河出書房から発売予定の「文藝別冊 赤瀬川原平」という特集雑誌に、赤瀬川さんに関する文章を書くことが決まり「う〜ん…何を書こう?」と苦悶してる間に、あっーというまに入稿期日は迫り、一昨日の日曜日が締切りだったのですが…。その前日の土曜日は千葉県佐倉市の川村美術館まで遠征し、まあ間に合うでしょうとタカを括って余裕こいて、結局は間に合わず、昨日の朝9時までパソコンに向かって奮闘し、どうにかこうにか書き上げました!
尊敬する赤瀬川さんの何を綴ればよいのか悩みに悩み、変に背伸びして浅い知識を露呈してしまうのも如何なものかと考え抜き、テレビっ子レベルの私が存じ上げる赤瀬川さんのことを書くことにしました。…30年程昔の私がまだ12、3才だった当時、NHK教育テレビでは結構ナウい文化を取り扱っていて(YOUのスタジオ観覧するのが憧れだった!)その一連の番組で初めて「赤瀬川原平」を知った記憶があります。うろ覚えですが多分「トマソン」に関する内容で、私が初見した赤瀬川さんは芸術家ではなくて路上観察者だったのです。なので路上から無用のカミを発見する「拾うカミ様」=極上の観察者、赤瀬川さんをテーマに書くことにしました。。。頑張って執筆しましたが、ブログがこのような文章なので想像がつくと思います。「蒐集は反体制行為」「ヤオロズはアナーキー」「無用神州日本を取り戻す!」と一部抜粋しただけで、勢いで乗り切れ!な感じが滲み出てますが…興味のある方は是非読んでみて下さい。(発売日はまだ不明なので詳細は後日)
文章と言えば、先日「サクマ君」の号で、甲子園はドカベン的であって欲しい旨を書きましたが、この件に関し、いつも五反田の古書展でお世話になっている古書赤いドリルさんが、ご自身のブログで「ドカベンに迫りつつある高校野球」をとても詳しくレポートされてます。私はこの文章を読んで自分がペロっと書いたことを恥じました!ドリルさんほどの野球と水島マンガにたいする造詣と愛が無いのに、この話題に安易に触れてしまったことを!懺悔の代わりにドリルさんのブログをお勧めしま〜す。『赤ドリルの夢は夜ひらく』←面白いですよ!
(…白新高校の不知火で思い出すのはこのエピソード。隻眼という弱点をついた殿馬の死角狙いの投球を、不知火は見事ホームランで仕留める。息子が走塁する姿をフェンス越しに見守るサングラス姿の父…。ホームインした無帽の不知火の両目から光る涙!ななななんと!?お父さんは息子・守に自分の角膜を生体移植したのです!。。。凄まじい親子愛!この過激さがドカベンですね。)

不知火守クンをかいてみました。切れ込みの入った野球帽がカッコイイ!!

土曜日、締め切り前日なのに…森と泉にかこまれたDIC川村美術館に逃避してきましたー!
この日は五木田智央展のオープニングレセプション。実は五木田さんは私の卒業した美術学校の油絵科に在学してたことがあるんです。接点はほぼゼロだけど・・・。

否が応でも記憶に残る。マックス・エルンストの奇妙な作品『入る、出る』(1923年)
シュールシュルシュルル〜っと入ったり出たりのドアに描かれてます。
モデルはあのダリの愛妻ガラ。当時はポール・エリュアールの本妻でエルンストとは愛人関係。
この絵が描かれた6年後にダリと出会ったそうです。シュール界のミューズ・ガラ、恐ろしい子!
(川村美術館のコレクションは常設展示で観れます。)
