ノーガード戦法

東海村原発を見学する1年前の2001年には、新潟県にある柏崎刈羽原発を見物した。ここではPRセンターの見学だけだったが、 (期待を裏切らない原子力関連施設の) 面白シーンに遭遇!コンパニオン嬢の案内で館内をまわる一団を少し離れたところから観察してると、一人の男性客がコンパニオン嬢に「原発で東海村JCOのような臨界事故が発生する恐れはないのか?」と質問をした。茶髪頭に制服の帽子を阿弥陀に被った元ヤンっぽいコンパニオン嬢の答えはこうだった「あ〜えーっと、あの事故はたまたま起きただけで、ここは大丈夫でぇす」…。質問者の顔には「この娘に何を訊いても無駄だ」という失望がありありと浮かび、それ以上つこっむことはなかった。おお!なんというノーガード戦法!両腕をダラリと下げ、無知と無恥を武器にした狂気の作戦に私は舌を巻いた。

(柏崎刈羽原発みやげ:ジグソーパズル)
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ビニ-ル袋にバラバラ状態で入ったままのピース。このパズルをいつ完成させるか?
プルト君ボールペンは[ここぞ]という場面で使用したい。