日別アーカイブ: 2021年11月29日

出張みやげ(2)

10月の金沢&富山出張で立寄った〈魚津水族館〉は、大正2年開館で日本最古の水族館だそうです。建物自体は幾度か建替えられ今の建物は昭和56年竣工のいわゆる昭和レトロな懐かしい感じの観光施設です。屋外には冷遇されてるチョウザメたちのプールがあり、館内は富山の河川を模した日本淡水魚コーナーから高級魚の大水槽、毒のある危険生物コーナー、ボ〜っとしたアザラシ君など見所が盛りだくさん!(見落としたけどペンギンもいる)。
特に心を奪われたのは日淡の展示で、そこにはむかし私が、一週間かけてキャッチ&リリースしたウキゴリ幼魚の成長した姿がありました。「(別の個体だけど)捨てたあの子がこんな立派なハゼに…」と番場の忠太郎のおっかさんのような気持ちに…。私個人としてはホトケドジョウとカマツカもいたら完璧な水槽に時が経つのも忘れて見入ってしまった、がしかし、これは失敗だった!水族館の外に〈真珠コーナー〉というパラダイスが存在することを知らずに、可愛いハゼにうつつを抜かし時間配分を誤ったことを大後悔。〈真珠コーナー〉とは長年の死蔵土産を処分せず、大量に堆積された宝物(ファンシーグッズ)を販売してる奇跡の土産店で、店内に足を踏み入れた途端「おぉ」と息を呑みましたが、バスの時間が迫っており5分ぐらいしか滞在できず、無念としか言いようがありません。夢の宝石箱のある魚津にまた行きたいです。

(かわいい真珠コーナー土産)
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全長3センチのミニハゼ幼魚をスマホに付けてみたよ。だけど「どこかに引っ掛けて落ちて紛失」というハゼ行方不明の悲しい末路が見えたので、そうなる前にすぐに外したよ。

(真珠コーナーの袋)
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魚貝類の絵が美しいピンクと水色の袋と専用シール。
ファンシーな星砂と巻貝の封入された透明イルカのキーホルダーは、時間が止まった真珠コーナーの奇跡を象徴している。

〈対髑髏〉
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ようこそ魚津水族館へ!(魚の骨を見てみよう)
こんな涼しげな従業員さんにも会えるよ。