「音楽がなけりゃ、一分一秒たりとも生きていけない音楽好きの人達のために、アオシマからオーディオシリーズが発売されているのはもう知ってるね。でも、これだけじゃ物足りない君達に、プラモデルと音楽のクロスオーバー商品を提供して、より本物志向を満足してもらおうという訳で生まれたのがズバリ「音コン」シリーズなのです。
自分で作ったプラモデルから、それもオーディオのプラモから、本当に音が出たらこれは拍手モノ。そこで、新開発のマイクロスピーカーが登場。でも、ラジオ工作のようにめんどうな配線は一切なしという簡単さがこのキットの特徴なのです。使い方も簡単、手持ちのTVやラジオのイヤホーンジャックに接続するだけで、音楽が流れてくるというスグレ物。さあ君もニュープラモへチャレンジしよう!」
(私の文章に類似した)このイカレた商品解説に惑わされ、ディスリンピック製作中に購入した1/12スケール「カラオケセット」のプラモデルは、ラジカセに接続すると小っちゃいスピーカーから音が出る、という画期的な代物であるが、冷静になってみると、目の前にラジカセがあるのに何故プラモ経由で聴かなければいけないのか?という疑問にぶち当たる。(私は何故コレに二千円も出費したのか?)
これが〈音コンシリーズ〉
クラリオンカラオケニューライン
無人のフロアでスポットライトを浴びる8トラックカセット
音楽家の亡霊も夜な夜な踊る。ミュージック ノンストップ!