中学2年生のとき通信簿に「オール1」をつけられた不名誉を今では話のネタにしてるが、学級内の底辺に落ちても這い上がろうとせず、のうのうと開き直ってたあの頃から「珍しいオール1をいつか自慢してやろう」と密かに思い続け、そして今こうやって自慢話をして北叟笑んでいるのだ。
そんなクラスのお荷物だった私が現在参加しているのが「学び」をテーマにした展覧会『ワールド・クラスルーム 現代アートの国語.算数.理科.社会』です。
森美術館の開館20周年記念展として盛りだくさんの作品で構成された会場は各科目に分けられていて、その中の社会科コーナーに私の〈獄門核分裂235〉が飾られています。社会からはみ出したのに、知らぬうちに(こうやって)社会に参加してる人間の作品だよ。勉強好きの子供も(私のように)勉強嫌いの子供も怖い黒色版画を見てみよう!
『ワールド・クラスルーム 現代アートの国語.算数.理科.社会』会場
私のお隣は世界の木版画・パンクロックさんの作品
於:森美術館 会期:9月24日まで
『日本国憲法』無人島プロダクション会場
すんなりと頭に入ってこない条文と考える余地を残す美術作品のコラボレーションが絶妙。私は書籍『日本国憲法』の方に参加でこちらには展示してませんが、面白いのでぜひご高覧を!
第一会場:無人島プロダクション 4/22~5/13
第二会場:青山|目黒 5/20~6/11
第三会場:ジュンク堂書店/池袋本店 4/28~5/31
★朝日新聞『論壇時評』挿絵は今週木曜日27日朝刊から掲載で〜す★