サボテン先生

先週日曜に銀座エルメスで開催されたスキルアカデミー・ラップアップセッション。この集会をもって児童たちに〈木〉について色々教える文化事業は終了した。私は木版画の先生として参加したのだが、他にも林業/香水/盆栽/写真/サボテン/音楽/現代詩の専門家が先生をされていて、この最後のセッションにて一堂に会し諸先生とお話をする貴重な機会を得た。
そこで私は常にサボテンと対話をしているという小田さんに瀕死のツワブキ兄弟のことを相談し、なんと!良かれと思いさせていた日光浴が「病人にビフテキを与えるのと等しい誤った療法」であるとご教示いただく。そして本気で回復させたいのなら葉っぱを半分切取るか、二本のうち一本を切ることだと指導された。これは弱小な根っこが葉っぱを養いきれてない窮状を葉っぱ面積縮小で救う方法だという。先生は「帰ったらすぐに実行してください」と語気を強めるが(そんなことできるかな?)と私は大層弱気であった。

すぐに実行!みるみる回復!
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背の低いツワ次郎のみが鉢に残され
ぐったりツワ太郎は切り取られコップに…
すると、姿は変わったが2名ともツヤツヤに回復!
植物と話せる先生の言葉を信じてよかった!