キャッチANDリリース

武蔵野美術学園時代に流行っていた遊びは、登校経路に何箇所かあるゴミ集積所から「これは!」と思えるゴミを拾ってきて、教室の作業机にデコレーションする遊びで、拾ったお宝はしばらく鑑賞したのち、また元のゴミ集積所に返す(捨てる)ゴミのキャッチ&リリースです。もちろんこの遊びをしてるのは私一人なので、クラスメイトの皆さんにとって目障り&邪魔ということで、時折先生に注意されましたが、もの珍しさから他の教室から見学者が来ることもたまにありました。

(これはまだ初期の頃)
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左下の火焔型土器の紙片には『コズミック・ダイナミックAND丁寧…』と書かれている。
「大胆に宇宙的であれ、しかも丁寧に!」この芸術への戒めは永続的スローガンである。

(流転のラジカセ)
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ノイズ専用(壊れてる)かっこいい銀色のラジカセやテレビのアンテナ、陶器製ソケットと電球などのオブジェが学園生活に潤いを与えてくれた。(級友には迷惑をかけた)