見学者として

くだんの陸上自衛隊青森駐屯地を見学したその時の旅程表(しおり)が見つかった。これによると6年前の7/19から二泊三日の日程で、六ヶ所村/原子力船むつ資料館/恐山/陸自駐屯地/青森美術館/三内丸山遺跡をまわる充実した内容で、計画は例のごとく分刻みで綿密だ。そして青森駐屯地の箇所には〈門番の隊員に「見学です」と言って入れてもらう〉と補足があり、隊員に第一声なにを言うべきか、周到にセリフまで用意してある。
過去に防衛大で「敷地内の戦争遺跡を見せて欲しい」と門番にお願いして、(当然)厳しく断られた経験から、事前にちゃんと見学の予約をし、受付で(おどおどして)不審者の嫌疑がかけられぬよう爽やかに見学を告げる…それを実行した痕跡である。(防衛大は裏口見学)

〈旅程表〉
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青森県立美術館(10:30〜12:00 ギャラリートーク)
盛りだくさんの予定に埋もれた青森出張の本来の目的

〈岬先端の丘陵地帯〉
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この非常に美しい非現実的な光景は、横須賀の防衛大学校に存在する。
花立台砲台と呼ばれる旧陸軍要塞砲演習場 (おそらく演習用トーチカと監視哨と思われる)