カテゴリー別アーカイブ: 出来事

麗らかな昨日

かねてから友人と計画していた古墳巡りを予定通り昨日決行。古墳といっても有名な巨大古墳ではなく、歩いていける近所のミニ古墳群で、かざまランドから徒歩30分(2.5Km)の等々力渓谷の横穴群を見物し、それから野毛大塚古墳をぶらぶらしながら眺めるだけの遺跡見物です。1号2号横穴跡の上に建つマンションを見て「古代豪族の墓の上にマンション建てていいのかね?」などとノンキな会話をしたり、野毛大塚古墳で解放的に遊びまくる児童の様子を見て「こんな平和が続くといいね」とコロナ禍後の世界を案じながら平和を祈念。
しかしこの麗らかな一日は小池都知事の緊急会見で中断され、オリンピック延期が確実になるまで(やっぱり!)操作されてた感染者数に穏やかな気分は侵害された。楽しい酒は憤りの酒に変わり朝まで飲酒。少し寝てから(集団心理に逆らえないようで悔しいけど)友人と一緒にスーパーの開店を狙って買い物に行くと、店内は芋の子を洗うような大混雑大混乱が発生!同じ売り場で「ワインは赤がいい?白がいい?」とのんびり酒選びをしてた昨日が懐かしい。

(トーチカじゃないよ)
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これは等々力渓谷3号横穴だよ

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穴を覗くと、遺体が安置されてた室があるよ

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案内板には埋葬された古代の有力者ファミリーの姿が…(かわいそう)

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野毛大塚古墳(ホタテ形前方後円墳)の周囲を激しく走り回る児童たち

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丘頂上(後円)から台形広場(前方)を眺望。
突出した方形は墓の一部だが、児童たちにとっては自転車を乗回すのに好適な広場にすぎない。

廻し合羽も三年がらす

大型観光バス車内で、氷川きよしデビュー曲『箱根八里の半次郎』を歌って同乗の客から「お前うまいじゃねェか」と褒められる夢を見た。
だが(覚醒時)実際の歌唱は、歌い出し〈まわ〜し合~羽も~三年が〜ら〜す〜〉の初っ端から音程がふらふらと不安定になり夢で褒められたように上手くはいかないのだ。その原因は半次郎と同じく渡世人の心情を歌った股旅演歌『流転』にメロディが似ているけど微妙に違うせいで、先にインプットされた『流転』が後からやってきた半次郎の浸入を阻んでいるのだ。〈おと〜こ い~のち~を~三筋の〜い〜と〜に〜〉キミも脳内で歌ってごらん。ほら (なんとなく) 似ているでしょう?

(流転)
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蟹の夢

2日続けて蟹の夢を見た。

【第一夜】長崎県のとある住宅街にその私設水族館はあった。鉄筋コンクリートの四角い建物の外階段を登って二階の展示室に入ると、そこにはガラスの水槽の代わりに古い屋内釣り堀があった。コンクリートのプールには鮒や鯉などの魚の姿はなく、人工的な造形をした多角形のカブトガニが一匹だけキラキラと寂しく水底に沈んでいるのであった。(展示物はこれだけだった)

【第二夜】だだっ広い倉庫のような部屋の真ん中に50×50cm大の金網製の二段重ねの棚が置かれている。これは私が飼っている二匹のカニの寝床で、上段には少しだけ湿気を好むカニ、下段にはジトジトした環境を好む水っぽいカニが寝ている。ジョウロで水をかけると上のカニが少し濡れて、下のカニはぐっしょり濡れて寝床が水浸しになってちょうど良いのだ。

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歓喜の歌を聞かせて

先程ニュースで〈16日朝8時からドイツも国境封鎖〉との速報が…まさに私が入国する日だった16日に国境封鎖とはビックリ!COVID-19という見えない悪魔と、如何ともしがたい世界情勢に阻まれたドイツ旅程よ。昨日は搭乗予定だったポーランド航空から全便欠航の通達が届き「行くか止めるか?」と葛藤したところで結局は渡航が不可能だったことを知る。満を持して決意したドイツ渡航がこのようなことになり正直ガッカリだけど、入国予定日と国境封鎖が同日になったことに奇妙な感慨を覚える。きっとドイツと私には何か深い因縁があるに違いない(と思いたい)。
EU(欧州連合)が1995年3月26日にシェンゲン圏を誕生させ、国境の検問を廃止し、自由移動の理念を貫き通して25年。その四半世紀の節目の記念日まであと10日というタイミングでEUのリーダー的存在であるドイツの国境が閉ざされるとは、何という因果だろうか?

今年はEUのテーマソング『歓喜の歌』の作者ベートーベンの生誕250周年である。さらにベートーベンの命日は3月26日で奇しくもシェンゲン圏誕生の記念日と同日!今こそ「心を分かち合う魂があると言える者は歓呼せよ!できぬものは泣く泣くこの輪から立ち去るがいい!」の歌詞の元に結束した欧州連合の知恵を世界中に知らしめて欲しい。たとえウイルスで門戸を閉めざるをえない日が来ようとも、歓喜の歌声とともに再び開門される日がそう遠くないことを私は祈る。そのとき私はワルシャワ経由でミュンヘン空港に降り立つ予定だ!

(ドイツ旅のしおり)
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(本日の私は)
LOT旅客機に搭乗しワルシャワで乗継ぎミュンヘン空港に18:55着陸予定。
(明日の私は)
朝早くから『ミュンヘンNAZI建築巡り』。1.ナチ党行政棟からスタートし、その途中〈国家社会主義資料館〉を見学。4.フューラーバウ(総統館)で17日の視察は終了〜の予定でした。

六輪と三角ネジ

無観客か?延期か?中止か?と五輪開催に暗雲が立ち込めている。私も同様に中止か?決行か?と逡巡してた来週予定のドイツ渡航をついに断念することに決めた。悩みに悩んだ末の苦渋の選択を、この選択が正しかったかのかどうか再検討…毎日何度もこねくり回してるうちに、私の心身はすっかり弱ってしまった!
一昨日やっとWHOの人が「パンデミックと表現できる」とぼんやりした発表をしたので「まあパンデミックならしょうがないか〜」とぼんやりと心の整理をすることにした。このようなコロナ禍で(ディスリンピック主催者の私には無関係だけど)五輪とそれに付随する機運醸成事業に関わっている方々もご心労のことと思う。あなたにも私にも息抜きが必要だ。

(憩いのかざまランド)
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おもちゃコーナーから五輪ではなく六輪をご紹介

(1939年ポーランド侵攻)
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これはSd.Kfz.231というドイツの六輪装甲車
プラスチック台から外そうとしたが、欧米普及の三角ネジに適合するドライバーが無かったので、ライターで火炙りしてプラスチックを溶かしむしり取る作戦に(失敗)。
(意図せず)悪路走行中に車輪がバウンドした一瞬を捉えたような情景に!

(諦めの痕跡)
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焼けるプラスチックの発する有害そうな臭気に負けて断念…
昨年ポーランドで三角ドライバーを購入すればよかった。ドイツで購入するチャンスに期待!

ヴィルベルヴィントはつむじ風

沖縄県離島の滑走路を所有する。…そんな途方もない夢を与えてくれるヤフーオークションから、昨日またお勧め商品のお便りが届いた(何だろう?楽しみ!)。ワクワクしてメールを開くと今回はトラクター/コンバイン/耕運機/田植機など総数70台に及ぶ農業機械だった(なぜこれを私に勧める?)。
言うまでもなく稲作農家ではない私には全く無用の代物であるが、こうやって改めてトラクターや、コンバイン等の車両をじっくり眺めると、小さな車体に不釣り合いな巨大車輪を持つものや、半装軌車で後部にキャタピラを持つものもありなかなか魅力的である。(要らないけど)

これらの車両を沖縄離島の滑走路に集合させ、格好良くヘンテコなカバーで装甲し即製装甲車ショーを開催したらさぞかし愉快だろう!抜けるような青空の下、意味もなく直線道路を往復する装甲農業機械に私は沿道から声援を送りたい。(むろん軍事転用ではない。我々はベルサイユ条約を遵守する)

【狙い目】
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♪耕うん機

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(君はどれがいい?)
私はオニギリ型の無限軌道がいい。

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ダダ的で素敵な「自走式粉砕機」もいいね!

ご来場ありがとうございました

昨日8日をもちまして、無事に『セメントセメタリー』展が終了いたしました。思えばオープニング当初は「北京市で宴会禁止令発布」との報道を聞いても、ウイルス感染拡大の騒擾はまだ海の向こうのお話しのような楽観ムードでしたが、会期中あれよあれよと日本はウイルス汚染当事国となり、不気味な非生物が席巻する動乱の世の中に変わってしまいました。
このような不穏な時局にあっても美術鑑賞を諦めずご来場くださった皆様に、心より感謝申し上げます!本当にありがとうございました!不安要素しか見当たらない世相ですが、恐ろしい中にも滑稽さを探して制作及び発表を続けるつもりで~す。(美術は変だったり面白かったり怖いものが良い)

(皆様ありがとう)
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展評:毎日新聞
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展評:読売新聞
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無人島に来られなかった貴方は、新聞の展評を読んで展覧会を観たつもりになろう.
(セメント展は芸術新潮展覧会レビュー、共同通信社配信記事でも紹介される予定)

黄色信号

各種報道の見出しに踊る延期・休止・中止の文字がウイルス伝染禍の風雲急を告げる。マグロが泳ぎを止めた時すなわち死であることと同様に、この世界はスケジュールを忠実に遂行し前進することで回っている。予め、と言いつつも絶えず信頼を置いていた「予定」の歯車が狂うという想定外かつ巨大な不安に我々は耐えられるだろうか?(さあ大変!)

個人主義を標榜し、将来は雑草を食みながら(経済活動に貢献せず)生活したいと願っている私でさえも、この混乱と無関係でいられず、来月のドイツ渡航への不安は日を追うごとに募るばかりだ。今は消極的検査で感染者発見が抑えられているが、正確な数字が出たらあっという間に全世界で一二を争う感染大国に躍り出るだろう。行けるのか行けないのか?このモヤモヤを解消するために、(ダメならダメと)諸外国のみなさんは入国制限をキッパリと日本に通達していただきたい。

〈夢のドイッチュラント首都ベルリン〉
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(窓黒読者諸君ご存知の)マックス・シュティルナーの墓がベルリンにあるという。
蚊に刺されて孤独死した個人主義先輩のお墓参りをぜひとも実現したいものだ。
(場所は中央付箋↑)

山羊のように

「MoMAにコレクションされて、これから君は何を目標にしていくのかい?」と友人から質問されたけど、今まで目標など持ったことがなく具体的に何をどうしたいという事も殊更ないので、「今までどおり(精一杯)やることをやるだけだネ」と答えて「そりゃそうだよね」と友人の同意を得た。
(目標はないけど)将来どうしたいか?程度のことなら「無為に過ごしたい」という思いがある。それはグータラで有名な辻潤や尾形亀之助などの諸先輩のように、社会貢献に背を向けた暮らしがしたい願望で、締切や期日と無縁な『魔の山』のサナトリウム住人のように「ここでの時間の最小単位は1ヶ月ですぞ」と言ってみたい。どっかの海や川で石を拾って、たまにそれをヤフオクで売り(現金収入)、普段は沖縄のヤギみたいに草をモグモグ食みながら終日過ごしたい。

(あなたにオススメのオークション)
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ワタリガニ、ギターアンプ、エロビデオなど要らないものばかり勧めてくるヤフオクが、最近やたらと不動産の入札を勧めてくる。先日メールで送信されてきた〈あなたにイチオシの物件〉は沖縄県伊江島の飛行場(滑走路)だった。(あなたは滑走路が欲しいか?わたしは要らない)

新しい自戒

本日、大して目出度くない48回目の誕生日を迎え、これを機にかざまランドにおける戒律を一つ増やすことにした。それは〈卵パックを購入しない〉という新ルールで、2年程前から続けている牛乳パック不買と同様に、この立法には畜産現場への嫌悪が根底にある。
まだ羽毛が濡れている生まれたての大量のオスヒヨコが、卵の殻と一緒に汚いカゴに廃棄されてる気持ちの悪い写真を先日うっかり見てしまい、スーパーで陳列されてる卵パックを見るたび、この採卵場残虐写真が自動的に脳裏に浮かぶようになってしまった。もう買うのは無理だと思う。フランスでは今まで不用なオスヒヨコはシュレッダーで切断処理してたが、残酷だという理由で殺処分方法がガス室送りに限定されたらしい。日本ではゴミ箱に投棄し窒息・圧死させる雑な殺害方法がとられているというが、どっちにしろ人間のすることは恐ろしい!
と、このように卵は買わないと決めたものの、私はホットケーキもオムレツも卵焼きも好きだから本当に困った。なので、この戒律はランド内のみ執行。ランド外でなら天津飯食べてもオーケーという法に改正(牛乳もこれに準ずる)。頑ななマイルールを外で披露し、面倒くさい変人と思われるのは本意ではないのでこの程度で丁度よかろう。(皆様の前では柔軟性のある人間を装う)

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ピヨピヨピヨ!かわいいピヨコとウナギたち!
愛らしい歓喜の歌声は断末魔の悲鳴と変わるのに!

(私から私へ。お誕生日おめでとう!)
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48歳。自分へのプレゼントは『大木伸夫全曲集(CD)』
今年こそ名曲〈涙の酒〉を上手に歌えるように(夜の暗さをはしご酒)