おやすみ

朝日新聞 [歌壇俳壇]挿画の9月シリーズ『シューベルト歌曲集』は9/30朝刊掲載〈おやすみ〉で終了。歌曲集『冬の旅』第1曲〈おやすみ〉は、これから始まる冬の旅(追憶から逃れるための放浪)の厳しさを物語る歌である。夢破れ、街を去ってゆく青年は手紙の代わりに、彼女の家の門に「おやすみ」とだけ書き残し決別する。これで僕の本心がわかるだろう!と…(落書きと間違われて消されちゃったら最悪だね)

私が毎週水曜と土曜の早朝に「おやすみ」の挨拶をするのは近所にある一軒の家屋。この家は何の工事か不明のまま約2年間建設用の幕でずっと囲われたた状態だったが、この夏にやっと幕が撤去されその姿を現した!出現したのは正面に顔のある家で、きっと人格があるに違いない。可燃ゴミは獣害及び放火予防のため朝に出すことが奨励されているが、朝寝る前にゴミを出せば(公徳心は無くとも)自ずと模範的区民の一員となれる。そして私は近隣住民(人面家)にちゃんと挨拶もする。

歌曲集『冬の旅』より〈おやすみ〉
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その人面家を背景に描いたGUTE NACHT !!
なぜカラスは昼夜問わず鳴くのか(夜は寝ないのか?)もし私に朝の挨拶をしてくれるのなら「おはよう」ではなく「グーテナハト!」と言っておくれ。(夜じゃないけど)

来週日曜からの10月シリーズは
『東京所々』でーす。お楽しみに!