繰り返される(遺失物)物語

警視庁遺失物センター発行チラシ『とうきょうのおとしもの』の観音開きを開くと、落し物がたどるストーリーが漫画風に描かれている。その運命は落とし主が現れた場合と、落とし主が現れない場合にわかれパラレルな展開を見せる。気になる遺失物物語を早速お見せしよう!

〈茶色い鞄のパラレル物語〉
IMG_0682
落し物の代表選手である鞄やバック類が、どのようなシチュエーションで遺失され、また発見されるか?それが物語の始まり…。タクシー座席に、デパート店内に、電車及びバス車内に、そして路傍(自販機前)で!「ママ〜!かばんが落ちてるよ!」「あら、本当!交番に届けましょうね。」
持ち主不明の鞄はおまわりさんが事務処理し交番や署で一ヶ月保管。その間に落とした本人が交番に現れたら一件落着だ。だがしかし不明なまま半年過ぎると「拾った人がもらうか」「都帰属」となる…。

〈さあどうぞ!善行の記念に…〉
IMG_0683-1のコピー
「坊やよく届けてくれたね!かばん欲しいかい?」「うん!やったぁ僕かばんもらっちゃたヨ!」「よかったわネ」
…どこぞのおじさんが使用してた中古鞄がそんなに欲しいか?(私は要らない)
それに路上は不衛生な上に、鞄の中身が爆発物/麻薬/遺体の可能性もあり、子供が触れるのは危険!(みだりに拾ってはいけない)
感染症やテロの危険性のある昨今では、このような坊やの善行は推奨されない。と思いきや、現在も遺失物センターHPでは、同じ茶色い鞄を拾う児童が主役の遺失物ストーリーが(今様なイラストで)描かれているのだ!もしかしたら落とし主は大人に成長したこの坊やかも?流転の鞄物語…

〈乗務員も唖然の異常事態!〉
IMG_0683-1
このシートに座ってた乗客たちに何が起きたというのだ?