侵略か進出か?

羽咋市は古くからUFOにゆかりのある町で、江戸時代には〈そうはちばん(仏具)〉に似た飛翔体が度々目撃され、「夜間外出すると鍋のフタにさらわれる」という不穏な伝説が残っているらしい。UFO機内で「人類滅亡を回避するには自然農法しかない」と異星人から諭され、解放後リンゴの無農薬栽培に成功した自然栽培の伝道師がこの地を訪れ、その教えが根付いたのも、このような素地があってのことであろう。
羽咋駅を降りると《UFOの町にようこそ!》と大書きされた看板で歓迎される。なので「コスモアイルはUFO資料館かな?」と思って訪ねたら、意外にも日ソ冷戦下の宇宙開発競争で活躍した宇宙船や探査機の実機及びレプリカの展示をメインにした立派な科学博物館だった。
先に言っておくと、私は宇宙開発には断固反対の立場で、時折UFOが飛来してくる理由は、人類への警告(それか観光旅行)だと思っている。地球を使い倒し、いよいよ限界となったら地球外に移住する計画を「夢」のように語る、そんな虫のよさを私は禁じたい。コスモアイルへの要望は「 UFO展示物の充実」である。(UFO関連については引続き報告)

(ここが UFOの町だ!)
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擬音「ジャーン!」を形どった石像が目を引く明るい駅前。

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米国:マーキュリー宇宙カプセル(複製)

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ソ連:ヴォストーク宇宙カプセル(本物)
宇宙空間に放出され2~4日後に地球に帰還。乗員は地面か海面に衝突する直前に脱出し、落下傘で降下(怖すぎる!!)

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ソ連:ルナ24号(バックアップ機)
(お月見団子ではない)ルナ月探査機はアポロより先に月の石を採取した。