真夏の昼の夢

ヨガもキャンプもしない私だが、作業室の板の間にヨガマットとテント用携帯マットを敷き、夏場はこのペラペラマット二枚の上で昼寝をしている。するとそこで私はこんな夢を見た。
兵庫県在住の友人宅に遊びに行ったら、猫が歩いているはずの廊下に巨大なトカゲの番いが普通にくつろいでいた。この恐ろしい原始爬虫類は私と同じくらいの身長で、メスはコモドドラゴンに似ていて、オスの方は皿を二枚合わせたように丸くペタンコな変な顔をしている。せっかくの機会なのでそっと観察してみようかと距離を保って見ていたら、オスが急に近くにやってきて私の右手をパクッ!「うわっ痛い!はなして〜」と腕を振っても、歯が無いのに噛む力がとても強く、いつまでたっても手首から下はトカゲの口の中だ…どうしようと困ってるうちに目が覚めた。
で…私の本当の右手はというと、床板と重い胴体の間に挟まれて痺れていたのだった。このように現実世界の外的要因が夢のお話を作り出すことは多分に起こりうることである。

(小さい爬虫類の友)
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ミニヤモリとY字郎くん