「マイハウスゲーム」いつどこで入手したのかサッパリ思い出せない代物。そして一度もコレで遊んだことはないのですが、今いちど改めてボードの文面、解説書を読んでみて、高度成長期の模範的消費者像が投影された無邪気すぎる内容に失笑!
持ち家と自家用車そして栄誉。この成功を象徴する三点を獲得するためのボード上にはゴールが無い。12月(百科事典を買う)で年を越し1月(初もうでに行く)がまた来る。消費と所有の歳時記のループは無限に続き、脱出は不可能と思われる。
この所有欲の間断なくつづく無間地獄からいかに足抜けするか?目的、目標を持つという合理的美徳に背き、経済社会に貢献しないハイクラスな所有者(非合理感覚の獲得者)に成り上がり、悪い消費者になるしかないな!まずは身辺の簡素化をすすめなければならない(できるかな?)

財産と栄誉の獲得に駆られる12ヶ月。
振った賽の目の数で進行し、止まったコマに書かれた財物とコインが獲得できる。そして既に家/土地/車の所有があれば、相手から(架橋の無い対岸の隣家)分捕ることができ、さらに略奪された者は定価よりコイン10枚を上乗せしなければ奪還できない。この世知辛い争奪戦の終焉は「両家に家と車が揃った時点」というアッケなさ…(いくらマイハウス獲得できても穏便な近所付合いは望めそうにない)

精力的な消費活動の一部を拡大
〈7月〉マイカーを買うことができる/株を売る/ハワイへ海水浴に行く
〈8月〉人命救助をする/クロンボ大会に優勝!/モーターボートを買う
〈9月〉マイハウスを買うことができる/愛犬がドックショーで優勝/台風で被害をうける
