なぜ28日しかない?(二月は)

昨年秋から続く作品完成への不安と焦燥感は、あまりにも期間が長かったため常態化してしまった。そのためもはや時間感覚は鈍化し「なんだか大丈夫かも」という根拠なき安心感へと変化…いや全然大丈夫じゃないから!これが俗にいう正常性バイアスというものか?
この不気味な泰然ムードにより、結局間に合わないという最悪な結果とならぬよう、セカセカ気分発揚の近現代音楽をチョイスしてヘビロテで聴きまくり、この難所を突破しようとしているのだよ私は。

主にヒンデミット/バルトーク/ヴァインベルク/ヤナーチェクなど
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お気に入りベスト3
1位:ヴァインベルク『ピアノ クインテット(op18)』
特に変な「3.Presto」軽快なテンポに安心していると調子っ外れな酔いどれワルツが突如乱入!
2位:バルトーク『ヴァイオリンとピアノのソナタNo1』
クレーメル(v)&アルゲリッチ(p)のキレキレ演奏にキリキリ舞い。
3位:バルトーク『アウト オブ ドアー』
暗い曇天のような、そして酷く歪んだソ連の劣悪音源。厚い鉄のカーテンを突き抜けて響くマリア.グリンベルクの野蛮で快活なピアノ!