今日は西へ・・・。西部古書会館に初の遠征です!東京古書組合は、神田の東京古書会館を中心に、南に五反田・南部古書会館。西に高円寺・西部古書会館と、南と西に支部したがえるトライアングルで成り立っております。いつも私がお世話になっているのは南部古書会館です。先日は、この古本セクトの「南部支部報」という渋い会報誌に寄稿文を書きました。こうなると私も愈々本格的に南部支部細胞となりつつあるな〜とおこがましくも自負しているのであります。
となれば、もう一つの支部、西部古書会館を偵察しなければなるまい!と本日は古書展「杉並書友会」を偵察すべく遠征した次第です。無人島プロダクションが高円寺にあったころは、ここら辺によく来てたので直ぐ分かる思いきや見つからず。スーパーマーケットのバックヤードと勘違いして通り過ぎた場所がそうでした!倉庫か搬入口にしか見えなかった、ゴメン。
南部と同じく、一階ガレージで格安コーナーが設置されているのですが、とても綺麗に整理され陳列してあります。思いっきり道路にはみ出しまくった南部のカオス状態とはまた違った「本ピッチリ」の気持ちいい光景です。整頓された本達ですが、その見栄えとたがって超安い!前から気になっていた戦前の受験雑誌が100円〜150円だったので5冊購入しました〜。ガレージを数段上がったフロアがメイン会場です。こちらも割と整然としてました。10店前後の本屋さんが参加しているようですが、南部みたいな趣味と傾向がはっきりした品揃えではなく、書店本棚ごとの個性は弱い…正直ちょっと淡白で物足りない感じ。っていうか南部が濃過ぎ!古書展全般よりも「これを読んでくれ」という主張ある本棚が好き…だったのかぁと今更気づく。なのでテンション低めでしたが8冊も収穫があったし満足です!(杉並書友会のシルバー率高し。会議机をぐるっと囲んだ老店主たちが、ず〜っと値段を読み上げながら集計してる姿が印象的でした。お客もお爺さん。)
そして、高円寺に来たもう一つの目的は…。7月にキタコレビルにオープンしたChim↑Pomのお店「KANA-ZANMAI」に行くこと。そして貸しっぱなしのマイヘルメットを奪還すること!です。はじめて来店するキタコレビルはメチャクチャな建物でした。「レディガガ様来店」という話題でテレビで見たときはもっとマトモな感じに見えたが…こんな建物が消防法をかいくぐって使用され続けてるんだから大したもんだ。六畳ぐらいしかないKANA-ZANMAIはバラックみたいな店舗と作品が妙に馴染んでた!水野くんがお店番してて色々と商品の説明をしてくれました。ギャラリーでアート作品として価格が付くのとまた違って、グッズの販売も大変そうですね。…ヘルメットは大切に飾られていて、我が家の暗ぼったい部屋に帰るより、よっぽどキタコレに置かれ、皆に見られてる方がキラキラしてて幸せそう…と思い、一瞬躊躇いましたが家に持ち帰ることに。
この後、総武線に乗ったままもう一足のばしたい場所があったのですが本日はパス。どこかっていうと秋葉原の『星雲堂』です。例のイスラム国の「求人広告」が貼り出されていた古書店です。星雲堂のサイトを見ると「SFモノ中心の古書店」でブックレヴューもSF小説を紹介する真面目な感じの良い文章で、どうしてシリアやウイグルと関係したのか、これだけでは想像ができません。中東系のテナントの多いビルということで「お付き合い」で貼ってしまったのでしょうか?ちょっと野次馬半分で覗いてみたかったのですが、すでに本を8冊購入して重たいし「狂狂」ヘル持参なので、これで星雲堂を張ってる公安や警察に職質されたら星雲堂さんに迷惑をかけてしまうのでヤメた。話題の熱りが冷めたら行ってみたいです。しかし取り扱っている本の品揃えでいえば、「連赤」に取り憑かれた偉大なるノマド古書店「赤いドリル」さんの方がよっぽど怪しい(もちろん良い意味で!)学生運動、過激派、労組、ハンセン氏病、部落、山谷、アングラ、公害 etc。ドリルさんのブログによると最近、仕事用の車を手放したとか。火の車になる車も無く…美術もそうですがイデオロギーが反映されたものを売るのは難しいですね。当方はアンチ組織なので「共闘」という訳にはいきませんが…頑張ろう!

