書初めを貴方に

あけましておめでとうございます!! 本年もお引き立ての程よろしくお願いいたしま〜す!
昨年中に下絵を仕上げるという、自らに課したノルマも達成されぬまま誠に不甲斐なく、先日の予告通りこの掘りゴタツに着座したまま新年を迎えました〜トホホ。このような有様で、皆様が心を込めて送って下さった年賀状のお返しができない、ということを先にお詫びしておきます。すみません…。
その代わりといっては何ですが、今年は小学時代より久しく持たなかった書道の筆をとり、読者皆様の今年一年のご多幸を祈念して書初めをしてみました。ちょうど手元に昭和13年発行「小學書方手本」という良いお手本があるので、この中から新年を言祝ぐのに相応しい語句をいくつか抜粋し、ヘタクソながら墨跡を残そうとおもいまーす。

神霊
『歴代神靈加護』
ありとあらゆる神々、祖先の霊に感謝をささげつつ迎える清々しい正月の朝にピッタリ!

工場
『都會工場黒煙』
産業革命以降、工業化を象徴し都会の空を焦がし続ける煤煙は未来の繁栄を約束する!

原始林
『原始林神秘境』
人智をはるか凌駕する神秘の原始林。その仄暗い緑の迷宮に足を踏み入れ、自らの卑小さを確かめてみようか?

手本
「小學書方手本」南部古書会館で一冊200円で入手した手本帖。昭和13年という時節に適う戦闘的ポエムも混在してます。