(続)発掘

スッカリ忘却の彼方に仕舞われた数々の品。この作品も旧居アトリエの凹みスペースの一番奥に押し込められてました。久々に見た瞬間そのバカさと野蛮に「若いってスゴいな…」と思わず呟き、今はその野蛮が馴化されつつあると危機感を覚えたのでした。

2016-04-22 04.48.
男の世界をスラックスに描いた絵画。
当時(22才ぐらいだったか?)憧れだった劇画風人物=中村敦夫、加藤剛、C.ブロンソン、R.レッドフォード、J.P.ベルモント等の特徴をザックリとらえ、オス鹿とともに紳士物ズボン(スラックスと呼びたい)にアクリル絵の具がないのでジェッソとクレヨンで描きました。
15年振りに発見された作品をよく見ると虫に食べられて穴だらけ…。ウール素材でさぞかしウマかったに違いない。