黄色信号

各種報道の見出しに踊る延期・休止・中止の文字がウイルス伝染禍の風雲急を告げる。マグロが泳ぎを止めた時すなわち死であることと同様に、この世界はスケジュールを忠実に遂行し前進することで回っている。予め、と言いつつも絶えず信頼を置いていた「予定」の歯車が狂うという想定外かつ巨大な不安に我々は耐えられるだろうか?(さあ大変!)

個人主義を標榜し、将来は雑草を食みながら(経済活動に貢献せず)生活したいと願っている私でさえも、この混乱と無関係でいられず、来月のドイツ渡航への不安は日を追うごとに募るばかりだ。今は消極的検査で感染者発見が抑えられているが、正確な数字が出たらあっという間に全世界で一二を争う感染大国に躍り出るだろう。行けるのか行けないのか?このモヤモヤを解消するために、(ダメならダメと)諸外国のみなさんは入国制限をキッパリと日本に通達していただきたい。

〈夢のドイッチュラント首都ベルリン〉
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(窓黒読者諸君ご存知の)マックス・シュティルナーの墓がベルリンにあるという。
蚊に刺されて孤独死した個人主義先輩のお墓参りをぜひとも実現したいものだ。
(場所は中央付箋↑)