100パーセントさらりまん

この「オール金儲け實話號」をザッと読みますと、「震災で需要の増えた物資で上手く商売した」とか「ちょっとしたアイディアが良い起業につながった」など、好機を逃さず儲けろ的な実話と「コツコツ真面目にやって成功した」という成功者のサクセスストーリーが中心で、簡単にお金が殖えそうな「濡れ手に粟」な美味しい話は載っていません。いつの時代も、そうそう上手い話は無さそうですね。
…さて。目次の中で、気になった見出しが2つありました。『100パーセントさらりまん処世術二十ヶ条』と『美術経済学』です。今日における『さらりまん』の皆さんに向けて、ためになりそうな処世術を拾い読みしたいと思います。

————-『100パーセントさらりまん処世術二十ヶ条』(安須春十)より抜粋————–

第二条—–感情などは全部抹殺してしまえ。サラリマンはどんなに馬鹿にされても「糠味噌」のように黙ってこらえるだけの忍耐がなければいけない。
第六条—–規則正しくあれ。サラリマンは人類中もっとも機械に近い人間である。
第七条—–おしゃべりである勿れ。駄洒落を言ったりするのは第一流のサラリマンではない。
第9条—–天才的であるより努力の人であれ。サラリマンは花火のようにパチパチしているよりも
「味噌樽」のようにどっしりしている方がよい。
第十二条—-実力が大切である。馬鹿のように働くことが上の上たるものである。むやみに才能を発することはサラリマンの習慣に反する。
第十四条—-屁のようなことも真面目くさってやれ。
第十五条—-おだてられたらコロコロ働き、叱られたら「糠味噌」のように黙っていることがサラリマンのテーゼである。
第十六条—-大言壮語するなかれ。サラリマンは世の中のサムライだから分を忘れてデカイことばかりいうのはよくない。
第十九条—-危険思想をもつなかれ。思想は恋愛と同じで、フと取りつかれるとなかなか抜けない。
第二十条—-(結び)大体世の中は公式通りには動かない。サラリマンの生活もその通りである、
しかしインテリ的であるサラリマンは公式で動かないとすぐ虚無的になる。それはいけない。
四十八手の裏表大いに活躍すべきである。

…つらくて涙が出そう…。サラリマンって大変ですね。そして理想の姿は、糠味噌と味噌樽です!
世のサラリーマンの皆さん。この二十ヶ条、参考になりましたでしょうか?

サラリマン
昭和初期の時代には新中間層「サラリーマン」が大衆の中心に。しかし大卒の就職率は30%…。
どんな試練もガマンして働かなければ!感情を抹殺せよ!
さらりまん
「サラリーマンの警戒すべき思想は灰色の虚無思想である。これにとりつかれると若くして再び立つことができない。」大変!再び立つことができない(笑)!ニイチェやスチルネルを読んでる奴は、立派な社畜になれないぞ!!!!   私はサラリマンにもダスティンホフマンにもなれなかったよ…。

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