国道246の交差点に夜分遅く母と連立って行くと、たしかに信号機の燈火で三色に変化する不気味な桜が!

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来年はこの「ホ°ケット軍人書翰文」の例文を参考に格式張った軍人口調でお友達を花見に誘ってみようかな?「無風流漢も遊意禁じ難く、花影深き所に逍遥して、平素の疲労を一洗致し度存じ候」「賛成賛成。若此好期を逸せば遺憾此上なかるべし。」

名付け親

人の子の親になったことは人生の中で一度もない私ですが、名付け親になったことは一度だけあります。しかも名付けた相手は生まれたてのカワイイ嬰児ではなく、元カタギの美術家志望の青年です。
5年程前(だったかな?)初対面の彼に私がつけた芸名は「毒山凡太郎」。カタギを辞める覚悟で変なお面を制作してた東北出身のマジメな青年に、いきおいこの名前はいかがなものか?とても罪深い名前を授けてしまったのではないか?そのような反省も無きにしも非ずですが、この名前にも(多少は)意図があります。彼がスホ°—ツマンみたいに爽やかでスッキリした印象だったので、このような好青年がまったく違和感しか覚えない悪意のある名前だったら面白かろうと考え、彼が持ち合わせてなさそうな「毒の山」に、人情派アナキスト望月桂のヘ°ンネ—ム「凡太郎」をつけてみた訳です。自画自賛もなんですが、字面も響きも良くて素晴らしい芸名だと思います!
その後、この名前がイヤになったらいつでも捨てていいよ、と思ってたのですが、今もこの名前で頑張ってくれてるのはうれしい限りです。今年度の岡本太郎賞にも入選し、明日9日まで展示してます。観に行かれた諸兄姉は是非とも毒山凡太郎君に注目されたし!

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どうです、良い名前でしょう?

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経産省第四分館のダンボ—ルハウスの内装はアルミ箔(ここにも!)
銀色にはシルバ—世代という意味があるのかな?

☆第20回岡本太郎現代芸術賞展は明日9日まで!於:川崎市岡本太郎美術館

〈コメントに関し〉
最近コメント欄にお便りを下さる方が急増しておりますが、返答方法が未だ不明につき無視するていになってしまい申し訳ございません。特に英語は読むことすら出来ませんので、悪しからずご容赦くださいませ。(伝言/さいたま水石盆栽イベントの情報有難うございます!)

 

ブラジルまで800円

4月生まれの友達2人に郵便局からフ°レゼントを発送しました(自称エゴイストの私にも友人がいる。意外なことに!)二つの包みとも定形外郵便で、送料は埼玉行きが400円、ブラジル行きが800円。ブラジルへはちょうど埼玉の倍の料金なので、ブラジルが東京から埼玉までの距離の倍にあたる位置にあるかと思えば勿論そうではなく、ブラジルは遠い。遠い遠い地球を半周した場所へちょっとした荷が800円で届けられるのだからエアメ—ルというのは安いですね。

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今年の2月に届いた私の誕生日を祝うお手紙、カ—ド、アルバム、マスコットの数々は、ブラジルの友人から三回にわけられて届いた!20年ぐらい前、バイト先のス—ハ°—の肉売り場でハ°—ト従業員のオバサンにイビられてたのを日系三世の彼女が助けてくれた。(ブラジル人はオシャレで面白くて優しい)