懺悔の値打ちがあるポスター

先日探し物をしていると灰色事務机の隙間に四つに畳まれた白い紙を見つけた。何だろう?と広げて見ると『レントゲン博士まつり』のポスターだった。ポスターにはビルの15倍ほどの身長に巨大化したレントゲン博士が吉祥寺駅前に降臨した姿と祭情報が書かれている。「レントゲン博士 吉祥寺に現る。入場無料 くらしとアイソトープフェア X線発見100年記念 レントゲン博士まつり」会期は平成7年11月10日〜15日の6日間、場所は東急百貨店吉祥寺店8階催事場とあり、これは当時1995年に在学してた吉祥寺の武蔵野美術学園の下校途中に発見し入手したものと推測される。

だが、この変なポスターを手にいれた26年前の記憶が全く残っておらずとても心配。というのも、掲示された学校/駅/商業施設の人に「欲しいので会期が終わったら下さい!」と正直に学生らしい爽やかさで頂戴することがほとんどだったが、ごく稀に「もう終わって捨てる物だから貰って良いよね」と罪悪感を打ち消して(こっそり剥がして)キャッツアイしてしまうこともあったので、もしやこれも…。(恐るべきラスコーリニコフ時代)

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この興味深い祭事を見れなかったことがとても残念。