蟹の夢

2日続けて蟹の夢を見た。

【第一夜】長崎県のとある住宅街にその私設水族館はあった。鉄筋コンクリートの四角い建物の外階段を登って二階の展示室に入ると、そこにはガラスの水槽の代わりに古い屋内釣り堀があった。コンクリートのプールには鮒や鯉などの魚の姿はなく、人工的な造形をした多角形のカブトガニが一匹だけキラキラと寂しく水底に沈んでいるのであった。(展示物はこれだけだった)

【第二夜】だだっ広い倉庫のような部屋の真ん中に50×50cm大の金網製の二段重ねの棚が置かれている。これは私が飼っている二匹のカニの寝床で、上段には少しだけ湿気を好むカニ、下段にはジトジトした環境を好む水っぽいカニが寝ている。ジョウロで水をかけると上のカニが少し濡れて、下のカニはぐっしょり濡れて寝床が水浸しになってちょうど良いのだ。

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