偏見の自由

仏製チョコサンドビスケットに描かれてるのは、マヌケ面で茶碗の納豆(?)を箸でかき混ぜてる男。今でもフランス人から見たJAPON人は二本の棒で食事をする奇妙な人種なのであろうか?おそらくフランスの子供は幼少よりこのお菓子に親しみ、ビスケット表面の滑稽な野蛮人の姿を見て異文化を学習するのだろう(やんなっちゃうな!)。時代錯誤な異国情緒(先入観)を検証せずに伝統的なカリカチュアとして温存し続ける風刺文化には、表現というよりむしろ偏見の自由を感じる。

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ビスケットはおいしいけど可愛くない。