パリの壁画、そして秋田

美術手帖からの依頼で『パリの壁画、そして秋田』と題した藤田嗣治に関する論評を執筆中で〜す。が…しかし私はパリに行ったことがなく、秋田には少し立ち寄ったような(気がする)その上壁画を描いたことがない(それなのに引き受けた)私がこれらを論ずるには多少無理があり、案の定苦戦している。また悪いことにサッカーW杯が始まりテレビ中継をつい観てしまう。試合は本当に面白い!昨日のフランス対オーストラリア戦では、フランス人選手が審判に足を踏まれたのを敵選手の妨害と勘違いし、寝転がって得意の「大袈裟に痛がる行為」を始めたが「あ、審判か」とわかったとたん、ケロっとして何事もなかったようにしていた。国際的一流選手たちの狡っ辛い行動が楽しみ!(アイスランド軍は〇〇ソンという名前ばっかり。とても守備が強い)
私は進まぬ筆を奮い立たせるため遠いモンパルナスを想いシャンソンを歌う。シャルル・トルネ「詩人の魂」プーランク「愛の小径」オーリック「ムーランルージュの唄」…パリの空の下セーヌは流れ、時も流れる。そして締め切りも迫る!

(プーランクとミヨーが好き)
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ジャン・コクトーとフランス6人組(1名ドタキャンで5人組)によるバレエ「エッフェル塔の花嫁花婿」の登場人物は電報/ライオン/蓄音機/将軍/水着美女/カメラなど。フランス語でさっぱりわからないけど愉快なお話に違いない。