黒部再訪

10月開催の黒部市美術館『コンクリート組曲』の取材と打合せで再び黒部へ。昨年秋は長野県扇沢から黒部ダム見物と立山連峰乗物登山をしたのですが、今回は新幹線:黒部宇奈月温泉駅で学芸員の尺戸さんと合流し、宇奈月温泉駅からトロッコで黒部峡谷を遡上。行程には短時間のトレッキングもあり、登山靴の着用とストックの所持が推奨されていたので、〈まっぷる富山〉誌面の山ガールの服装を模倣して勇み参加しました。が、しかし集合した参加者のうちアウトドア仕様の人間は私だけでした。急峻な斜面に敷かれた丸木の足場から透けて見える風景に怯え(そういえば高所が苦手だった!)しばらくして左足に攣る前兆が走る…!たった30分の登山で私は登山不適合であることを知りました。(秩父のピラミッド・武甲山は遠くから眺めることに決めた!)

(お母さんの登山靴を履いて)
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関西電力案内係の説明をボーっと聞いているところ。

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峡谷沿い20km以上の距離を用途に合わせたトンネルが数本通っている。それは全て水力発電のためで、降雪期に電気関係者が徒歩で連絡するための極めて細いトンネルまであることに驚いた!

(立山信仰)
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宇奈月温泉駅前交番に駐在する「立山くん」なる警察官を発見。この人は今年のナディッフ年賀状「立山さん」に酷似しているが、いうまでもなく私が盗作したわけではない。