あやしい雲行

一昨日のお昼。あまりの暑さに台所で麺を茹でることすら苦痛になり、乾麺派の私も不本意ながら手抜きをしてカップうどんを食べることに。〈そして夜〉世田谷区を襲った激しい雷雨に大興奮。室内からの雷光見物と撮影に夢中になり、閉め忘れた窓から吹き込む雨に気づかず。〈その処理〉階段の踊り場が水浸しになり、雑巾で吸い取った雨水はどん兵衛の空き容器に一杯ぶん採取された。〈そのあとも〉ただいま製作中の漫画執筆は続行される。しかしそれもあやしい雲行だ。

(未完成原稿:右から左)
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隔離島で暮らしたいと提案する日出鶴丸に
「それは無理よ」「あの島、健常者は住めないの…」と月光が告げると
「なんだ、そんなこと簡単だよ」と谷崎潤一郎『春琴抄』の文庫本を差し出す日出鶴丸…

この変態小説が示唆するものは何か?月光同様、察しの良い読者諸君ならお解りであろう。

(同族の闘争)
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版画と漫画の道具がせめぎ合う我が作業机