カテゴリー別アーカイブ: 出来事

機嫌よく

問「機嫌よく過ごすにはどうすればよいか?」
答「私だったら民謡や小唄を唄う」
知らない風土情景や何を言ってるのかわからない歌詞を軽快なメロディーでなぞるだけでも、今日やるべき作業のことなど忘れ、心の憂さは「夕飯は何を食べるか?」程度の軽少な問題が最優先になること間違いなし!

♪ いうたち いかんちゃ おらんくの池にゃ 潮吹く魚がおよぎより よさこい よさこい ♪ という謎めく土佐弁歌詞の『よさこい節』は気分向上に特にオススメで、標準語に翻訳すると「言ったらわるいけど、うちの池には潮吹く魚(鯨)が泳いでますよ。夜に来い  夜に来い」という意味の動物愛護団体には聞かせられない捕鯨自慢の内容だ。(私が最後に鯨を食べたのは11歳。三浦健康学園の夕食に供された鯨カツで、強制的に一口食わされた)

キャラホー!バーババババババー!
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福田こうへい歌唱『南部牛追唄』が好きで聴いてたら、〈福田こうへいが大好きなあなたへ〉というネット広告が届いた(が、大好きという程ではない)。
岩手民謡『南部牛追唄』の不思議な合の手「キャラホー」は「進め」、「バーババババババー」は「静かに止まれ」という牛方から牛への号令だそうだ。(牛には牛用言語で)

スイッチバック

私には西武池袋線飯能駅のスイッチバックの理由が2回乗ってもわからない。駅で一時停車してから車両が逆行し始めると、つげ義春『ねじ式』の「しかしこの車はもと来た方向に走っているではないか」というセリフを思い出し、狐につままれたようなおかしな気分になる。(そういえば、漫画では狐面の少年が機関士だった)

先日の角川ミュージアム遠足は武蔵野線東所沢駅で解散。埼玉県民の馬場さんが「東京行き」で帰り、都民の私が府中本町行きに乗車したときもスイッチバック同様の疑念が湧き「この行き先であってるかな?」と釈然とせず、電車が走り出しても車内の路線図で確認したほどだ。

そして電車が新小平駅を通過したとき、神仏の啓示のように突如「そういえば、私は小平市に用事があったはず!」と閃き、O JUNさんの照恩寺展のことを思い出す。下車すればよかった新小平駅は降りそこなったので終点の府中本町駅から「東京行き」に乗り、もと来た方向に走る。向かうお寺へのスイッチバックは、むろん退転ではない。(西に向かって南無阿弥陀仏)

「様子が変だけど、ここが寺?」
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曇天に屹立する石灯籠をみて、もしかしたら寺院の一部かも?と思ったけど当然違った(廃材&墓石置き場)。この曲がり角でスイッチバック、素通りしてしまった照恩寺に逆行。

『畳に目』さもありなん!
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(住職も美術家も不在の間で) 重たく巨大な正方形ドローイング集を正座で鑑賞しているとドドドドドドドと畳を這うように轟く音が!まるで絵の山が割れたかの如き雷鳴は「風景画の最終形態」のような精度の高い美が、未だ活火山であること告げる。

展覧会詳細こちら↓
O JUN『畳に目』照恩寺にて(拝観無料) 5月30日まで

西に向かって読め!

田園都市線/半蔵門線/山手線/南武線/武蔵野線/西武新宿線と色々な電車車内で読んでる『発心集』は、タイトルにある「発心」の決定的瞬間のほか、仏道にまつわる面白エピソードが書かれたちょっとシュールな短編集です。
突如この世の無常に気づき、仕事も家庭も捨ててプイっと蒸発というのが発心逐電の王道パターンですが「心を発す(おこす)」衝動は人それぞれ…。便所で不意に発心し便所用下駄のまま軽装で行方不明/風に吹き飛ばされる葉っぱを見て発心、樵の仕事を辞めて息子と別居/ある朝突然「うちの田んぼは大きすぎる!」と手ぶらで家出/愛人の腐乱死体を眺めていたら虚しくなって乞食に転身/権力者から説法の依頼を受けたが行く途中でイヤになりバックレ…等で現代社会の通念では到底許されない無責任行為の数々も、最終的には「西に向かってお経を読んでるな〜と思ってたら座ったまま死んでた!」という超常現象的な往生さえ実現できれば衆人の羨望を集め、それまでの不審な挙動はサクセスストーリーとして帰結し許容されます。(南無阿弥陀仏の一語と死ぬタイミングが大事)

(ぶらり途中下車発心)
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問「もし私が授業に行く途中、通勤電車を降りてバックレたらどうなる?」
答「もう講師の依頼が来なくなる」

GW行楽(異端すぎる植物)

昔、渋谷パルコ主催のアーバナートという公募展があり、その会場で知り合ってから約30年間親交の続く馬場恵さんと一緒に、昨日は東所沢の角川武蔵野ミュージアムを見物。人気沸騰のデートスポットに中年二人で行ったのは、現在開催中『不自然な植物展』の出品作家である馬場さん直々に案内してもらえるから…。
馬場さんは植物学の研究を版画作品にしており、その専門的な話を聞きながら鑑賞するとより面白さが増します。(かつ変な植物に特化したマニアックなお人柄も垣間見ることができる) ありがとうございました!

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ワ〜イ!巨大岩石っぽい

馬場さんの〈異端すぎる植物〉コーナー
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角川武蔵野ミュージアム4F
荒俣宏ワンダー秘宝館にて(詳細こちら↓)
『不自然な植物展』7月31日まで開催!

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版画を透明樹脂に貼り、球体に組立てた繊細で美しい標本作品。
ヒトデやヒドラもしくは神経細胞のような形の変な植物は、葉緑素が無く光合成をしない菌従属栄養植物の一種だという。このような省エネ進化を私も見習い、もっと造化に従いゆくゆくは遁世。(そしてもっと美白に専念)

〈狭山茶を練りこんだレジネッテのポモドーロソース.チーズ添え〉
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埼玉産淡水魚(ドジョウ&ナマズ)メニューが豊富な館内レストラン
当然かわいい川魚は忌避し〈レジネッテ〉という珍しいパスタを注文。小腸みたいな麺はプリプリで美味しかったけど狭山茶の味はよくわからなかった。

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三階吹き抜けの超巨大書架のある図書館「エディットタウン」はミュージアムの名物。
分野別本棚で発見した垂涎の本『石仏地図手帖 埼玉編』には石仏及び板碑の詳細地図が記され、この一冊で埼玉での石仏遠足が自由自在!(閲覧専門・販売不可なので他店古書で探そう)

続.趣味の園芸

親切な店員さんにビニール袋に入れてもらい「生きてるので大切にしてくださいね。」と託された100均ショップ購入のエアプランツ3株は、「プラスチックの造花みたいだけど世話をすれば大きくなるはず!」と期待し、(寒い日を除いて)毎日の行水と日光浴を欠かさず厳格に管理し、枯らすことなく無事に越冬。どうにか春を迎え我がランドに来て約1年経ちました。だがしかし造花疑惑を払拭するような生命の息吹は見られず、去年の写真と比べても(間違い探しより難しい)微々たる変化しか見られません。(彼等はほんとうに変な植物だ。)

昨年
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現在
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趣味の園芸

サンセベリアという観葉植物は、置いておくだけで部屋の空気を浄化し、風水的に運気向上の働きをする良い植物なのだという。風水を全く信じない私が昨年5月から育てていたサンセベリアは、寒すぎる室温に敗北し、越冬すること叶わずして枯れたことをここにご報告する。

(更に…)葉っぱが居なくなり土だけになった植木鉢をつい先ほど掃除機で引っ掛けてひっくり返し、全ての土を絨毯にぶちまけ、落下の要因となった掃除機で土を全て吸引したこともここにご報告したい。(運気下降の前兆でないことを祈る)

(昨年7月のあいつ)
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子株が3つも出てきて絶好調だった頃
(狭くなり一回り大きい鉢に植替えた)

(葉挿しチャレンジの3月)
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人間(私)の耳がシモヤケになるほどの低温で細胞組織がブヨブヨになり再起不能に陥る。
辛うじて残った3枚の葉っぱの先を利用して葉挿し再生に挑戦!…だが全て失敗(腐った)

(誰も居なくなった4月)
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残った土に何か植えようか?と思いを巡らし土だけ鑑賞する(それも全てひっくり返して終了)

泥鰌鍋ダメ絶対!

全国の蟹関係者が参列するなか、魚市場で仕入れた約300匹の沢蟹を寺の手水鉢に放つ儀式、それが過日4月18日に行われた蟹満寺の恒例行事「蟹供養」の概要だという。通常あまり需要の無さそうな沢蟹(って美味しいの?)をこの縁日のために大量捕獲し、わざわざ業者が用意するのなら本末転倒のような気がするが…。自由になった沢蟹たちが手水鉢からどこに行ってどこで暮らすのかも気になる。

20年ほど前に働いてたスーパーの鮮魚コーナーでも似たようなことがあった。
ある日のこと、険しい表情の女性客が発砲スチロール箱の生け簀を指差し「このドジョウを全部売ってください!可哀想だから川に放流します。」と言って売場の活きドジョウをビニール袋一杯買い上げた。おそらく近くの多摩川に放流したと思われるが、休耕田育ちの養殖ドジョウが一級河川で生きていけるだろうか?私はドジョウをお客さんに手渡した後もモヤモヤした気分だった。
しかしよくよく考えみると、悪食愛好者が好んで食べる泥鰌鍋(特に丸鍋、地獄鍋)のようにドジョウを生きたまま火にかける残酷な調理法で死ぬよりも、束の間の自由を享受する方が断然幸せなはず。動物愛護活動のお客様に感謝せねばなるまい。(ドウジョウから恩返しされたかな?)

私はホトケドジョウを飼育してたとき、TV画面に泥鰌鍋が映し出されると「見ちゃダメー!」と叫んで急いでスイッチを切った。それはTV好きの平和なドジョ君たちに人間の残虐性を知られたくなかったから…。
じわじわと沸滾ってゆく鍋の熱さと恐怖に暴れながら死に至るドジョウの様を、酔狂に楽しむ悪趣味料理に断固反対!泥鰌鍋を食べた人間は殺生の罪該当。八熱地獄の中で5番目に厳しい叫喚地獄に堕ち大釜で茹でられる刑にでも処されたらよい!(ドジョウの苦痛を想像してみて)

2010年執筆の戦争漫画『ドジョ戦記』
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舞台は多摩川、登場人物(淡水魚)は…
ホトケドジョウ/ムサシトミヨ/ミヤコタナゴ/コイ/ニホンナマズ/メダカ/カダヤシ(スパイ)

塵埃観音

先月お邪魔したコロタイプ印刷会社・便利堂の玄関フロアには明治時代に使用していた古い印刷機が展示され、石製のプレス台に法隆寺金堂壁画の菩薩像部分を写したガラス原版が置いてありました。
私はこれを見て「そういえば、ランド執務室(四畳半)にも同じく観音菩薩の額が掲げてあるなぁ…」と思い出し、今まであれが何なのか気にしてなかったので一度確認してみることにした。もしかすると便利堂のコロタイプかもしれないし!現ランドに居を移して早6年、全く触ることなく放置されたままの額縁を先日やっと降ろしてみました。

便利堂は文化財の記録と復元に貢献
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電気座布団発火事件で焼失する前の法隆寺金堂壁画を便利堂で撮影していたので、この記録写真が後の復元に必要な一級資料となったという。
また、カビ大発生で真っ黒けになってしまった高松塚古墳壁画も、まだ綺麗なうちに便利堂が撮影してたので、修復の際に大いに役立ったそうです。

四畳半を見守り続ける仏画
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便利堂コロタイプならいいな

※閲覧注意!
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ギャーーーー!すごいホコリ・・・
これではバチが当たる(既に当たってるかも?)
菩薩の慈悲で赦して給れ〜

裏面の謎ハンコは判読できず
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プリントの表面をよく見ると、多色版のズレが見受けられこの複製画はコロタイプではなく木版画のようだ…残念。

可愛い とりちゃん♪

2ヶ月前の50歳記念誕プレで、74式戦車キーホルダー「発心集」カウンタック柄ビニール鞄「夢中問答集」など多数の品を購入しましたが、その中で断トツのお気に入りは「可愛い とりちゃん♪」です。ヤフオクで500円落札のとりちゃんは、ボリス.ジョンソン氏ばりにフワフワボサボサな羽毛が特徴のなんの種類かわからない(雷鳥とカルガモの中間のような) 幼鳥ぬいぐるみです♪

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ヤフオク出品時代の「可愛い とりちゃん♪」
大きさ見本の二つ折りガラケーを見つめる後姿ですら可愛い!

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カザマランドおでん会の会長を務める可愛いとりちゃん♪

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いつも真顔の可愛いとりちゃん♪

4月7日ワルシャワで

1944年ワルシャワ・夏。ソ連から対ドイツの共闘を持ちかけられ武装蜂起するに至ったが、いざ火蓋が切られると赤軍からのまともな援護はなく、結局は梯子を外され、見殺しにされるような形となった。協力者だったはずのソ連は、ドイツ軍によって市街が破壊され廃墟になったのを見計ってワルシャワを占領し、ポーランドを赤化したのだという。8月から10月までのたった2ヶ月間でレジスタンスと市民を合わせて22万人、ポーランド軍兵士1万6千人が犠牲に。しかしこの人数は推定で実際はもっと多いと言われている。

…以上のような凄惨極まる戦史を外国人でも勉強できる〈ワルシャワ蜂起博物館〉を見学し終わって、復元された旧市街地までブラブラ歩いて行くと、WW2時代の軍服をまとった仮装行列に出くわした。「いったい何のお祭りだろう?」と不思議な気持ちで眺めていたのだが、帰国して調べてみると、おそらくあの大行列は〈カチンの森事件〉の犠牲者を追悼するための行事だったようだ。大量虐殺事件の詳細は現在も不明というが、その概要は背筋も凍る残虐性に満ちたものだった。

4月7日: ワルシャワ蜂起博物館で
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上空にイギリス軍輸送機が飛来してきたとき、地上の戦闘員はどんなに期待したことか!
ロンドンに拠点を置く亡命政府からの支援物資は投下されたが…

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落ちてきた鉄製カプセルの中身は、機関銃一丁/缶詰1個/クラッカー数枚/手榴弾3個ぐらいと期待を大きく裏切るわずかな物量で、駆け寄り拾った者は皆んな落胆したと解説イヤホンは語る。

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旧市街広場に向かう隊列は2千人ほどに見えたが、現実の犠牲者はこれの約10倍、2万2千人のポーランド軍将校、警備隊、官吏、聖職者だったという。
1940年4月、ソ連に捕らえられた多数のポーランド人捕虜が、スターリンの指令でNKVD (KGBの前身) によって虐殺され、スモレンスク近郊カチンの森に埋められた。
プーチンは言わずも知れたKGB出身で、ボルシェビキ古参であるスターリンの嗜虐性をも継承してると言えるが、どうして21世紀にもなってそんな男が独裁者として存在しうるのか?ロシア人に問うてみたい。