外出癖がついたのを弾みに、昨日は川崎の岡本太郎美術館に「太郎賞」の展示を観に行きました。
「俺以外は無」と言ってもあまりにも周囲を見てないので、とりあえずコレぐらいは観覧しておかないと…。今年は映像作品が激減し(ほぼゼロ)平面とインスタレーションが主でした。個人的には近年の太郎賞のなかでは見応えがあったかな?と思います。しかし、和テイストのデコラティブ傾向は根強いな〜。私は95年生まれの吾妻吟さんの「圭介」という作品が一番気になりました。架空の地域を取材したフィールドワーク小説の断片を、研究発表のようなかたちで展示してます。それらは現実とアナザーワールドの境界を滲ませる巧妙さで、この人は頭がいいな、と感心しました。不思議な異界を紡ぎ出しつつ、歴史の灰色部分も内包しているような批判性も覗かせる。
…常設展は冒頭から「アプストラクシオン・クレアシオン」会員のシルクスクリーン作品が勢揃い!おお、この静謐さに比べなんと太郎賞の騒々しいことよ!…ドゥースブルフにモンドリアン、クプカにドメラ。そしてモホリ=ナジ。超超フラットなコンポジションのリズムにテンポ!タブローだったらもっと良かったが「どれでもいいから一枚欲し〜の。」という願望は叶いそうもないので得意の贋作(リプロダクト笑)でも作るか?
帰りは電車賃を倹約して二子玉川から徒歩で帰宅。ニコタマダム御用達のお店等をヒヤカしてつつです。玉川高島屋の離れ小島『ガーデンアイランド』なるショッピングセンターに初めて上陸しました!この島には「カフェ、犬、植物、プチブル」が主に生息しております。ドッグランや屋上庭園が売りですが、夕方だったため楽しむ家族連れの姿はみえず、傾斜地に複雑に建てられた薄暗い店内から脱出するのに大変苦労しました。階段の踊り場には売れ残った覇気のない観葉植物と犬のトイレ。たぶん私は非常階段を降りたのだろう…。「都内随一」という園芸店はニコタマ価格で高め。桜新町の庶民派『ユー花園』の有難さがわかりましたが、だがここで二つ解ったことがあります。それは私のチランジアが購入時から死んでたということと、闖入植物、蔓★延太郎の正式名称が「オカメヅタ」であるということ。オカメヅタか、ぱっとしない名前だな〜。最近の延太郎は磨りガラス越しの日光で弱り気味です。自ら侵入した自己責任だ頑張れ!

このクールなモダン建築は「乙卯研究所」という薬物研究所。
玉川高島屋本店とガーデンアイランドの中間地点ぐらいにあります。
昔から好きな建物でしたが改めて調べたところ「坂倉準三建築研究所」が昭和40年に手掛けた建築だそうです。そういえばル・コルビュジェ先生っぽい?

このドゥースブルフの絵のシルクスクリーン版が展示されてた。四角い!そして対角線。

「モンドリアン」と代表させておきながら表紙はドゥースブルフの作品。
「対角線なんて許さねー!」と垂直水平 vs 対角線の内ゲバ再燃するといけないので垂直水平に見えるように置いてみた。
