カテゴリー別アーカイブ: 出来事

冷麺シーズン延長戦

今年の残暑は長い!なので冷麺シーズンはまだまだ続く。各地で入手した乾麺のコレクションは、茹で時間が長いうどん類はなかなか減らず、結局はコレクション外のイオンPB素麺(茹で時間2分)ばかり消費されたのであった。カラカラに乾燥した麺といえども賞味期限があるので、暑くも涼しくもない日を選び積極的に茹で、氷水で絞め、皿に盛り具を乗せてすすろうと思う!(何味の汁をかけようか?)

かわいい麺類はアンテナショップや土産店で購入
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「ぺろっこうどん、ひっぱりうどん 」
声に出して読みたい多幸感溢れる平仮名うどん!!

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学生時代に描いた「彼女モヘア、僕モロヘイヤ」という変なイラストは何処に行ったかな?
石巻駅前イオンで購入のモロヘイヤうどんを見てふと思う…

波の背の背に…

演歌と民謡の二刀流を実行する我らが福田こうへいさんの新譜CD『濤(なみ)』の収録曲一覧が先日公表された。一文字シリーズ第10弾となる本作は、海に生きる人々をテーマにした演歌、オリジナルとカバーあわせて12曲で構成され、なんと私の大好きな「かえり船」と「蟹工船」も入っている!これは早速予約して特典のオリジナル.マスクシールをゲットしなければならない(かも?)。歌が超絶上手い福田さんの蟹工船に期待しかない!そしてマスクシールには興味しか湧かない!

(私は1日に2-3回「かえり船」を必ず歌う)
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村田英雄先生の「蟹工船」はプロレタリア小説のお話と一致する内容ではないが〈蟹を網からむしりとる 腕にしぶきの牙がたつ〉という力強いフレーズがたまらない!
古賀政男先生を讃えるバタやんアルバム『男の純情』には古賀メロではない「かえり船」は当然収録されてないが、棒読みでぎこちない感じの「古賀先生 田端義夫コメント」が聞きたくて何度も再生する。

私は子等に語る

先日のランド見学会にて塾生から「社会的テーマを扱う理由」を問われる。これについては青年期における衝動性が大いに関係していて、おぞましい人間界に対する憎悪が反射神経的に働き、私の創作意欲に直結してたようなところがあった。では今はどうかというと、現世の事柄については全くバカバカしく思えて対等に付き合う気力がない。と私は子供たちに語った。

〈人間の偉大なところ、それは彼が目的ではなく橋たるところにある。〉これは私の好きなニーチェの言葉だ。学校では「目標を持ちなさい」と向上心を教育されるが、漠然と「橋になりなさい」と先生に言われたら抽象的すぎて子供は困るだろう。
私にとって無目的の先生である鴨長明を引き合いに、非生産的に縮小してゆくグータラ生活を綴っただけの800年前の随筆『方丈記』がなぜ現在も学校の教科書に載っているのか?と子供たちに問う。
私が思うに、時空を跨いで自由に往来できる創作物のような存在が「橋」であり『方丈記』はその資格を十二分に備えた「橋」なのだ。目的とは執着の一種だ。有益でないのに捨てられることなく後世に残り続ける。特段の目的を持たなかった鴨長明に対して最高の評価だと思う。(私の作品もかくありたい)

〈こころの文庫〉中学1年用
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初めて現代語訳方丈記を読んだ (佐藤春夫による冷徹な訳が素晴らしい)
ヤドカリを手本に自分に見合った家を良しとしていたが、ヤドカリとは逆に引越す毎にどんどん家が小さくなり終いには3m四方ほどの空間に!仮住まいの予定だった方丈庵に早5年、「今この草庵を愛するも悪行であり、この閑寂に執着するも罪障に相違あるまい。」と無明界に堕ちる覚悟を決めて、ただ慰み程度に念仏を3回唱えてこの随筆は終わる。
『発心集』では執着からの解放、それ即ち往生と書かれていたが、狭さと静かさに安住することすら呵責があるのなら…私も風間ランド愛を断たない限り往生は望めない。人畜無害な生活ですら悪なのか?「幸福とはなんだろう?」私は子供たちに問うてみた。

油揚げ三等分

いしのまき元気いちばで購入のA5サイズ油揚げは、三等分にして3回に分けて食べた。シンプルにオーブントースターで焼いただけだが、普通の油揚げよりも大豆の風味が強く感じられ、湯葉をカリカリに揚げたような香ばしさがあった。一枚で3回も楽しめたのでお得な気分!また食べたい!(東京でも売ってないかな?)

(第1回)1/3油揚げ
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讃岐うどん(温)にトッピング

(第2回)1/3油揚げ
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ナス&キュウリのっけ梅風味そうめん(冷)にトッピング

(第3回)1/3油揚げ
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ちぎった油揚げに青ネギ&おかかトッピング
ゴーヤチャンプルにビールと味噌汁でこの日はご馳走

阿部さん夫妻

私のRAF展示会場・石の蔵の家主さんは、蔵と同じ敷地内に建つメルヘンチックなお家に住んでいる阿部さん夫妻です。設営作業中に「暑いでしょう」と氷水やスイカ、笹カマを差入れて下さったり、時折様子を見にきては面白いお話をして下さったりと、多大なるご親切をお二人から賜りました。
以前はボーイスカウト団長をなさってた83歳になるご主人からは、カヌーや釣りなどアウトドア趣味の話を伺い、実際にマグロの一本釣りをするための高級カーボン製釣竿(40万円)を持たせてもらった。電動巻上げリール付きの竿はズッシリ重たく、専用の釣糸は7万円もするのだという!高価な釣具で釣ったマグロが高いのも納得です。

奥様からは5年前に石の蔵で展示した金氏徹平氏の作品にまつわる面白エピソードを聞きました。
…日用品を石膏で固めた氏の彫刻に組込まれた犬小屋に、なんと〈野良猫の妊婦さんが住みつき子猫を出産をした!〉この心温まる話題はたちまち拡散され大人気に。かわいい猫親子の住む彫刻を一目見ようと多くの人が訪れたが、猫は喧騒がイヤになったのか一家揃って何処かへ引越してしまった…。その後も猫の転居を知らない客が次々とやって来たので、おばちゃんはその度に「残念だったねェ、もう猫はいないよ」と教えてあげたのだという。ガッカリ顔の見物人を見つけては声をかける毎日はたいそう忙しかったことでしょう。

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昔は米袋でギッシリだったという大きな石の蔵

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作品搬入前に阿部さんが掃除して下さったのでギャラリーみたいに綺麗!

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プレス公開の日。会場を離れることができず昼食に困ったが、まねきショップのシフォンケーキと鮭おにぎり、阿部さんから頂いたキュウリの粕漬け/スイカ/麦茶で飢えずにすんだ…有難うございました!

本間さん

RAF開会前日のプレス見学会の日、門脇地区地主の本間さんが私の作品に関連する資料を携えて石の蔵に4度いらっしゃいました。石巻周辺海域を記した大きな海図をベンチに広げながら、千石船の風待ち港や、荷を振り分けるための島の港、航海中に死んだ船乗りを弔うお寺のある港町など、港にまつわる話を沢山してくださり、見学グループが途切れた待機時間を有意義に過ごすことができました。

特に面白かった話は、石川啄木が修学旅行の集合時間に遅刻して、一人だけ北上運河の渡船で松島に向かったというお話で、生前はルーズなところもあった天才歌人の逸話に「私もやりそう…」と親近感が湧くが笑うに笑えず。どうして大事な待合せの時ほど、寝坊をしたり電車を乗り間違えたりするのだろう?と…(ぢっと手を見る)

〈対景図〉
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3月に本間家土蔵で見せてもらった昔の松島湾海図の上部には、海から見た陸地「対景図」がある。

〈延びる海岸〉
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上の対景図を引用しボールペンでレシートに描いた作品。石の蔵で展示中〈延びる海岸〉左から2番目の山の絵がそれだ。

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本間さんがくれた「陸前國塩竃松嶋眞景全圖」の拡大コピー。蟻のように小さい島々の名前が非常に細かい字で書いてある。銅版画挿絵には明治20年開通の塩釜停車場に到着した汽車の姿が見える。

ミッドナイト廃止

金曜日の吉祥寺会は深夜12時近くまで及び、駆込みで乗車した井の頭線最終便で渋谷まで着いたものの田園都市線は終了…。「ミッドナイトアロー号があるから大丈夫」と渋谷発の酔払い用深夜バスを頼りにしていたのだが、なんと!!いつの間に路線廃止となっており、頼みの綱を失った私は渋谷駅で途方に暮れる。

渋谷バスターミナルから二子玉川へ、さらに多摩川を越え溝口駅へと向かうかつてのバス路線(国道246号)に沿って、終電を逃した酔人達がトボトボと歩いていたので私もその列に加わる。タクシー乗車を選択した脱落歩兵を見遣り(私もタクろうかな?)と迷ってるうちに三軒茶屋まで到達し、それから先では、歩くことを諦めて背筋をピーンと伸ばしヘソ天で路傍に寝る男。地に這いつくばって脱ぎ散らかした靴と靴下を探すが、目の前の靴すら発見できずウ〜ウ〜呻き声をあげる女など泥酔者の成れの果てが見られた。それらはまるでダンテの『神曲』地獄篇のように下るほど惨くなる人間の世界だった。その昼間とは違う異様な光景に慄きながら「私は正気のまま帰宅するぞ!」と心に誓う。

しかし駒澤大学駅まで来たところで、履きなれないサンダルのせいで足裏に水疱が発生(痛い!)。いよいよ246を高速で走るタクシーに合図を送る時が来たか?否、たった一駅ぶん乗車するのは口惜しいではないか!私は変な体勢でちょっとずつ歩を進め、さっき地に落ちてた者共と自分が近づいてゆく幻影を引きずりながら(グーグル地図で徒歩1時間23分の道を)2時間かけて家に着いたのが深夜2時過ぎ。全く無意味な達成感でぐっすり眠ることができた。

〈無慈悲なお知らせ〉
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新生活様式等定着とは早寝早起き習慣のことか?
(ならば)私は今までどおり夜型で新生活様式は定着していない。(なので)深夜バス路線復活希望!

A5サイズの油揚げ

7月に油揚げ型の長財布の夢を見たが、先週いしのまき元気いちばで買ったA5サイズの大判油揚げは、二つ折りにすると文庫本カバーにピッタリの大きさだ。しかしこれで文庫本カバーを手作りしオリジナルグッズを販売しても絶対に売れないだろう。あなたの愛読書も私のツァラトゥストラも油まみれになること必至!(保護より汚損に役立つ)

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北上油揚げは21×16cmでA5(21×14.8cm)より少し大きめ。通常の油揚げ(7×16cm)の3倍もあるがお値段は140円とお手頃!

【お知らせ】本日から明日28日まで仙台駅東西通路に私の『FLOW(沖つ国/不老山)』の拡大コピー写真が掲示されるという(詳細不明)。 仙台駅利用者の皆さんは見てみよう。

忘却の防波堤

終戦の日特集TV番組を毎年観ているが、太平洋戦争敗戦後77年経っても「新事実」が発掘され取材のネタが尽きないのを観てると、まだ知らない無尽蔵の秘匿情報が想像されゾっとする。
昨晩NHKでは、インパール作戦からの「転進(という名の敗走)」の証言を特集していた。敗色濃厚となり、兵隊と民間人を捨ててトンズラした上層部の大罪に対して、普通にヘラヘラ喋っている当事者の声を聞くと、人道的な思慮よりも何より自分の命と地位が一番という上級国民らしい性格が透けて見え、こういう図々しい性質の持ち主こそ政治屋になるのに適しているのだろうと思った。悪い奴等のことを時々思い出すことは(気分が悪いが)大切なことだ。

先週木曜は8月11日。毎月11日は東日本大震災犠牲者の月命日なので、被災地のお盆は11日から始まるのだという。私は帰省ラッシュのことまで思いが及ばず、この日発の東北新幹線乗車券を事前購入せずにぼんやりしてたら、1週間前にほぼ満席となってしまってた!(残り1席をおさえてもらい無事に行けた…)。
翌12日〈いしのまき元気いちば〉に弁当を買いに行って、店頭に並べられた大量の仏前用の花束が飛ぶように売れていく様に遭遇してもピンとこず、後でスタッフの女の子から売れる理由を聞いて「そうだった…!」とようやく気付き本当に恥ずかしかった。生きている人間は自分の事情が一番で、忙しいとか口実にして大切なことを忘れがちになるが、忘れてはいけないことは沢山ある。

旧北上川河口付近
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スズキやカレイなど高級魚が釣れる人気釣りスポットだが、この日は台風前日で閑散としている。
防潮堤を登らないとここが沿岸の地域だということを忘れてしまう。景観はもとより潮騒や潮風すら遮断されてることに驚かされる。

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「タコまみれ飯(小盛)」税抜価格¥450
タコ出汁で炊いた茶飯の上に煮ダコがたっぷり!
めちゃくちゃ美味い!このお弁当は〈いしのまき元気いちば〉1階お魚コーナーで買えます

赤いミルキーウェイ☆

一週間前(旧暦七夕)に脇腹に現れた赤い斑点は日を追って背中と下腹まで帯状に広がり、あたかも赤い天の川のようである。発疹の一部はジャンボタニシの卵っぽいブツブツ集合体に成長し、帯状疱疹を発症させる水痘ウイルスが、幼稚園児の私を全身ブツブツにさせた水疱瘡の原因と同一ウイルスだというのも納得。
それにしても幼児期に感染したウイルスが40年以上も神経節に潜伏し、人体が弱った頃を見計らって復活するとはビックリ!にわかには信じがたい迷惑な復活劇だ。この忙しい時に限って…と文句を言いたいところだが、奴には意思も遠慮も無い。だから仕方が無い。

小冊子〈帯状疱疹こんな病気〉
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患者しかもらえない小冊子をもらったよ
(円形ハゲにはお薬をヌリヌリしてもらった)

赤ペン先生
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キレイな状態で保存したかったのに…先生は赤ペンでグルグルとチェックしながら説明。私は「なるほど〜」と平静に相槌を打ちながら心の中で(ギャー!書き込まないで〜)と叫ぶ。

肉をつねり骨を刺すような痛みで丸二日寝込んでしまったが、高価な抗ウイルス薬が効いて快方に向かう。日野日出志先生の漫画『蔵六の奇病』のような化膿症状は、この高い特効薬を飲むことで回避できると聞いて二つ返事で処方してもらう。(背も腹もブツブツで背に腹はかえられぬ)