カテゴリー別アーカイブ: 出来事

樫の森の…

【死者に報酬は支払われない】ドイツ・ロマン主義の画家C.D.フリードリヒの作品は、同じくロマン主義音楽のレコード及びCDジャケットに多数採用されている。詩情豊かなベートーベンやシューベルトとの相性はバッチリで言うことなしだが、作者にノーギャラなのは如何なものか (しかし何処へ送金すればよいか)。フリードリヒの名作『樫の森の修道院』を装画に使用した(かざまランドで人気) H.プフィッツナー『人間と自然/生活と歌』のCDもその一例である。

【交霊は不問に付される】吉村宗浩氏はフリードリヒ『樫の森の修道院』に触発され、新作『大地は永遠なりⅠ』を制作したという。春の到来を待っているのか?それとも既に朽ちているのか?不明の刺々しい樹木に絡まるように屹立しているのは、オリンピックの象徴である。オリンピックに明日はあるのか?既に終了の鐘が鳴らされたのかは不明のこの丘に、唯一訪ねてくるのは絶望を伴侶とする冬の旅人であろう。

吉村宗浩さん作『大地は永遠なりⅠ』
daitiha
凍てつくような寂寞感、その後からついてくる笑い!

『樫の森の修道院』採用のCD
IMG_0247
素晴らしい題名『人間と自然/生活と歌』の歌詞は、ドイツ語なので全くもって理解不能。
ローゼンベルクvsゲッベルスの文化政策の覇権争いの結果、ゲッベルス優勢となりローゼンベルク派だったプフィッツナーは冷遇される羽目に…。さらに戦後は親ナチだったことが祟り正当な評価を受けられなかった。(定石を踏み外したような変なところが面白いと私は評価)

秘密を掴んだ紳士達

コスモアイル羽咋の〈UFOsブース〉では、 UFO現象に対する6博士の見解を聞くことができる。専門家の談話は懐疑的なものから妄信的なものまで様々であるが、どれも興味深い証言ばかりだ。めったに聞くことのできない貴重な機密情報を語る科学(或は非科学)者の肉声は、各人2話で合計12話!(もちろん全て視聴)。その中でも特に印象に残ったエピソードの一部をご紹介しよう!

コリン・アンドリュース氏
IMG_0177
ミステリーサークル(クロップサークル)研究の第一人者の談話によると、小麦などの穀物畑に突如出現する巨大円形群・ミステリーサークルは、何者かによって同じ方向に作物がなぎ倒され、地上には幾何学的な図形が残される。そして奇妙なことに倒された箇所は、通常の茎より約40cm長く成長し収穫は約20%増えるというのだ。(それはいわゆる麦踏みのような効果では?)

ロバート・ディーン氏
IMG_0192
元米陸軍准尉、UFO相互ネットワークの役員を務めた氏の情報では、1967年早朝のイタリア空軍基地で戦闘機の整備をしていた隊員が、上空で鼻歌を響かせながら飛来する3本足のUFOを目撃。やがて滑走路に着陸すると、2名の異星人が姿を見せ「乗ってみないか?」と右手を挙げながら流暢なイタリア語で誘ってきたが、隊員は恐怖のあまりオシッコをちびってしまい、そのことが恥ずかしくて、この不思議な体験を誰にも話さず隠蔽していたという。(ないしょ話を世界中に拡散されてかわいそう…)

ジョン・マック氏
IMG_0188
ハーバード大学提携機関の心理学者である氏は、 UFOに誘拐され異星人と接触した人たちの証言は「現実でなく夢であってほしい」という願望から、体験を誇張したり捏造したりせず、大抵の場合は信憑性が高いものだと断言している。そして体験者の多くは、自宅に帰還した際に「ベット上の枕やシーツの位置が誘拐前と変わっていた」と話し、それが誘拐の証拠であるというのだ!(それはおそらく寝相の問題では?)

侵略か進出か?

羽咋市は古くからUFOにゆかりのある町で、江戸時代には〈そうはちばん(仏具)〉に似た飛翔体が度々目撃され、「夜間外出すると鍋のフタにさらわれる」という不穏な伝説が残っているらしい。UFO機内で「人類滅亡を回避するには自然農法しかない」と異星人から諭され、解放後リンゴの無農薬栽培に成功した自然栽培の伝道師がこの地を訪れ、その教えが根付いたのも、このような素地があってのことであろう。
羽咋駅を降りると《UFOの町にようこそ!》と大書きされた看板で歓迎される。なので「コスモアイルはUFO資料館かな?」と思って訪ねたら、意外にも日ソ冷戦下の宇宙開発競争で活躍した宇宙船や探査機の実機及びレプリカの展示をメインにした立派な科学博物館だった。
先に言っておくと、私は宇宙開発には断固反対の立場で、時折UFOが飛来してくる理由は、人類への警告(それか観光旅行)だと思っている。地球を使い倒し、いよいよ限界となったら地球外に移住する計画を「夢」のように語る、そんな虫のよさを私は禁じたい。コスモアイルへの要望は「 UFO展示物の充実」である。(UFO関連については引続き報告)

(ここが UFOの町だ!)
IMG_0147
擬音「ジャーン!」を形どった石像が目を引く明るい駅前。

IMG_0155
米国:マーキュリー宇宙カプセル(複製)

IMG_0151
ソ連:ヴォストーク宇宙カプセル(本物)
宇宙空間に放出され2~4日後に地球に帰還。乗員は地面か海面に衝突する直前に脱出し、落下傘で降下(怖すぎる!!)

IMG_0171
ソ連:ルナ24号(バックアップ機)
(お月見団子ではない)ルナ月探査機はアポロより先に月の石を採取した。

トンボン・ランレラン氏

テロリストの爆破予告時間の前に、この広場の群衆を無事に避難させること。それが今回の私たちのミッションだった。極めて自然に広場を閑散とさせるよう、私たちは群衆に散らばり小声で「ここにいたら危険です」と耳打ちして回った。いよいよ予告の時刻が迫り、人が居なくなったことを確認し、私たちはその場を去った。背後に爆発音と爆煙を感じながら市街を逃げていると、黒装束の一団が追ってきて「これまでか」と思ったら、彼等もまた別グループの同志であることが判明し安堵した。「どのような組織ですか?」と構成員の一人に訊くと「我々は白熱電球を発明したアナキスト、トンボン・ランレランの意志を継ぐグループだ」と教えてくれた。白熱電球を発明したのはエジソンでも彼のトンボン・ランレラン氏でもなくジョセフ・スワンであり、そしてトンボン・ランレランというアナキストは実在しない。(そう、これは全て今朝私が見た夢の内容だから)

(全ては夢)
IMG_0096
左様である。

1936年のローエングリン

トーマス・マンが1933年にミュンヘン大学で行った講演『リヒャルト・ヴァーグナーの苦悩と偉大』をまとめた本を読み始めて、この講義のあったナチス政権時代の演奏はどんな感じだろうか?と気になり『伝説的ワーグナー歌手1930年代』という2枚組CDをヤフオクで買ってみた(¥760)。
さっそく聴いてみると、厳格かつ精密な現代指揮者のオーケストラに慣れてるので、昔の楽団演奏はのんびりしてて面白く感じた。歌唱も現代のように繊細なテクニックを要求されてないようで、演奏より歌声が大きく際立ち、特に合唱部分はオペラというより儀式的な祭典を思わせる。そして付属冊子に掲載された当時のテノール歌手(写真)の風体が面白いです。

(新旧:聖杯の騎士)
IMG_0115
ph
左:フランツ・フェルカー(1936年のローエングリン)
右:ペーター・ホフマン(1982年のローエングリン)
フェルカーは元.銀行員で指揮者C.クラウスにスカウトされたという。
ホフマンはドイツ連邦軍の落下傘部隊出身。

タラスのト

夕方、カァカァ鳴きながら給水塔に集まるカラスを眺めながら、幼少の頃「さっちゃん、カラスの唄を歌ってごらん」と母から促され、人前で何度も童謡『七つの子』を歌ったことを思い出す。
私は発音できないカ行をタ行に変換して「タ〜ラ〜ス〜なぜナトゥの〜タラスはやまに〜」と健気に歌ったが、歌わされた理由は〈タラスの響きが面白かったから〉という他愛のないものだった。(10歳になってやっとカ行が発音できるようになり、それまでの幼児みたいな舌足らずから卒業)

(タラスがタァ〜タァ〜)
IMG_0100
名前もカとコが言えずタザマサチトに…

ジェイ君バレン

〈自作バレンが壊れて、ジェイ君似のカジキマグロが刻印されたNEWバレンを通販で購入〉ということを以前こちらで報告しましたが、そのジェイ君バレンを日産AA用新作でいよいよ本格的に使用開始しました。
(感想は…)お手頃価格以上の刷り易さと安定感に感動!なんでもっと早く買い換えなかったのか?黒いベタ面をペタンコに死んだバレンで無理やり刷った地獄はなんだったのか?塙先生はバレンの芯にも寿命があることを教えることなくこの世を去り、私は竹皮を張替えてさえいれば永久に使えると思い込んでいたのだ!

(本家本元)
IMG_0092
釣具の上州屋オリジナル・ジェイ君シール[射的]
自粛期間中にヤフオクで購入(¥100)
カジキのジェイ君&女子カジキのジェシー/ハゼ大将/豆あじ大将/投げ大将(カレイ)/投げ大将(シロギス) これらの魚類はみな軍属か?投げ大将とは?

オキちゃん硬貨

きのう輸入食品店でカレー味のカシューナッツを購入後、コンビニに立寄りレジでヤフオク代金の支払いをしたら「え〜っと、このお金は…」と店員さんが困惑気味にトレーの小銭を指差すので、見ると百円玉のつもりで出した硬貨は、玩具みたいなコインで、どうやらカシューナッツのお釣りに混じってたものらしい。(なにっ!?偽造硬貨か?)と驚きよく観察すると〈日本国100円〉と刻印があり正規の通貨のようだ。店員さんから「珍しいですね、昔のお金ですかね?」と訊かれ更によく見ると〈EXPO75・OKINAWA〉の文字を確認。「沖縄博、昭和50年とあります」と答えると「えー!! 昭和50年!」とビックリしてた。私は昭和47年生まれだから当時3歳。そう昔の人間だ。

IMG_0087
廃墟のような海上パビリオン「アクアポリス」の印象しかない沖縄国際海洋博覧会。公式マスコットのオキちゃんとは、100の左右に刻まれた極小(2mm)のイルカのことらしい。(かわいい恐竜シールは一昨日路上で拾った)

遠賀川憧憬

日産AAの展示作業と審査会が終了し、来月8月の一般公開を待つばかりとなりました。日産用の新作が完成したらすぐ北九州用の作品の制作に取り掛かるつもりでしたが、美術館の企画がコロナで中止になり新作計画は宙に浮いた状態に(作るかどうかわからない)。
予定どおり秋に北九州市(西小倉)に行けてたら、遠賀土手ゆきゃ雁が鳴く…と高倉健のヤクザ演歌『花と龍』に歌われている遠賀川まで足を伸ばし堤防を散歩する目論見も中止。別件で取材目的の宮崎県(宮崎市)にも移動の自粛で行けず、初の九州上陸は今年は見送ることにしました。
現在九州地方には、先週末から降り続く豪雨で激甚な被害が…定点カメラ映像で見ると遠賀川も濁流になっていて心配。もういい加減止んでほしい!(美術館の仕事は無くなったけど、いつか行きたいです)

(無人島の室内堤防の上には…)
IMG_0061
一見すると堤防に置かれたペットボトルですが
(なんと!)これは精巧に作られたガラスの芸術品なんです(真実はあなたのその目で)。

臼井良平展「Solid, State, Survivor」

会場: 無人島プロダクション
会期:2020 7.4 – 2020 8.9
open: 水~金|13:00-19:00/土・日|12:00-18:00
close: 月・火・祝
※ 今後の状況により営業時間の変更や、やむを得ず休廊となる場合があります。最新情報は随時ウェブサイトでご案内します。ご来場前に必ずご確認ください。

危機の可視化

昨日未明(AM2時半)寝床で小説を読んでいると「グオンッ」と今まで聞いたこのない不気味な音と振動を感じ「なんだろう?」と不思議に思いましたが、かわいそうな結核末期の少女が心優しい結核青年2名と連れ立って散歩する章を読み続け、遠からず少女が埋葬されるであろう墓地を訪れた3人が、まだ墓標のない空いた区画にたたずみ、皆して黙り込む場面まで読んで寝ました。
遅い朝に起床しネットニュースを見ると〈関東地方広域で火球の目撃情報〉と報道されており、あの変な音は火球の発した音だと判明。もしあの時間にゴミ出ししてたら輝く火の玉が見れたのに〜残念!次にメールをチェックするとNYから「オンライン展覧会に掲載しました」とのお便りが。この企画は、現下コロナ禍において美術で何を提示するかという試みで、私もコメントと作品で参加してます。燃える隕石を見ることはできなかったけど、こちらのオンライン展覧会はパソコンかスマホで見ることが可能です。どうぞご覧になって下さい。

IMG_1110
↓以下サイトの「怒涛の閉塞艦」画像をクリックすると私コーナーが見れる(はず)。
 How Can We Think of Art at a Time Like This?