店じまい

チリチリ事故パーマを施した美容師のお兄さんが「あ、治ってきてますね」と指摘したのは、当該チリパーではなく10円ハゲのこと。ディスリンピック事業で新規出店したニュー10円ショップ3店舗は、夏の到来とともに静かに閉店しつつある。気がつけばディスリンピック(愚民の祭典)の開催も残すところ1ヶ月。すでに黒いサポーターは外され、サボる口実はもうない。
5月21日付毎日新聞夕刊のディスリンピック記事には「右手首には黒いサポーターが巻かれていた。けんしょう炎になったそうだ」と記述され「そこまでしないと人をぎょっとさせるものは作れない」と私のコメントが書いてある。ぎょっとさせるための代償、その証である黒サポーターは、スタン・ハンセンみたいでかっこいいけど、あせもになりそうだから夏は巻かない。

〈10円ショップ実店舗も閉店〉
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私が最後に見た10円ショップの商品陳列(エンドーマメ双葉)
その後、オモチャ/雑貨/植物等の品々と料金箱、手書き看板も撤去され閉店す。

〈5/21毎日新聞夕刊より〉
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「偉大な事業は狂気に端を発し、狂気によって完成する」とニュルンベルクの歌の親方も歌ってる。社会の狂気照らす私自身も狂気と無縁ではない。
(毎日新聞記事はネットで閲覧可能です→「アートの扉」


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