人面石命名

山と石と岩と人口氷柱を見るために秩父に行って人面石に名前をつけてきました。秩父本線影森駅を下車して15分ほど歩いたところにある『珍石館』は、普通の民家内に数千個の人面石を陳列した個人博物館で、私が数年前から行きたかったパラダイスです。
初代館長のおじいさんが水石から人面石採集に趣味が移行し、存命中に拾い集めた秩父産顔石と、日本全国(外国人も)の人面石ファンが持ち寄った顔石が無限大の宇宙を生成している。これらの人格を有する岩石群に囲まれ、無言のお喋りに耳を傾けるその時間はまさに至福!

現在は初代の娘さんが館長をなさっており、この2代目館長と旦那さんのお二人で親切に石にまつわるお話をして下さり面白かったです。水石の底切り&磨きOK派の館長と反加工派の私で意見の相違がありましたが、愛石は平和な趣味なので対立は無用!帰り際に人面石の命名をさせて頂き、私の名付けた石を後の見学者が「似てるか似てないか?」と論じてくれることに期待。これからもこの世界に類を見ない素晴らしい珍石館が存続することを切に願います!(また可愛い石達に会いたい。みんなも行くと良いよ。超オススメです)

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石の個性に合わせた木製台座は全部おじいさんの手作り。真の愛石家の姿を見た!(この中に私命名の人面石があります。さてどれでしょう?)

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鴨長明に似た石を探してたら…あった!
遮光器土偶とクッキングパパに挟まれた鴨石

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この有名な肖像画にそっくり(かも?)
ほかにも秀逸な名前の顔石多数 !後日紹介