日別アーカイブ: 2018年7月6日

明日発売(かも?)

棟方志功『板極道』にちなんで、かつて私のことを「女・版極道」と呼称した人がいた。板画の道を極めた先人に対し畏れ多く、私の場合はアウトローの意味合いが濃い。そして最近発行された府中市美術館公開制作(昨年2月終了)のパンフレットには、「風間サチコは現代のサムライ、いやニンジャか」と新しい説が書かれている。武士か忍者かと問われれば、もちろん忍者がいいが、残念ながら私は風魔党の末裔ではなく、忍者の血は流れていないのだった。
〈宣伝〉
おそらく明日発売の『美術手帖8月号』には16ページにわたり私のインタビュー記事が掲載されている。もちろん私は預言者ではないので、大半は昔のことをしゃべっている。未来に関しては「不発弾になる」と自分が超文明の遺物か不発弾のような存在になりたいと力強く宣言しているが、これは中村宏先生とのちょっとイイ話で…。この詳細を知りたい人は、購読するか図書館での閲覧をお勧めする!

(たゆまぬぼくらの報告書)
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「1月22日(日)彫りは予想以上に時間がかかり、完了しなかった…」
このように学芸員・武居氏の記した観察日誌(観察対象の私は日誌の存在を知らなかった!)によって、公開制作室内での私の行動が細かく報告されている。

《《ディスリンピア埼玉展は8日までです。お見逃しのなきよう!》》