誰がぴったり嵌めたのか(石の意思で)
眼鏡屋も時にはヤ次馬に(視界良好)
雨宿り専用近代建築(外灯つき)
引き剝された家屋痕(悲鳴と涕泣)
人の道逸脱防止(ローリングストーン)
(残像)こんなキノコが昔はあった
遮蔽と透視(のちに馴染む山岳風景)
途中で何か思い出した(コンポジション)
ながら歩行の常態化(足元埋没注意)
な~るほど(その話もっと詳しく教えてくれ)
問. 理入と行入どちらが先か?(まずは骨を整えよ)
超文明仮囲い(束の間のピラミッド)
石垣 (あなたの背後には空がある)
漂着物一軍(双生児伝説)
漂着物二軍(ネバーランド)
やっと逢えたね (あ、人違いでした)
過剰な網目に呪詛と海水(おそらく浮かない浮き)
灰色の親知らずたち(来世はかわいい乳歯)
松風の公園(いつも誰かを待っている)
(虚構)アッサンブラージュの始まり
以上は私が赤瀬川さんの写真を見て勝手に書いた大喜利的現代詩全20編で、目に余る( )多用は「国語の先生に添削されそう」と評判だ。
この変な短文がどんな素敵写真に添えられてるか、興味のある皆様はスカイピラミデに行って確認しよう!