月のステージへ!

先週木曜日掲載の朝日新聞[論壇時評]の絵は、前回のお話「ダム湖底の古民家に集合した木彫りの鯉(自在鉤)を発見した潜水夫」の続きで、それは以下のような内容です。

「湖底探査に参加した潜水夫は巨大鯉の餌食となり、下半身を食いつかれたままボートにあげられた。その上空、月光とともに舞い降りた宇宙服の男たちは、脱け殻となった哀れな潜水夫を天上に誘う天使のようだがそうではない。彼等の正体は月世界進出の戦士で、潜水夫を月に移送し軍隊に招集する目的でやって来たのだ(どちらかというとヴァルキューレ的存在)。その様子を冷徹に監視する陸軍将校の姿が背後に!」

….という私の考えた空想物語は(おそらく)大半の新聞購読者には判らないかもしれませんが、この不可解な寓話は次回も続きます。

5月25日付朝日新聞朝刊[論壇時評]
IMG_7038
新入社員向け激励のような文言「次のステージへ」をもじった題名『月のステージへ!』
宇宙開発の是非を問うシリーズは全3回(すなわち次号完結)