闇スナック

闇スナックとはどのような酒場か?推測するにおそらく、昨年夏に岡本太郎美術館主催の漫画道場で描いたこの漫画のような、人目を忍んで裏町に棲息する、ちょっと変わった半人半獣の女のコ達が接客をしてくれる、スネに傷持つ淋しい宿命の男女が集う夜のオアシスではなかろうか。そして離島またはどこか地方都市の繁華街の片隅で、今夜もひっそりと灯をともしているに違いない。

「くちマスク」登場!
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この色っぽい女のコたちは、下半身が馬と蛇でホステスさんとして最高の人材。(私はマスクに口の描かれた右の人物が大変に気に入った)

「くちマスク」再登場!
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ディスリンピア競技場「生コン沼」
ここは除外された落伍者の魂が、生コンクリートとともに基礎工事の人柱として埋設される地獄。
彼等の顔は「丙・丁・戌」の漢字で構成されており、一目で選別対象だということがわかる。一番奥の傷だらけの人物が再登場した「くちマスク」で、この顔は「戌」すなわち傷痍者だ。