五反田遊古会

金子文子の獄中記が縁で知り合った「古書 赤いドリル」さん。その赤いドリルさんが出品している古書展(五反田遊古会)に行ってきました〜。場所は五反田駅から徒歩5分くらいにある南部古書会館。のっけから200円本の塊が!いい感じです…..。小走りでやって来たオジさんが「サプライズッ!サプライズッ!」と大声発しながら本を手に取ってます。私もそんな気分だよ!……安い。そしてツボにはまる本がいっぱい!これは危ない。
神田の古書市は数が膨大すぎて気分が散漫になるが、ここは趣味性をしぼった品揃えで集中力が増します。危惧したとおり8冊も買ってしまいました。….仮面の公僕よ、第二貧乏物語よ、せめて本箱の肥やしとならず芸の肥やしとなっておくれ!
それにしても、このように独自の傾向の品揃えで頑張っている本屋さんが健在なのはとても頼もしいです!電子書籍やら自炊(ズタズタにするなんて残酷すぎる〜)やら場所を取らない本が幅を利かせつつあるが、この汚くて臭くて邪魔になる感じは古本ならではの良さです!古本がんばれ〜。
(次回開催は12月20日、21日「五反田古書展」です。是非!)