トリックスター

近代人は既成概念の虜であって、概念(=亡霊)の世界にしか住めない「生まれながらの死産児」だとドストエフスキーは言った。
先週の土曜日、トークの打合せも兼ねて、丸木美術館の離れ(丸木夫妻の画室)で安冨歩さん達と昼食(冷汁うどん!) をいただきながら談笑。開放的な座敷から、まるで草原のような都幾川河川敷を眺望し「あそこに馬400頭を放牧して草を食べさせ、広場ができたら子供の流鏑馬会とポロ大会を開く」と安冨さんは突飛なアイディアを次々と語られたが、これは実現不可能な夢ではなく「突飛」だと思った時点で私たちは「死産児」である。
私は、この高速回転の思考で矢継ぎ早にポンポンと夢を描いていく安冨さんに「生きている子供」を感じた。たとえ概念に殺されても、自発的に手枷足枷を外せたら生き直しはできそうだ。停滞し死に瀕した物語に再び生気吹き込む
トリックスターは誰か?安冨さんには大きな可能性がある!(ぜひ東松山市長に!)

(手打ちうどん万歳)
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冷たいキュウリ入りゴマ風味味噌汁?に太めの手打ちうどん。美味しかったな〜
緊張気味で100%堪能できなかったので、この箸袋に書かれたヒント「東松山工業団地入口前」を頼りにお店を訪ねもう一度食べたい!