日別アーカイブ: 2014年5月24日

鍋の乱5・29

桜新町駅前の「すき家」が「リニューアルに伴い一時閉店」してから一ヶ月以上たつ。4月の半ば、ある日突然閉店したままになって、その時に店の入り口に張り出さてれた紙には『本日の営業は終了しました。次回のお越しをお待ちしております。』と書いてありました。この張り紙を見ても一体何が起きたのかさっぱり分かりませんでした。このお店は普段24時間営業だし、フランチャイズで滞り無く食材がとどくのだから「今日の営業」が終わるときなんてありえません。

そして10日後ぐらい経ってから、また入り口をみると例の張り紙は『バイト募集中!!一緒に日本1のすき家を作りましょう。』という紙に張り替えられてた!日の丸のイラスト付き(笑)なんだこれ?….この閉店はリニューアルが目的で前向きなんですよー!というポジティブなムードを全面に押し出したイケイケ感がかえって怪しい。この段階でやっとリニューアルの本当の理由が薄々わかってきました。
ネットで検索したら、同時多発的にバイトの大量辞職(反乱!)によって「リニューアル閉店」を余儀なくされているすき家が全国にいくつもあるらしい。ゼンショー側は実情を明確にしないものの180店ものすき家がパワーアップに備えて閉店中!「店舗総数が多いから閉店が目につくのだろう。」と社長は説明してるが、この行き当たりばったりの張り紙は、最悪の現場の対応に困り果てた中間管理職の社員が苦肉の策で書いたとしか思えん。社長は原因をうやむやにしたまま、各店舗の店長クラスの社員がこの「人員不足」の解消と再開店を任されているのだから大変。中間管理職地獄!

「ワンオペ」ワンオペレーションと呼ばれる、一人で店を仕切らなければならないバイト一名だけのシフト時間帯があること(だから強盗に狙われる)、それだけで大変なのに現場を無視して手間のかかる新メニュー「牛すき鍋定食」を導入したこと、消費税増税で他店が値上げをするなか、すき家だけが「ビジネスチャンス」とばかりに値段を据え置いたこと….引き金になる要因はたくさんあった訳で・・・。
以前、大戸屋で夕飯をすまそうと入店したら「すみません…今日はバイトが少ないのでお待たせしてしまうのですが…。」と店員に言われ、シブシブ引き返したことがあります。もう今日は来ないで下さい!勘弁して下さい!という蒼ざめた顔色を見て入店するわけにも行かず….(でもその時は「え〜、そっちの都合でしょ知らないよー。」と不満に思いましたが。)バイトが里帰りしていない正月とかにファミレスを一人で切り盛りする社員がいたり(たぶん店長)。「バイト」はフランチャイズの外食産業にとって「血液」のようなものです。たかがバイト、されどバイト。
いまの日本で「労働組合」など起ち上げて、雇用主にたてつく若者などいないだろう、と甘く見て高を括ってたのかもしれません。ネットの力おそるべし!プロレタリア文学のようなヒロイズムは存在しなくとも、現場の怒りは面倒な組織作りなど一足飛びにこえて実行されたということです。

で…。フェイスブックや掲示板で5月29日に全国一斉「すき家スト決行!」の情報が流れてますが、決行されるでしょうか?やるなら徹底的に貫徹せよ!!わ〜い。

「同志はどこにでもいる!5・29は遂にきた!進め!プロレタリアの若者!」ゴー・ストップ!

sukiya3
「バイト募集中!!一緒に日本1のすき家を作りましょう。」空元気いっぱいの張り紙。
「お客様各位 設備点検のため一時クローズいたします。…すき家 店長」閉店じゃないよ。
sukiya4
工事している様子はまったくありません。予定は未定。
sukiya2
『あなただけが働く時間帯があります、ワンオペ。』だったらヤダな…。
このポスター啓示後、また時給アッーープ!いっきにプラス100円も!焦ってる〜
「ここブラックでしょ、ブラックだよね。」と笑って立ち去る日体大生たち。皆その認識です。
sukiya1
ここは駅の出口のすぐ横で、本当に立地がいいんです。
でも前に入ってた回転寿し屋もすぐに閉店したし、なんか「気」が悪いのだろうか。
呑川の源流が多分この下あたりだから水神様の祟りとか?な〜んて邪推しすぎ。