寝言

おととい就寝中に2回も自分の寝言で目が覚めた。1回目は「ピーマン最高〜」という無邪気な寝言。たぶん感動するほど美味しいピーマン料理を(夢の中で)食べたのだろう。2回目は「スロベニアはバルト三国ではない!」という断言で、夢の中で私が指差した世界地図の箇所をハッキリと覚えている。だが夢で指し示したバルト海に面しリトアニアとポーランドに挟まれた小国のような場所はスロベニアでなく「カリーニングラード州」で、ここがロシアの飛地領だという事実は起床後に地図を調べてみて判った。(スロベニアはぜんぜん遠いアドリア海の湾の奥だった)

こんなところに不思議なロシア飛地があるのを今まで知らなかったので、誤った寝言だったけど勉強になって良かった!カリーニングラードは1945年のドイツ敗戦でドイツ領からロシア領になったが、もともとは東プロイセンの首都「ケーニヒスベルク」で昔から現在に至るまで波乱万丈な歴史のある土地のようだ。思想家ハンナ.アーレントと美術家ケーテ.コルヴィッツがここの出身だと知り、彼女達のような気骨ある人物を輩出したケーニヒスベルクに興味が湧いてきた。(まずはケーニヒスベルクのノートゲルトがほしい)

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