ブレの命日

昨日2月4日はフランス革命期の建築家、エティエンヌ.ルイ.ブレの命日でした。摩訶不思議な完成予想図で有名な「幻視の建築家」御三家・ブレ、ルドゥ、ルクーの中でも、ひときわスケールが大きく静謐な雰囲気のあるブレの建築(の絵)が好きです。暗い色調で厳格に描かれた建物を見てると、巨大な空間に自分が一人ポツンと佇み、遠い天井を仰いでるような気分になれます。
ブレの「ニュートン記念堂」の冷徹な眼差しが、昨年秋からディスリンピック制作を監視し続けていますが、遅々としてはかどらない様子に呆れかえっている。…私にはそのような顔に見えます。

【見張り番】
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座席から向かって正面のフスマに貼られたニュートン記念堂コピーには「絵がゴチャゴチャに煩くなる失敗を繰り返してはいけない」という自戒の念が込められている。が、しかしその絵の確認ができぬほど机上がゴチャゴチャだ!

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薄眼を開けて諦観しているようにも見える虚ろな表情…
(登山家は山に登らずに山を想像すれば良い)建築家はこのように美しい完成予想図を描いてくれるだけで私は満足だ。