長野県岡谷市の市街地に、虫も肉も食べない私に好都合な肉無し料理店を見つけたので、そこで菜食ランチを食べることにした。一軒家のような店内にはチルい中年カップル客が数組おり一人は私だけだった。
徒歩で来店した客が珍しいのか、店主から「どこから何しにいらしゃったんですか?」と訊かれ「東京から来て諏訪湖の水門や丸山タンクなど見て周ってます」と答えると、主「マニアックですね!じゃあ縄文土器は見ましたか?」私「もちろん!素晴らしかったです。」主「子供の時は通学路に土器の破片が普通に落ちてて、ジョーモン!ジョーモン!これ縄文じゃん!って感じにゴロゴロ落ちてましたよ。取っておけばよかったなぁ」
…と楽しいお話を聞かせてくださったが、思うに、もともとこちらの観光資源が水門/タンク/縄文なので、マニアックなのは見学者の私ではなく(あなたの地元)岡谷市の街自体だろう。
ランチプレート1200円 (穀物菜食の店・たなこころ)
車麩のカツがおいしかった
〈岡谷美術考古館〉
縄文/古墳/平安時代の美しい出土品が多数!
お土産コーナーに何故か〈日本海の石〉
海無し県長野ならではの海への憧れだろうか?
その憧憬はよりどり3個100円で手に入る(もちろん購入)